32.何でこんな美味しい題材で、こんな退屈な作品になるかなあ・・・。導入部がだらだら長すぎるのと、肝心の災害発生の描写に想像力が欠如しているのと(地震でも火災でもない「沈没」ならではという要素がない)、ペース配分を誤っている(災害発生後も何となくのんきな会議なんかが続いている)のが敗因でしょう。神経質に叫びまくる小林桂樹というのも、どうにも違和感。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-08-21 00:45:45) |
31.初めてコレがテレビ放映された時は私は夜のテレビを見せてもらえなくて、ラジオで音声だけを受信して聞いていました。恐くて相当ガクブルしたのを覚えています。後日ビデオで観て、やはりガクブルしました。 面白いことは面白いのですが、やはり身近な恐怖だけに怖いですね… ずっとタイトルを「東京沈没」だと思ってました。 【えむぁっ。】さん [地上波(邦画)] 7点(2006-07-08 02:59:22) |
30.私としてはTVドラマ版の方が強く印象に残ってます。ドラマでは一話毎、各地に各様の天変地異が起こり、日本全体が壊滅していく様子をじっくりと描いてました。映画ではもちろんそんな悠長なことは出来ないので、日本は一斉に災害列島と化す。しかし、TV版と比べても映画ならではの「大作感」は希薄。例によってマクロな「政治」や「科学」もほとんど描かれず、フィクサーみたいな爺さんが悲壮な日本人論を展開したかと思えば、いしだあゆみ演じる訳の判らない根暗女が物語にしゃしゃり出てきたりする(ヒロインもTV版の由美かおるの方が良かった)。悲惨な話なので仕方ないのかもしれませんが、パニック映画としての盛り上がりにも欠ける。ということで、本作には子供時分から余り良い印象はありません、4点献上。 【sayzin】さん [映画館(邦画)] 4点(2006-06-28 00:00:53) |
29.リメイク版の予習に見ました。結構昔なのにSFXとか頑張ってるなぁという印象が 却って新鮮。冒頭の深海探索と大地震のパニックシーンが一番ドキドキしました。 「エヴァ」や「トップ」のガイナックスファンにも別の意味で盛り上がる要素 たっぷりです。今の映画は綺麗だけど退屈というイメージがあるので、しばらくは 昔の邦画をもっと見ようかなと思いました。(この映画の樋口さんのリメイクには 期待してます)丹波さんの首相は人間味溢れてて良かったです。あのウルウル場面 には私もウルウルしました。あと、日本人の観客はこんな状況になったら自分は どうするかな~と無意識にでも考えるかな?と思いました。(あっさり飛び出す人、 愛する母国と心中する人、色々でしょうね) 【ひろほりとも】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-05 13:26:54) |
28.え? 淡々とストーリーが進みますねぇ。 意外。 なんだか最後は、だらだらだら~っと収束してしまった感じだし。 当時は結構なブームだった記憶がありますけど、実は観たことなかったんですよ。 これが初見。 いや、もっと大パニックシーンを見せてくれるのかと思ったけど、国外避難の大変さだとか、民族の問題だとか、そういう話が多かったですね。 まあ、特撮はあんなもんでしょう。 今にもウルトラマンが出てきそうでしたけど(笑)、まあ、許せます。 最初、探査潜水艦が海底陥没を発見するシーンなんか、なかなかいい映像ですしね^^ 丹波哲郎総理は結構名言を吐くし、D-1部隊の活躍もまずまずなんだけど、藤岡弘のストーリーは、もうちょっとなんとかなったんではないでしょうか? 民族受け入れをシブっていた諸外国が、いざ沈没が始まった途端受け入れを始めたのは、なんか嬉しかったなぁ。。。 あ。小松左京本人がちょい役で出てますね^^ まあ、よかよか^^ 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-29 23:02:27) |
27.タイトル的に「新幹線大爆破」みたいなかと思ったら実際沈んでておもしろかった。日本列島だけが沈没なんてありえるのかとか思うが、シュミレーション的になってて考えさせられる。「何もしないほうがいい」ってのが結構究極だと思う。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-24 23:31:54) |
26.東宝の特撮技術はいつ見ても凄い。よくそこまでつくったなぁ。キャスティングが妙に変なのは気になるところですが、丹波さんの名(?)総理ぶりにはちょっと感動。。題名を見るとこの映画のオチは一発で分かるからストーリーをいかにして面白くするっていうことが最重要課題なのに違う意味で右フックを食らった感じでTKO負けしそうでした。ちょっとちょっとー、、その拍子抜けた終わり方はないでしょ~。HIROSHI藤岡は眉毛がふてぇ!!火山噴火でゴジラが出てくると思った!!以上!! |
25.「 マントルが 動いて日本が 沈没だ 藤岡・いしだが イチャイチャ♪おいおい! 」 詠み人 素来夢無人・朝 |
24.テレビの連続ものと記憶がごったごったになっていたのが、整理できました。藤岡弘という俳優は面白い人で、どんな役をさせても周囲から浮いて、最後に仮面ライダーに変身して日本を救うのではないかと思ったのは私だけでしょうか。いしだあゆみの黒いビキニ姿は、マニアックでした。 【ジブラルタの星】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-22 17:05:02) |
23.わ、うちの地方が一番早く沈んだ、とか、うちの地方は津波じゃん、とか寅さんシリーズの地方ロケのような、ご当地映画の様相をみせていた公開当時から30年、久々に見たのだが、うーむ、面白い。■パニック映画の多くは「パニック状況での人間ドラマ」で、つまり個々の人々のちまちましたドラマなんだが、この映画はしっかり「民族が国をなくす」という、えらくでかいことをしようとしているのがよい。だから、ラストも盛り上がる。別れ別れになった恋人たち、である以上に、これは日本民族の姿なんだ、というわけで、どーんと盛り上がる。■で、そんなどでかいことを成し遂げた一因が丹波哲朗。ザッツ大芝居。名台詞多々あり。■いしだあゆみの黒いビキニも忘れてはならないが。 【まぶぜたろう】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-03-29 22:56:37) |
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22.いしだあゆみの意味ありげで、実は全く本筋に無関係なキャラクターに大苦笑。いまわの際に電話ボックスで「じゅていーむ、ジュテーム・・・」ってアンタ一体何者だよWジョネーブに藤岡弘と逃げるっていうからてっきり「ジュネーブ、ジュネーブ」って地名連呼してるのかと思ったぞ。しかもラストまでちゃっかり生き残ってるし。小松左京原作ならまだ「復活の日」の方が上! |
21.原作が大好きなもので甘めです。二時間では所詮あの原作の悲しみを表現できるはずも無いので満点でも7点ぐらいでしょうが、それにしても中野昭慶の特撮が最悪、古いとか新しいではなくて ゴジラの登場でも爆破、山崩れでも爆破、何が何でも爆破、爆破、爆破。なんでやねん!! 21世紀版日本沈没を見て、この映画のすばらしさを再確認しました。以前は上記のように感じていましたが、良くぞまとめた!!と言うべきでした。 小林桂樹、丹波哲郎の演技もすばらしい!! 【かじちゃんパパ】さん [DVD(邦画)] 7点(2005-03-07 12:25:16) |
20.最近、初めて観てんけど、正直すごかったです。おもろいを通り越して、ちょっと怖かった。これは多分、俺が日本人やからやと思うねん。それと阪神大震災を体験したのもあると思う。特に中盤の地震のシーンは結構本格的な作りで、なんか、あの時の感覚を思い出してしまったよ。だいたいあんな感じやったし。火が猛威を振るう二次災害の様子も描かれていたりして、合成とかの部分もなんとなくわかるけど、俺、前になんかの山の噴火のニュースみたとき、これ合成?って思えたから、実際、災害が起こったときの映像って意外と合成っぽい。ただ、この映画は、特撮よりもドラマの部分が、俺にはすごかった。役者の演技に惹きつけられたってのもあるけど、その構成がスペクタル映画なんやけど、わりと少人数の人間ドラマ的な視点で描かれていて、なのにちっともコジンマリとしてない感じがしてん。日本がわずかな期間で沈没していくという、この荒唐無稽なテーマをわりと真面目にシュミレートし、大勢の人を使ってマクロ的に見せるのではなく、ポイント、ポイントをおさえた人間ドラマで見せる。そして間に挟む災害特撮シーン。さらに本物の学者を登場させて、地震の仕組みをわかりやすく講義するシーンもあったりして(ここのシーンは本当に観てる人は講義をうけた感じになる)、最後まで引き込まれてしまいましたよ。映画全体の構成が俺にとってはよくできてるので今観たら、模型なところもあるちゃちな特撮シーンですら、変にリアルにみえてもーた。なんかね、世の中色々あると思うんよ、国的にも個人的にも。でもね、この立つ大地があるかぎりは、なんとかなると思うねん。住んで歩いて色々できる国という土壌があるかぎりは。その住む大地が無くなってしまうってことの恐ろしさを見せてくれた、この映画を観て、ふとそんなこと思ってもーたよ。後、日本人が世界各地に受け入れてもらうねんけど、そーなったら、俺やったらやっぱりオーストラリア移住組みに組み込まれたいかな。今だからこそ多くの人(特に政治家や官僚)に観て欲しい日本の数少ない災害映画の傑作の一つ(そう思うのは俺だけかも)。オススメ。 【なにわ君】さん 10点(2004-10-15 09:41:35) (良:4票) |
19.30年前の作品だが映像に迫力があるし出演者の演技もすばらしい。現在の技術でリメイクしてもこの作品をこえるのは難しいのではないか? 非常に見ごたえがあり未見の方はぜひみてほしい。 【北狐】さん 9点(2004-09-25 18:50:49) |
18.「日本沈没」という映画自体は、あくまでフィクションなので現実味がないですが、映画の出来に関しては「日本映画沈没」を予感させるもので非常に恐ろしいです。 特に近年では予感が現実のものとなり、日本映画界の「地盤沈下」の進行、そして太平洋の遙か彼方ハリウッドからの大津波、近隣韓国からの「ヨン様」ヘアのようにくねった荒波、さらには南半球ニュージーランド沖で落とされた「指輪」の波紋が日本列島に押し寄せ、今や日本映画は沈没寸前なのです。 この危機を回避するためには、丹波哲郎氏の「100万がだめなら10万でもいい。10万がだめなら1万、1千、100人、いや10人だっていい(から映画館へ足を運んでくれ!!)」という熱く切実なメッセージを肝に銘じなければならないでしょう。 でなければ、「大霊界」のような映画しか創れない国になってしまいますから(笑)。 【STYX21】さん 6点(2004-07-18 08:14:13) (笑:1票) |
17.7歳の時、映画館で観て怖さのあまり泣きました。 【gyu_yan】さん 6点(2004-05-03 23:04:36) |
16.つい、先日、見直したばかりです。今のレベルで観れば稚拙なSFXシーン、はしょりすぎのストーリー。でも、今となってこそ、丹波哲郎演ずる総理大臣に涙し、小林桂樹演ずる田所博士に涙できる自分を再発見しました。ちなみに、この中で倒壊していく高速道路や新幹線の陸橋ですが、当時、道路公団や国鉄は「どんな大地震でも絶対に倒れない!」と憤然と抗議しました。しかし、阪神大震災では‥‥ ある種の予言映画でもあったのでした。 【伊達邦彦】さん 8点(2004-02-23 05:33:51) |
15.極端に展開の早い部分がいくつかあり、なにやらダイジェスト版のように見える(見合いをした次のシーンで「抱いて!」など)。でも災害シーンや最後に向けての盛り上がりは迫力十分、最後の選択肢も重みがある。見ていて飽きない作品だと思う。 【MASH】さん 7点(2004-01-03 08:22:17) |
14.脚本に無理がありすぎるよな・・・物語の進行に気をとられたのか、登場人物の心情が雑に描かれすぎ。特撮も当時としては水準か。まあ2時間で収まる話じゃないけど。同じ日本沈没ならテレビシリーズのほうが面白かったです。 <<追記>>ああっこれ橋本忍氏が脚本なのか・・・ 【ロイ・ニアリー】さん [地上波(吹替)] 5点(2003-12-12 15:49:12) |
13.中学生の時、見たときは、ただただ怖かった。それだけ覚えてる。いま、見直したらどう思うかな・・・。 【ひろみつ】さん 7点(2003-11-06 22:58:08) |