7.能天気の極致。1939年ってあーた、戦時じゃないですか!なのに映画は笑いで溢れ、みんなが楽しそうに歌ってる。幸せいっぱい。傘を広げて出演者がずらっと並ぶエンディングで思わず感動の涙を流した。映画が終わって席を立つと老若男女、みんながみんな笑顔でした。「あ~楽しかった」「楽しかったなぁ」という声があちこちから聞こえる。今度この映画が上映されたときは映画嫌いなヨメさんを誘ってみようかと思った。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-12-28 10:42:06) (良:3票) |
6.可愛い。歌声の音程が絶妙な市川春代が可愛い。まるでいたずらっ子のように微笑む片岡千恵蔵が可愛い。純情な一人娘をからかう志村喬が可愛い。歌唱力は高いが台詞が微妙に棒読みのディック・ミネも可愛い。勿論お春のライバルの娘たちも可愛いし、脇役の一人一人も、いや道八茶碗から麦焦がしに至るまで、みぃーんなみぃーんな、可愛い。豪快なまでのハッピーエンド、ニコニコのハッピーエンド、最後は主役も脇役もカタキ役も一列に並んで大合唱。ご都合主義と笑うなかれ、これぞ映画、夢の映画。くたばれ、ニヒリズム。糞喰らえ、ペシミズム。みんなさ、つまんないことであくせくせずに、朗らかに歌って踊っちゃえば良いじゃ~ん、♪浮か~れてっしゃな~りと♪って、ね。 【ぐるぐる】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-05-21 20:07:24) (良:2票) |
5.日本のミュージカル映画史上、最高の名作。こういう映画を見た時の感激はひとしお、映画ファンで本当に良かった。邦画にもこういった夢のある、明るく楽しいエンターテイメントがあったのだ!皆様機会があればぜひ。♪掘り出しもの~だよ~♪ 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-04-18 01:59:29) (良:2票) |
4.これを見れば紅白歌合戦などショボすぎて見られなくなってしまうほど面白い。中でもみのもんた、いやいや市川春代の甘ったれた喋り方とけっして巧くはないがどこか惹き付けられる歌声がとっても魅力的。「ちぇっ!」ではなく「ちぇ」と毒を吐く彼女の口調を真似て、その後何か不愉快なことがある度に「ちぇ」と独り言を呟くほどになってしまいました。恋敵の傘をこれでもかと破る仕草もかわいい。短期間でもアイデアと編集でこれだけ楽し過ぎる映画を仕上げるマキノさんの職人気質に拍手を、傘を持った登場人物をドリーに乗って流れるように撮り上げた宮川一夫に喝采を、そして春坊(市川春代のあだ名)に思いを寄せて、春よ来い。 【彦馬】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-01-12 13:02:11) (良:3票) |
3.日本にもこんなに明るく楽しい映画があったなんて知らなかった。 お洒落な殿様最高。 【りま】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-14 12:46:27) (良:2票) |
2.↓なるせさんのように浮かれっぱなしで観るのが、この映画の正しい見方なのだが、天気雨のシーンに涙するのを忘れてもらっちゃ困る。あの娘とこの娘の恋が望遠鏡でむすびつき、宮川一夫の柔らかな光が、干した傘に満遍なく注いでいる。この叙情、このご都合主義! 【まぶぜたろう】さん 10点(2003-12-27 22:17:29) (良:1票) |
1.♪さて、さて、さて、この映画、めちゃ、めちゃ、おもしろござりますう♪ 【なるせたろう】さん 10点(2003-12-27 20:10:21) (良:1票)(笑:1票) |