【よしふみ】さん 7点(2004-04-26 00:32:52) |
46.制作スタッフの宮沢賢治に対する敬愛を感じる丁寧な作りの作品。登場人物を猫として描いたことに関しては、宮沢賢治ファンならば納得というところだろう。もちろん、この作品ではじめて宮沢賢治作品に触れる子供たちにも、受け入れ易さを与えていると思う。 【もとや】さん 8点(2004-04-01 02:00:50) |
45.別役実の脚色、細野晴臣の音楽、美術どれを取っても素晴らしい。なのに、なのに、なんでキャラクターがますむらひろしなんだぁーーーっ!宮沢賢治の世界を全てネコ漫画のイメージにしてしまった彼の罪は大きいと思う!! |
44.全編不思議な雰囲気で覆われた映画です。細野晴臣の音楽も不思議なこの世界にマッチしていて、異世界への旅を楽しませてくれます。ジョバンニ同様、ずっと旅していたい…そんな気持ちになりました。 【ゆうしゃ】さん 8点(2004-03-04 17:41:56) |
43.宮沢賢治の哲学、好きなんですよ。やはり感激したのは、あの銀河を観ながら同時に小説に忠実に沿ったストーリーを堪能できたことですね、とても完成度が高いと感じました。 【tomomi】さん 10点(2004-02-04 12:07:49) |
42.空間を感じさせる独特の間、宇宙スケールを思わせる、ミヤケンのあの言い回し。全てが完璧。それに登場人物が皆可愛い。ザネリーでさえ可愛い! |
41.子どもの頃に一度観て、不思議な印象がずっと残っていた作品です。その頃は、あの独特のセリフもほとんど理解できなくて、おおまかな内容が分かった程度だったけど、不思議とつまらないとは思わなかった。最近、久しぶりに観て、静かに淡々と話が進んでいく様子や、暗くて不気味なのに、恐怖を感じさせない幻想的な世界や背景に流れる音楽など、この作品の世界にすっかり惹き込まれてしまった。特に音楽、ハレルヤコーラスや新世界交響楽など、実際に死後の向こうの世界でもあんなふうに流れているんじゃないかと思ってしまった。音楽って不思議なもので、この世の人間が作ったものだけど、あちらの世界にもあって、いつも流れているんじゃないかって思う時がある。詩を朗読しているようなセリフも聞いていて心地よく、言い回しは難しいけど、日本語の響きって綺麗だと思った。この映画、見る人の年齢層を定めているのか不明だったり、宮沢賢治の作品を見事に映像化してやろうという、作った人たちの野心なんかが感じられなくて、純粋に魂に響くような、ほんとに不思議な作品です。 |
【 バース】さん 10点(2004-01-01 00:32:50) |
39.映像的には文句つけようがない。絵本のような美しい画です。お話は、とても切ない。宮沢賢治の原作を完全映画化しようという、ある意味マニアックな試みも驚嘆に値する。ただ、断片的に聞かれるキリスト教的台詞や、イタリア風?の人名など、今という視点でみると違和感がないわけでもない。とはいえ、総合的には傑作とされるべき作品と思う。8点献上。 【かもすけ】さん 8点(2003-12-24 22:39:07) |
【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-13 11:48:30) |
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37.<ポイント>猫のキャラクター。幻想的な風景描写・BGM。18年前の映画なのに、今でもしっかり頭に焼き付けられています。オリジナルのエピソードを入れてはいますが、ゆっくりとしたテンポ。 <マイナス>話の展開が、やや冗長。かつて、とある田舎の上映会でも見たのですが、途中で子供たちが騒ぎ始めていました。猫のマンガと思って、子供向けと考えるとちょっときつい。 |
36.落ち着いていて良い。子供の頃に見て深く印象に残っている作品。今見てみると暗すぎる気がしないでもないが、秋の夜長にピッタリの映画でしょう。 【mhiro】さん 8点(2003-12-04 14:18:20) |
35.何でネコなのかわかんない。原作も登場人物はみんなネコなのか?間がよくわかんなかった。宮沢賢治ということでこの点。 【スマイル】さん 2点(2003-11-27 14:51:05) |
34.登場するのが猫になっているだけで、原作にほぼ忠実に作られたアニメですね。宮沢賢治の世界が好きな人なら楽しめるのではないでしょうか。淡々とした台詞回しとストーリー展開、そしてラストの哀しみ。原作で感動した人ならもう一度感動してみよう。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-20 05:35:06) |
33.宮沢賢治の名作の世界を見事に再現していると思います。猫は大正解じゃないですか。大人になっても見れば間違いなく切ない気持ちになりウルってしまう。細野の話は偶然だと当時語っていたような覚えがあります。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2003-11-01 23:53:59) |
【civi】さん 7点(2003-10-28 05:17:46) |
31.ネコであることに少しの違和感も感じない幻想的な世界。それでいて、寂静とした死の影がつきまとう。まさにこの作品自体が「メメントモリ」。死を想え…。 【FSS】さん 9点(2003-10-25 00:41:18) |
30.小学生のころ映画館で観ました。この映画は猫だからこそ泣けるのではないかと思います。人間だと、やはり私たちの想像に縛られてしまうので・・・。宮沢賢治の作品はどこか透明で繊細だと思います。それがファンタジーとして素晴らしい作品になっていると思います。もちろん大泣きしましたが、後ろの大人のお兄さんが大泣きしていたのも覚えてます(笑)。 【ひなた】さん 10点(2003-08-28 00:38:02) |
29.子供の頃に見て、「何て想像力を刺激する作品なんだ」って思いました。 【sirou92】さん 7点(2003-08-15 04:27:49) |
28.猫(動物)による擬人化は苦手なので、長らく避けていた作品。でも、観ればそんなに毛嫌いするほど悪くはありませんでした。…が、やはり画的な問題に不満が残る。予算が少なかったのかどうかわからないが、この時代でも充分に手をかける技術はあったハズ。ちなみに、あまり文学っ子ではなかったので原作を未読の為、幼少の頃「銀河鉄道999」と「銀河鉄道の夜(原作)」の区別が付かず、混同していました。観れば、主人公・ジョバンニが鉄郎に…カムパネルラがメーテルに見えてしまうあたり、全体的な雰囲気からしてやはり「999」の方はオマージュなのか…(?)と思わずしてならない(もしも主人公が猫じゃなく、人間のキャラだったらホントに区別がつかない…)。言わんとする事がどこか哲学的で独特な世界観に仕上がっているのは実に素晴らしい。 【_】さん 7点(2003-08-11 23:06:27) |