9.要するに「純愛」とは心の病のことを指すものなのだなあ~なんて改めてしみじみ。クリエイターってのは自分自身も気持ちいいと思えるもの(勿論中身がマスターベーションに留まっていたら話にならないけど)を作り出さなければならないんだということを、門が、恋乃が、監督松尾スズキが身を裂いて教えてくれたおもしろ映画。妙に変なとこで感動してしまった。 【凛】さん 7点(2004-11-26 15:12:06) |
8.得体の知れない恋愛模様にどうやったって笑いが止まらない。いや、元来、“恋”なんてものは可笑しさを多分に含んだものなのだ。それまで何の交わりも無かった2人が、ふとしたことで出会い、惹かれあう。なんだか当たり前のように言うけど、こんなに不思議で言葉にならない可笑しさを含んだ現象は他にないのではないか。たぶん、そのことを松尾スズキは誰よりもよく知っている。だって、そうでなければ、こんな最高に奇天烈で幸福で可笑しな映画作れるわけがない。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-11-07 04:07:56) |
7. 漫画好きにはたまらないキャストのすばらしさ!山本直樹とジョージ朝倉が出ている時点で私は満足です。ストーリーはおもしろいけど、ちょっとメリハリが少なく長い。正直疲れてしまう。 監督が松尾スズキというだけあって、演劇的なノリ。セットもかなりこってて装置を見てるだけでも楽しい。 【ちゃこ】さん 7点(2004-11-06 16:36:07) |
6.男が観るべき、最高にディープで楽しいラブストーリー。でも女性が観たら、ゲロを吐く可能性大なので、お気をつけてご観賞下さい・・・そしてエンドロールも最後まで必ず観ましょう。最高のオチが最後の最後に用意してあるので・・・ 【ボビー】さん 8点(2004-10-31 15:52:27) |
5.見終わった後はボーゼンとしてしまった。なんだろうな・・・あの脱力感は・・・。脳味噌が溶けそうだった。早く忘れたいと思った。 【たこら】さん 0点(2004-10-29 20:43:09) (笑:1票) |
4.酒井若菜の谷間に釘付けになり、松田龍平のヴィジュアルを初めて美しいと思い、 昔のヲタ魂に再び火がつきそうになりました。ビバ・ローリングストーン!美味し過ぎる!漫画万歳! |
3.いやあ、今年はどうも思わぬトコロから秀作が降ってくる年ですな。 「マインドゲーム」同様、期待していない、つーか、存在さえも知らなかった作品なんですが、人から薦められて見てみると、これがなかなか。 松田龍平って大根なのであまり好きではないのですが、この作品の場合はキャラ設定とシナリオと演出に助けられてますね、とはいえ主人公である門が美しくなければこの話は成立しないので、このキャスティングは正解だと思います、まぁ父親譲りの美貌はいいとしても、演技力がイマイチでもこの存在感はスゴイ、石原裕次郎などもそうですが、「スター」ってのはこういうわけのわからないオーラみたいなものが無いとダメなんでしょうねぇ。龍平君の今後の精進に期待する意味で-1点。で、ここまでは普通のレビューなんだけど、その他にもヲタクネタがツボにハマリ過ぎ、ユウキ・コスモとキッチ・キッチンのコスプレをした中年レイヤー(キッチンは大竹しのぶ!)が、20年前にホコテンで竹の子族とどーのこーの、ってこんなネタいったい何人の人間が理解できるねん、映画版のイデオンが公開されたのが22年前で大竹しのぶが47歳だから公開時は25歳、20年前に27歳で当時はまだアニパロ漫画家だったゆうきまさみなんかが参加していた「明るいイデオン」に参加していたとしても矛盾はないわけですが・・・(って、やっぱ誰もわからんゾ!) 【るね】さん 9点(2004-10-25 00:30:42) |
2.喩えるなら、強火でパラッと仕上げたチャーハンのような感じ。中華の基本でありながら、なかなかコレ!と言えるウマさと個性を持ったチャーハンに出会うのは難しい。恋の門はいいチャーハンだ。味は濃いのにさっぱりしている。気に入った。わかる人にはわかる台詞が胸に染みて頬が緩む。松尾スズキでしか有り得ないキャストの多彩さは、観ている人を純粋に楽しませてくれる。個人的には小日向文世がツボでした。 【337】さん 8点(2004-10-23 20:47:46) |
1.大いに笑わせていただきました。ストーリー的には古典的なラブストーリーといってもいいのだが、トンデモキャラクター達によるセンスとテンポの良い台詞の応酬が、物語にどんどんどんどんのめり込ませてくれる。次はどんなキャラクターが登場してくれるのか、と最後までわくわくしながら観ました。ただ面白いだけじゃない、近頃の日本映画では珍しいくらい、力強い、パワフルな作品でした。 【konkon】さん 9点(2004-06-30 22:41:39) |