20.最初の一時間を我慢してみているとその後、話が一気に進んで残りは楽しく見れました。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-30 22:37:29) |
19.見ている本数にもよるのかもしれませんが,この手の話は最近ありふれていて,よっぽど脚本が練られていないと厳しい.突然日本語が流暢になってしまったのはいかがなものか. 【マー君】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-06-07 15:50:59) (良:1票) |
18.淡々と進むストーリーだが、話に捻りがあってよかった。こういう邦画はあまりない気がするので人に薦めてみたくなる映画だった。 【六爺】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-26 01:50:33) |
17.これはすごい。こういう映画は、筋書きについて触れるのは無粋というもの。濱田岳の、わざと下手くそな演技をしてるかのような動揺の仕方が妙に現実的で、観ているこっちは入りやすいです。他の役者の演技が淡白なので、どうかなーと思うものの、瑛太の演技が活き活きとしているので、かえって映えてみえる。謎解き好きな人は必見だと思います。 |
16.「人を傷つけてはならない」という信念の勝利は、人を傷つけることによってしか達成されないということ、この映画の抱える切なさの源はここにある。このある意味で重たいテーマをこの映画は、軽快に扱って見せる。大切なことほど、軽く表現される。その意味で、非常によくできている作品だと思う。脚本の出来と、編集の手腕だけでなく、キャストも含めてすべてがミステリーに関わっている。すくなくともあまり予備知識は持たずに鑑賞すべきである。個人的には、大塚寧々の演技をみて、真面目な役だけれど非常に楽しそうだと感じられて嬉しかった。 |
15. 伊坂ワールドを完全に体現しているという意見には賛同しかねるけど、雰囲気は出せていたと思います。この映画ほど「先に原作を読んでなければ…」と後悔した作品はありません。 しかし純粋によく映像化できたなーと感心します。なかなか見せ方も上手かったし、回想シーンの最後が冒頭につながる所もすごく好きです。松田龍平や瑛太、濱田岳、良かったです。関めぐみには全く魅力を感じなかった。もっと期待していたのですが…。この映画での琴美の人物造形に問題があるのかも知れない。のっぺりとした印象を受けました。 とても良い映画だと思います。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-27 14:16:55) |
14.前半種をバラバラと撒き散らし、後半はそれをひとつずつ拾っていくというような展開でした。種明かしの驚きは大したことはなかったけれど、物語に含まれた黒さや切なさにほんの少し胸がヒリヒリしました。主人公役の濱田岳さんは瑞々しくてとても良かったです。ラストの駅のシーンが、あとちょっとだけカッコ悪ければ最高だったなあ。彼の活躍で点数少し上乗せです。 【のはら】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-19 02:39:42) |
13.伊坂幸太郎作品に特徴的なのは、そこかしこに散りばめられた独特のセンスによる遊び心と、ささやかなユーモアの一撃でもって暗い絶望を軽やかに飛び越えてしまう、不思議な力にあると思う。ひょうひょうとしてさり気ない、しかし妙に心強い救済の力。この映画はディティールには多少の差異があるとしても、そうした本質の部分を完璧にものにできている。 細かい脇役にまで気が配られているのがまたいい雰囲気。なぜか悪役がハローバイバイ(しかも妙にしっくり)だったり、本屋のばりばり訛ってる店員がめちゃくちゃ可愛かったり(エンドクレジットそのまんまで笑った)、父さんがチンカチンカのルービーの人だったり。こうした配置は絶妙で、得難いセンスが感じられた。 ていうかこの監督の次回作、長嶋有の『ジャージの二人』!? 面白いには面白いけど、映画原作としてあれを選ぶとは……。伊坂ワールドも楽しいが、中村義洋ワールドにも期待。原作と比べても甲乙付け難い出来だけど、個人的には映画のほうが好きですらあった。 【no one】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-15 15:38:39) |
12.アヒルと鴨のコインロッカー。って、どんな題名だよと思ったけどちゃんと意味があるもんだな。 The Essential Bob Dylan。Amazonのマケプレで売ってしまった。なんだか恥ずかしい。 Blowin' In The Wind。今、聴きながら書いている。時々、口ずさむ。 外国人。昔、梅田で道を聞かれ「Go Strait!」なんて片言で教えたもんだからBigMan前の人ごみの中を自転車で突っ切っていった外人さんに唖然としたことがある。 動物。爬虫類までは殺したことがある。子供の頃に。 【カリプソ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-14 02:16:57) |
11.ストーリー展開に破綻は無い。ドルジの日本語うますぎだろうとか、また難病かとかはいろいろあるが、よくできており、謎解きの楽しさは十分に味わえた。ラストの展開も自然でよい。主人公の想定しなかった形での幕引きとなってしまうのだろうが、それでいいのだと思う。欠点はやはりテンポがのろいこと。邦画を観ると、いつもここでいらいらする。麗子さんとドルジの関係性もよく分からないところだ。 そして、この映画を観て一番強烈に感じたのは、私にとって日本人で一番苦手な俳優は瑛太だということ。あのしゃべり方だけはどうしても受け入れられない。でも、他の方のレビューを見ると絶賛なので、少し悲しくなった。 【枕流】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-24 23:05:55) (良:1票) |
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10.ところどころにいい感じがあるのだけれど、 どうも小説で読んだほうがよかったような 気がしてしまうんです。 小説だから許されていたちょっとありえないなぁという展開が、 映像化されると際立って嘘くさく見えてしまった。 ただ、濱田君は、すごくうまい人だと改めて思った。 【コダマ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-21 11:26:35) |
9.これは、まんまとやられた。予備知識が全くなかったのがよかった。トリックの前と後とではまったく見方が変わってきます。見終わった後は、ボブ・デュラン「風に吹かれて」を口ずさむこと間違いないです。 【茶畑】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-17 23:32:47) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-04 22:51:01) |
7.面白かった!!引き込まれた!!でもドルジ日本語上達しすぎでは?タイトルは最後になるほどと思える。いろんなジャンルが詰まってて新しい感じで良い。鳥葬こわい。 【Michael.K】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-02-24 15:18:28) |
6.公開中に見逃してしまい、やむなく原作を読む。→ぐっと来た。原作だけでも十分満足したのだけれど、どうやって映画を撮ったのか知りたくて、DVDレンタル。原作の方が、登場人物の心情をより丁寧に描けている点は否めないが、映画版もとても良い作品に仕上がったと思う。何より、映画ではディランの「風に吹かれて」がBGMで聴けるのだから。ハーモニカを吹きたくなった。 【ハクリキコ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-11 19:12:19) |
5.レンタル屋の挿絵(?)が気になって借りてしまいました。最初はできの悪いコメディかと思いましたが、気がついたらがっつりはまっていました。瑛太っていい役者ですね。面白かったです。 【あるまじろ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-02-10 19:33:45) |
4.最初はコメディかと思ったけど、話が進むに連れて随分と物騒な話に進展して行ったからちょっと驚いた。 物語としてはかなり後味の悪いもので、もうちょっとマシな解決法は無かったものかと憂鬱な気分にさせられる。 最近は外国人の犯罪が増えているようで、どこかの国の留学生が拉致・監禁・殺人未遂といった凶悪犯罪を犯したとしても不思議じゃないような気もするけど、逆の立場だったらどんな気分になるだろうと考えると気分が滅入る。 どこかの国で日本人の留学生が凶悪犯罪に手を染めるといった映画が製作されたとすると、それは同じ日本人としてあんまり気分のいいものではないような気がする。 まあ、それでも、細かい演出が笑えるので作品としては結構楽しめた。 もちろん話が話だけに大笑いというわけには行かないんだけど、監督のセンスの良さは感じられる。 いい役者を揃えて贅沢に作った割には、しっとり落ち着いた雰囲気なのも好感が持てる。 関めぐみの芯の強さみたいなものが役に嵌っていて良かった。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-08 17:32:48) |
3.伊坂幸太郎ファンとしては、できれば映像化してもらいたくないんだけどナー…というのが本音なんですが、いやぁ、杞憂だったみたいです。想像以上にキッチリ丁寧に作られていて、好印象。及第以上の面白さでした。原作のクオリティも損なっていないし、ダメ邦画に見られがちな「珍妙な媚び」「稚拙な抵抗」「タイアップのアンバランスさ」が希薄、というのもイイ。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-27 23:53:32) |
2.文章でしか通用しないようなトリックを見事に映像化していた。拍手。 悲しくておかしくてどこまでも優しい。 【のえるあい】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-01-15 20:07:11) |
1.わたしはアヒルと鴨は読んでいなかったのだけれど、既にお読みになられた方々は、どうやって映画化するんだろう?と思っていらっしゃるはず。この映画はすごいですよ。伊坂トリックがあんなにもすてきに映像化されていて、ファンとしては嬉しい限り。監督すごい!って思っちゃった。上映終了後エンドロールに入るあたり、場内から拍手が…試写会で拍手が起こるなんて、初めてのことだったなあ。伊坂幸太郎のファンでも、そうじゃなくても、伊坂ワールドにどっぷりハマれる一作だと思う。こんなにすてきに映画化してくれるなら、次は黒澤を観たいなあ…なんて思っちゃうのはわたしだけ?なんてことはまるでない、はずだ。 【SAEKO】さん [試写会(邦画)] 10点(2007-06-29 00:22:45) |