34.原作を読んでから観たので、映画では心理描写がうまくできていなかったり、さらっと流されていたりで少し期待外れでした。原田美枝子は好きだし、賞をもらったりいろいろしてましたが、正直言ってそんなにすごいとは思いませんでした。原田美枝子の子供役の人(名前思い出せない。たまにドラマ出てますよね?)、なんだか生意気で嫌な感じでした。でも、虐待されたあと、母親の髪をとかして「上手だね」と褒めてもらう場面は涙が出ました。女の子、あんなことされたあとなのにあの言葉を言われて少し笑うんですよね。あんなことされても、やっぱり母親から必要とされたい、愛されたいと思うんですよね。 【きょうか】さん 5点(2003-07-31 17:33:48) |
33.原田美枝子さん好きです。この作品は確か25稿まで脚本を直したとか。1稿目と比べたいですね。以外に1稿目の方が良いなんてことはざらです(笑) 【もちもちば】さん 6点(2003-07-16 01:24:18) |
32.ずっと前に観たんだけど、未だに虐待のシーンとか覚えてる。それ程ショックだった。けど、あの子供が大人になって同じように鬼ママにならなくて良かったと思った。 【キリィ】さん 7点(2003-06-29 01:13:39) |
|
30.心理的に興味のあるテーマだったので重い映画だとは思いませんでした。愛を乞うひとは果たして誰だったのか?それが伝わるシーンが冒頭とラストあたりで同じシーンなのに微妙に違う部分が映し出されていて胸に染みました。ラストのさわやかな終わり方も良かった。 【クラリス】さん 9点(2003-06-11 10:01:54) |
【しゅう】さん 8点(2003-06-02 23:18:49) |
28.原作を2度読んでから観ました。自分の「愛を乞う人」像ができあがっていたせいか、原田美枝子とその子ども時代の子以外は「ん?」という印象でした。台湾の養父母との再会は主人公がはじめて養母を通して「母の愛」を疑似体験をする重要な箇所だと思うのですがさらっと流れていて残念。最後の方バスでわんわん泣いたり広大な畑で生まれ変ったような姿を見せる、というのはちょっと説明過多のように思えました。実母が、凛として去っていく娘の後姿を見つめるところでエンドでは消化不良でしょうか?評価の高い作品なのに辛口でごめんなさい。好みの問題ということで。 【Rei】さん 6点(2003-05-30 16:15:33) |
27.素直に愛情を表現できない母親、母親の顔色をうかがい機を使う娘、そんな娘が気に入らず虐待を繰り返してしまう。やがて自分も娘を持ち母となるが、反面教師か習性か、いい母親でいる自分。母親を許せない気持ちを持ち続けていても母娘のつながりは一瞬ですべてを消し去る。親子の絆は深いです。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-05-27 01:47:23) |
26.原田美枝子の虐待母ぶりがすごくて衝撃的だった。重いテーマを取り上げ作品にした監督もえらいが、それをインパクトのある演技力で表現した原田美枝子がすごい。老いた母との再会シーンは緊張感がいっぱいだった。 【キリコ】さん 7点(2003-05-15 21:07:06) |
【ボニオ】さん 8点(2003-04-21 15:29:46) |
|
24.新宿の映画館に入ったとき、閑散としていたため余計に感情移入して観た記憶があります。幼い頃より愛された実感が無いために、自分が受けた事と同じように暴力でしか親子のコミュニケーションが取れない母親。常に不幸な結果が頭をかすめ、その不安に耐えられなくなると自ら不幸を招くようにこれでもかこれでもかと子を虐待する。それでも子から見れば親。自分が悪いのかと悩み、愛されたいと願い、いい子でいようとする。心の支え、生きる自信はたった一言だけの誉められた記憶だったのだろう。去っていく夫への心の叫び「怖いよ。独りにしないで」。幸福を受け入れることが不安になるのは何故?素直になれないのは何故?自分でもわからない悲しさを抱えたまま母は老いる。ラスト、ひとつの鏡に映る母娘。自分を愛することは相手を愛すること、自分を許すことは相手を許すことと気がついたのかもしれない。母親を捨てたのではなく母親が捨てさせたのだから。同じ目、同じ手、同じ心がそこにある。母がいたからこそ今の幸福を受け入れられる自分がそこにいる。20数年前「大地の子守唄」で原田美枝子が演じた主人公に感動をしました。この作品の母親の姿がそれに重なります。 【天地 司】さん 8点(2003-04-06 16:16:51) |
23.原田美枝子さんの1人2役の演技がすごかった。虐待とか残酷なシーンをたくさん見たためか,子供のときに母親の髪をとかすシーンがすごく神聖に思われた。最後ちょっとホロリときました☆ 【悠梨】さん 7点(2003-04-06 08:44:26) |
22.散髪のシーン、目を見張ったなぁ。あそこで線がつながるんだなぁ。なかなかの大作だったなぁ。 【あろえりーな】さん 7点(2003-03-24 22:39:34) |
21.原田美枝子さんの一人二役(三役)は全く自然だった。すばらしい女優さんですね。あんなにひどい虐待をうけていたのにあんなにすばらしい母親になって強い人だと思いました。 【白猫】さん 8点(2003-03-20 20:35:42) |
20.母親に虐待され続けた過去を持つ主人公が、父親の遺骨を探す所から物語が始まるのですが、物語が進むにつれ母親を許しておらずどこかで復讐しようと考えている自分に気づく。誤る事、耐える事しか出来ず、恐怖の為母親の前では作り笑いをする事を覚える。すべの彼女の行動や考えが過去の思い出の中にあり、そのシーン毎にしっかりと回想シーンを挿入する事で物語に厚みがでていました。原田美枝子の一人三役の演じ分けは関心させられます。特に老いた母親のくたびれた演技(メイクも)は直ぐには本人と気づかない程見事でした。 【さかQ】さん 7点(2003-03-19 04:33:42) |
19.評判に負けない名作でした。原田美枝子さん上手いですね~再会の時、母豊子は何を思ったんでしょうか・・・最後のさとうきび畑の空が青くなかったのは何故でしょう? 【クロマス】さん 9点(2003-01-24 00:03:31) |
18.劇場で見ましたぞ。まだ中学生だったので、(?)原田さんの一人二役に気付きませんでした。(笑) 【ともえ】さん 7点(2003-01-18 00:39:26) |
17.秀作。やはり邦画は家庭のようなミクロの視点にテーマを求めて、かつ暗く重い映画が合うと思う。 【alvis】さん 8点(2003-01-06 02:35:27) |
16.数年前ビデオで観ました。衝撃的シーンの連続からカタルシスに到達するラスト。見終わった後しばらく魂が抜けたように映画の世界に心が引きずり込まれていました。他の方もレビューされていましたが美容院での母・娘再会シーンは邦画史に残ります。 【JMSDF19】さん 10点(2003-01-03 00:17:08) |
15.必ずしも理屈の通った筋にしていない分、切なさが胸にしみます。原田美枝子さんに拍手。 【coco】さん 8点(2002-12-14 15:03:22) |