雨月物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ウ行
 > 雨月物語の口コミ・評価
 > 雨月物語の口コミ・評価 3ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

雨月物語

[ウゲツモノガタリ]
1953年上映時間:97分
平均点:7.39 / 10(Review 84人) (点数分布表示)
ドラマホラーファンタジー時代劇モノクロ映画小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督溝口健二
助監督田中徳三
キャスト京マチ子(女優)若狭
水戸光子(女優)阿浜
田中絹代(女優)宮木
森雅之(男優)源十郎
小沢栄(男優)藤兵衛
毛利菊枝(女優)右近
羅門光三郎(男優)丹羽方の武将
上田吉二郎(男優)呉服屋の主
香川良介(男優)村名主
青山杉作(男優)老僧
福井隆次(男優)敗残兵
相馬幸子(女優)余吾川の老婆
横山文彦(男優)目代
小柳圭子(女優)遊女
尾上栄五郎(男優)武将
天野一郎(男優)梅津の船頭
玉村駿太郎(男優)鎧武者
堀北幸夫(男優)鎧武者
大崎史郎(男優)鎧武者
三田登喜子(女優)侍女
南原宏治(男優)
伊達三郎(男優)家臣
原作上田秋成「浅茅ヶ宿」「蛇性の淫」
脚本川口松太郎
依田義賢
音楽早坂文雄
望月太明吉(和楽)
斎藤一郎(音楽補助)
撮影宮川一夫
製作永田雅一
大映(京都撮影所)
企画辻久一
配給大映
美術伊藤熹朔(美術監督)
太田誠一(美術助手)
衣装吉実シマ
ヘアメイク花井りつ(結髪)
編集宮田味津三
録音大谷巖
照明岡本健一[照明]
岩木保夫(照明助手)
その他マーティン・スコセッシ(4Kデジタル修復版)
あらすじ
上田秋成作「雨月物語」の「浅茅が宿」を軸に全編の雰囲気を再現する。戦国時代、近江の住人源十郎は陶器を作り新興都市で売って大儲けをし、弟の藤兵衛は侍になるという野心を抱いていた。家庭を大切にする妻たちを振り切って、二人は戦乱の最中に危険を冒して陶器を作り、都市に運ぶ。藤兵衛が陶器を売った金で武具一式を手に入れ、夢を追う間に妻お浜は身を持ち崩し、更なる儲けを目指す源十郎が謎めいた金持ちの若い女に請われるままに、その屋敷に入り浸って官能の日々を過ごすうちに妻宮木は・・・。
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
15.怖いな。朽木邸での映像は若狭はもとより、枯れ木越しの邸の映像といい、鎧兜といい、おどろおどろしくも美しく、その後の廃墟(というより跡)はまた、見るからに恐ろしい廃墟を残すのではなく、呆気ないほど潔い美しさがあった。その対比が余計に怖かった。また笙や笛の音がこれ程までに映像を盛り上げるとは。すんごい。撮影場所が琵琶湖?というのも驚き。邦画でありながら何か遠い印象だった本作も親近感が湧いてきました。話も判り易いしね。なんか日本昔話をとてもリアルにしたような作品。ここでも女の強さ、執念に圧倒されました。
カリプソさん [DVD(邦画)] 9点(2007-04-22 13:33:27)
14.美しい映画だと思う。欲望にのまれて本当に大切なものを見失ってしまう人々がはかない。田中絹代さん演じる宮木の妻として母としての暖かさに感動。自然と映画の世界観に引き込まれた。
こまごまさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-31 20:58:43)
13.もしフェリーニ、もしくはゴダールがこの題材で撮っていたらどういうラストだったのだろうということを今ふと考えてしまいました。やはり快楽と幻想の世界に溺れていってしまったのでしょうか(邪道ですね。。。笑)

欲に溺れる人間の業を、日本的な美しさと共に見せて頂きました。役者陣も素晴らしい。いまあれだけの役者はいないです。それにしても京マチ子はあの感じ似合うなー
アンダルシアさん [DVD(字幕)] 9点(2006-10-09 02:16:16)
12.何もひねりはいらないね。黒澤「七人の侍」小津「東京物語」そして溝口「雨月物語」。本日、やっと日本映画三種の神器が決定しました。とてもめでたい。
monteprinceさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2006-08-29 00:17:47)
11.宮川の映像もさることながら、二人の女房の対比には監督の戦後の混乱期を意識したかのようなフェミニストぶりに新鮮な感動があった。(身は汚されたけれど、命拾いした妹と片や、操を守ったが命を落としてしまった兄嫁。そして前者は、身を持ち崩しているのは、心に痛手を負っているからで、その原因をつくった夫は、彼女の魂を救済する責任があると彼に迫り、夫の積極的関与で痛手は癒され、そのことにより彼の彼女への愛情はさらにふかまり、以前のように何事もなかったかのような夫婦関係がとりもどされているシーンを挿入していたりする。)黒澤作品「羅生門」の京マチ子「白痴」の原節子 に対して今作品の水戸光子の役柄は溝口流の黒澤への返答のように思える。
Waffeさん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-07 06:55:39)
10.途中で全く退屈しないというのが、自然とこの映画の魅力を感じてるのだろう。
アルテマ温泉さん 7点(2004-12-07 18:30:12)
9.恐ろしい・・・欲望を抱き過ぎて本当に大切なものを見失ってしまう、その単純な人間の心が死ぬ程恐ろしい・・・
ボビーさん 8点(2004-09-21 20:34:48)
8.この時代の日本映画は音声が聞き取りにくいゆえに、時代劇だったんで全然話の内容を理解できなかった。字幕があったらちょっとは入っていけたと思う。
夏目さん 3点(2004-06-11 12:48:47)
7.金や出世に取り付かれた男には魔物が取り付いている。一家揃って無事に暮らしてゆく、そんなささやかな幸せが最も大切であり、最も難しいものである。
亜流派 十五郎さん 4点(2004-03-04 00:16:02)
6.前に舞台で見た雨月物語。舞台のは現代版の雨月物語でしたが。
欲・邪・・・その部分を自分がどう捉えるか。
快楽主義ならば、幻想の中から出られない方が幸せとも思える。
自分の望むものがそこにあるのなら、何故それから醒める必要があるのだろうか。
映画の内容とは少し違うかもしれませんが。
戒めと気休め。今の自分はどう生きているのかを考えた作品でした。
風太郎さん 7点(2004-01-14 00:06:54)
5.正直、ついていけなかった。
STYX21さん 4点(2003-11-19 02:23:38)
4.期待して見たのですが、残念ながら私には面白くありませんでした。映像だけならもっと(もちろん主観ですが、)良いものもあるように思いますし、話に至ってはさっぱりでした。この時代にこの映画が撮られたという事実には感心しますが。
コーラLさん 5点(2003-11-16 20:13:49)
3.溝口健二はフェミニストか。男の欲望に振り回された田中絹代がかわいそうですな。田中絹代、森雅之、京マチ子の役者陣が素晴らしすぎる!最後、田中絹代が亡霊となって登場するシーンは死んだ後ですら男を心配する女の哀れさのようなものを感じ泣けてきました。アー、男は馬鹿だー。
たましろさん 10点(2003-09-26 22:45:17)
2.日本的幽玄さと、怪奇物語の東洋的神秘が西洋人にはことさら神秘的に見えたのだろうか、ベネチア映画祭で高い評価を受けた。兄弟二組の夫婦のいずれも妻が哀れな最後をとげ、残された男達は寂しく生きていく・・戦国の世の習いとはいえ、骨となり生き霊となって残る人の心の哀れさ、はかなさ。昔の邦画の悲しさで画質が悪いのが本当に残念!きれいに残っていたらもっと素晴らしかっただろう。
キリコさん 8点(2003-05-17 15:06:57)
1. ベネチア映画祭・銀獅子賞に輝く溝口健二の傑作。原作は上田秋成の同名小説だが、その中から「蛇性の淫」「浅茅ケ宿」をモチーフに、モーパッサンの「勲章」を組み合わせた脚本は川口松太郎の労作。原作の持つ”幽玄華麗”さが映像としてフィルムに込められており、ここでも宮川一夫のソフトフォーカスを駆使したカメラワークが絶大な効果を上げている。このセンスを今の邦画界に求めるのは余りに酷というものだろう。欲を言えば、「吉備津の釜」も同スタッフで映像化して欲しかった…!!
へちょちょさん 9点(2003-01-16 16:46:44)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 84人
平均点数 7.39点
000.00%
100.00%
211.19%
311.19%
467.14%
544.76%
61214.29%
71416.67%
82327.38%
91214.29%
101113.10%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review5人
2 ストーリー評価 8.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.14点 Review7人
4 音楽評価 8.66点 Review6人
5 感泣評価 7.66点 Review3人
chart

【アカデミー賞 情報】

1955年 28回
衣装デザイン賞(白黒) 候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS