82.恐怖を抱いて怪獣映画を見ていた時代が確かにありました。テーマ曲と共に、忘れえぬ名作。 【ジャッカルの目】さん [地上波(邦画)] 9点(2007-01-08 22:37:02) (良:1票) |
81.後の怪獣映画を観ると、この作品は正に偶然と奇跡の賜だったのかもしれません。レベルの低い特撮技術のなかで、いかにそれらしく見せるかの工夫と、着ぐるみが重すぎて素早く動けなかったことがもたらした、ゴジラのスケール感。そして、居丈高に反戦・反核を唱えていないのに、作品全体から伝わってくる平和への思い。これがすべて意図されたものだったら、その後のゴジラシリーズももっと違った展開があったのかもしれませんが、その後の作品を見るにつけ、本作が如何に奇跡的な出来だったのかと思いを新たにします。日本映画としては奇跡としかいいようのない本作に対し迷わず10点献上です。 【はやぶさ】さん [映画館(邦画)] 10点(2006-12-23 02:10:01) (良:1票) |
80.突っ込み所満載ではあったけれど、特撮物特有の馬鹿馬鹿しさはあまり感じなかった。ふつうに楽しめたし、なかなかの秀作。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-28 21:48:50) |
79.そこそこ楽しめた。ゴジラが東京の街を破壊するシーンは好きだ。知ってる建物が壊されるところとかある意味たのしい。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-05-21 07:08:25) |
78.変に感情移入して観れました。芹沢博士、あんたカッコいいよ... 【よしふみ】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-02-05 13:44:38) (良:1票) |
77.す、すごい迫力だ!!子供の頃からゴジラが好きで、昭和も平成もいろいろみていた。そして、10年経った今、改めて何作品かみると、面白さを感じる作品の少ないこと・・・。だが、この作品は違った。山からニョキっと出てくるゴジラのリアル感と言ったらそりゃもうスゴイの一言、ありゃ生きもんです。あの場面だけで10点もんです。五十年前の映画ですよ~><信じられないっ。オープニングもゴジラの咆哮、数秒間の無音状態そして例のテーマが流れてくる・・・。そっからもう感動してました!!!! 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-24 16:57:47) |
76.それまでのゴジラに対する価値観を根底から覆した作品。原水爆に対する痛烈な怒りと、モンスター映画としての面白さが絶妙のバランスで合わさった、まさに映画史に燦然と輝く大傑作である。再びこんなゴジラ映画が作られたらいいなぁとよく思うけど、その反面やはり無理だろうなぁというのが正直なところ。この第一作が作られた時代というのはまだ戦争の記憶が生きていた時代であり、そして第五福竜丸事件というリアルタイムの「核の恐怖」があったわけで、だからこそこの映画の世界観が生きたんだと思うんです。しかし今の日本はどうか。戦争やビキニ水爆といった日本人全てが共有しうるようなトラウマなどもはや存在しない。それこそ9.11級の大惨事でもない限り、初代ゴジラの再来はあり得ない。ゴジラが存在し得ない時代。それはある意味幸せなことなのかもしれません。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2005-11-04 21:10:50) |
75.かなりしょぼい。 会議場での『被害状況、牛12頭、豚8頭・・・』には笑った。 1954年という時期から考えると凄いのかもしれないが、僕にはそれを考慮に入れても映像ストーリイ共にショボいという印象しかありません。 しかしながら終戦10年足らずでこの映画を作ろうとした熱意には敬服いたします。 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-06-16 14:27:00) |
74.「 引き篭る 眼帯怪しき 妖博士 恋に破れて ゴジラ巻き添え 」 詠み人 素来夢無人・朝 |
73.いままで特撮映画は(オタクほどではないにしろ)色々見てきたけど、この作品を見ると「これが本物か!!」と興奮してしまいました(^^;。山根博士にもっとスポットを当ててもいいんじゃないかなーと思いました。ラストの博士の表情が記憶に残ります。ゴジラの最後の叫びに思わず目頭が熱くなりました。 【ゆうろう】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-04-04 12:39:47) |
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72.ゴジラ映画は小学生時代にハマッていて、ほとんどの映画を見ていたが、この1作目だけは白黒(2作目もだけど。)ということで見てなくてずっと後になってから見たのだが、怪獣映画というよりは普通の映画として非常に完成度が高く、脚本もよく出来ている。昭和29年という時代性もあり、映画には戦争未亡人が出てきたり、ゴジラが去った後の被害者が運ばれる病院が野戦病院さながらの雰囲気でリアルであり、長崎の原爆から命拾いしたというセリフもあり、当時はまだ戦争が人々に暗いかげを落としていたことが想像できる。この映画は大人の方にこそ是非見ていただきたい怪獣映画の傑作である。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2005-03-03 12:26:04) (良:1票) |
71.1作目は初めて観たけど、なるほど、特にラストはシリーズの他の作品とはまったく違う味わいがあります。 【じゃん++】さん 8点(2005-02-27 18:14:35) |
70.東京大空襲の悪夢が終わってから10年も経っていない時期にこの映画を見たら、ショックだろうなぁ。平和ボケした今の日本に住む僕にはゴジラの怖さが十分に伝わってきませんでした。安全なところから、「おー、壊してる、壊してる♪」と眺めている感じです。これはいい事なんだろうな。平和で良かった。 【flyhigh】さん 7点(2004-12-19 16:21:09) |
69.なんという映画でしょうか!メッセージ性とエンターティメント性の両立を見事に兼ね合わせていて50年前の映画とはとても思えなかったです。そりゃ映像は古いかもしれませんが俺には何故か真に迫るものがありました。作りも丁寧で何というか職人気質のミニチュアと面白いものを作ってやるという並々ならぬ熱意が、画面からしっかりと伝わってきました。芹沢博士の最期のセリフは何度も何度も自分の心の中でずーっとかみ締めていたい珠玉の名台詞。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-12-18 23:41:15) (良:1票) |
68.DVDにて鑑賞。白黒画面の効果もあり、特撮場面は今観ても迫力があります。また、怪獣映画である一方、一人の男の悲劇を描いた映画でもありました。私達はこの男の最期の選択の意味を忘れない。この映画については“ゴジラ”のキャラクターだけではなく、この物語こそ世界に誇るべきと感じるし、できるなら、日本人だけでなく、異国の人達にも感じて欲しいと思う今日このごろ。 【いわぞー】さん 9点(2004-12-03 23:03:02) |
67.「怪獣」「特撮」と聞いただけでひいてしまう人も、とにかくこの映画だけは観てもらいたい! 【東京サンダ】さん 10点(2004-11-26 00:12:30) |
66.今時の映画に有りがちな続編を匂わせるような終わり方ではなくって完結した“哀しい”終わり方であった事こそが素晴らしかったと思います。ってでもその後もあの手この手と使ってたんび復活して来て懲りずに現在にまで至ってますけどね… っで、それとは全く別で関係ない話ではありますが“私は変えない”昔っから今でもずっと着メロゆうたらこのゴジラのテーマのまんまです。だってさ、これってやっぱ素晴らしいですもん。何遍聞いても絶対に飽きないですもん。例えばジョン・ウィリアムスの楽曲なんかにも絶対に負けてないですもん。 ってそのぐらいに好きなのですもん このテーマ。(←だから何?) 【3737】さん 9点(2004-11-21 23:48:39) (良:1票) |
65.↓【パセリセージ】さんがおっしゃるように、この映画怒ってます。戦争を、原爆を、更なる恐怖としての水爆を。そして二度と国土が火の海になり人々が傷つく事など無いようにと言う決意と強さと祈りがあります。この怒りと祈り、忘れちゃなんねぇと思うぞ、小泉さんよ。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2004-11-19 16:28:50) |
64.世界に認められ、尊敬されているゴジラを作った製作者たちの努力に拍手。また平和へのメッセージも伝わってきました。世界に誇れる映画ですね。 【リーム555】さん 6点(2004-11-16 11:44:33) |
63.これはすごい。「ゴジラは子供向けの、ちょっと憎めないカワイイ怪獣なんだぞ、悪い奴もやっつけちゃうぞほれほれかっこいいだろゴジラって」というイメージしか“ゴジラ”に対して抱いていなかった私は、甘かった。“ゴジラ”はれっきとした大人向けの社会派映画であり、また反戦映画でもあります。ゴジラは、人間が水爆実験という形で生み出した、いわば“兵器”の象徴であると、私は考えています。人々が恐れおののき、逃げ惑う場面など、まさに“兵器”。建物が次々となぎ倒され、街全体が火の海と化してしまう場面は、“大空襲”などという言葉を彷彿とさせます。かといって、ゴジラは人類にとって憎むにたるべき存在であるかといえば、そうではない。ゴジラは、本来ならそこにいてはいけない、いるはずのない存在。それなのに、人間の勝手な操作により生み出されてしまった、いわば「哀しい存在」なのです。人類にとって本当に憎むべきはゴジラではなく、人類そのものなのかもしれません。 ……とまあ、真面目に語ってみましたが、この映画、純粋に面白かったです。54年だし、白黒だし、さぞかし映像もしょぼいのだろうと思ったら、全くそんなことはない。むしろ今のゴジラよりはるかにインパクトはあり、恐怖感、そしてリアリティもありました(ヒッチコックの『サイコ』みたいな怖さですね)。白黒だからこそ出せるこの恐怖感。まあ今のゴジラ映画に白黒にしろとまでは言いませんが、少しはこの頃の気持ちに戻ってほしいものです。 と、いうワケで、文句なく10点献上!上記の通り、ゴジラはヒトによって生み出された“哀しい”存在。昔軽率に「生まれ変わったらゴジラになる!!そして学校を踏みつぶす」とか言っちゃってごめんねゴジラ…。ほらっエメリッヒも一緒に謝んなさい!! 【Ronny】さん 10点(2004-11-16 00:28:20) (良:2票) |