43.梶被告がなぜ頑なに2日間の空白を隠そうとしてたのか、どうにも理解できないまま終わってしまった。そりゃもちろん映画の中で説明らしきものはありましたよ。骨髄移植で助けられた少年をマスコミから守るって。確かにベラベラしゃべるこっちゃないけど「あなたには守りたい人がいますか」っていう台詞に見合うハナシじゃないしテーマとしちゃあ希薄すぎるんではないか。 現職警察官による嘱託殺人と警察内部の苦悩、報道のあり方、介護問題、人が人を裁くことの限界などなど盛りだくさんでしたが消化不良のまま垂れ流した感が強い。 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-02-21 01:32:19) |
42.ミステリーとしてはオチが弱すぎる。人間ドラマとしては感情移入ができにくい。奥さんを殺すってとこまでの心情の揺れが全く描かれていないので、その部分を想像できる人は面白いかもしれないが・・・ 【東京ロッキー】さん 5点(2005-01-11 15:07:20) |
41.テレビで観ました。原作は読んでません。映画自体の作りは悪くないと思うのですが、内容に共感できないというかあまり感動しませんでした。 【ぽじっこ】さん 4点(2005-01-06 22:49:18) |
40.私は原作を読んでいないのでよくわかりませんが、原作のエピソードをできるだけ盛り込もうとして、消化不良で終わっている印象を受けました。ストーリーは人によってさまざまな受け止め方があると思います。主人公より過酷な苦しみを負っている人は、この映画に腹を立てるかもしれません。私も自分と似た境遇の人のドキュメンタリーをテレビで見るたびに、「現実はこんなもんじゃない」といつも腹を立てています。テレビや映画ではしかたがないことかと思います。主人公の境遇は殺人の動機としては不十分かもしれませんが、誰でも自分の苦しみでいっぱいいっぱいで暮らしていると思いますし、もっと下らない理由で人を殺す人もいますので、私は主人公に心から同情して見ました。でもそれは原作の力であり、映画としての出来によるものではありませんでした。特に私は、吉岡秀隆の演技が、大人の中に一人だけ子供がまじっているように見えて、違和感を感じました。また、【とま】さん も書いていらっしゃいましたが、セリフが聞き取りづらかったです。私は家で見ていたので、イヤホンで聞いたら聞き取りやすくなりましたが、映画館ではどうだったのでしょうか。映画館でも聞き取りづらいのだったら、「字幕のある外国映画のほうが邦画よりラク」という観客が増えかねませんから、邦画の繁栄のためにも、聞き取りやすさに工夫が必要かと思います。あと、これは映画のせいではありませんが、主要人物に「カジ」「シキ」「サセ」と2音の名字の人が多く、誰が誰だか覚えにくく、少し混乱しました。 【チョコレクター】さん 7点(2005-01-04 13:26:44) |
39.皆さん同様、樹木希林の出色のピカイチ演技に感動したので、いちおう6点入れますが、あれがなかったら、もっと点数は低かった。なぜかというと、「半落ち」を続けなければならない理由がよくわからんのだ。整理してこの映画が言っていることをまとめれば、「アルツハイマーで魂をなくして生きるくらいなら、臓器移植のドナーになりましょう」と言っているのではないのか?それではさすがに言い過ぎと思ったのか、「魂をなくして生きる」者に生きる価値がないかどうか、誰にも「裁くことはできない」と良心的判事に言わせて、主張をぼかしてしまった。だから、結局この映画は「泣きのための泣かせる映画」にすぎなくなってしまった。「ああ、泣いたな」という記憶しか、あとに残らないのではないですか。アルツハイマー者の描き方にも疑問が残る。彼らは「魂をなくした」ということなのだろうか? 【goro】さん 6点(2004-11-08 04:36:22) |
38.最初、ここを覗くまではかなり迷いながら、コメントを考えていた。内容の一部や、樹木希林さんの迫真の演技に涙したのは事実だが、どうしても高得点にならなかったからだ。なので、ここを覗くまでは、またしても天邪鬼なコメントになってしまいそうな心配をしていたが、私の投稿時点で5.77点という低水準な点数をみて、大方の皆様の思いも同じであったと確認できて安心してしまったのだ。やっぱり物語のちぐはぐさ、要点の変わり方が下手でしたし、映画として、もっと画面に工夫がほしいかった。TVドラマと同じ水準の撮り方では途中で飽きてしまう。鉄腕麗人さんと同じで、見た直後から急激に感動が薄らいでいく、自分が過去に見た映画と比べても、何かしっくり来ない映画でした。とりあえず、伝えたいポイントそのものの大事さと、一部役者さんの迫真の演技が良かったので、好意的評価で6点といたします。 【はむじん】さん 6点(2004-10-15 00:57:37) |
37.当たり前のことだが、人の価値観は様々で、その思惑や行動はその人によって違う。それなのに、それらすべてを社会というたったひとつの価値観で裁かなければならないという現実は、どうしようもないことだけれど非常に愚かなことなのかもしれない。行き着く先を見出せない真実に対する“こたえ”が登場人物らの脳裏を静かに渦巻く。と、物語のテーマ性自体は濃厚であるけど、映画としてはどこか稚拙だ。テーマに対してストレートに描き出そうとする試みは分かるが、工夫のない演出と映画つくりをするには俳優陣の力がやや不足していたように思う。特に誰が悪いというわけではないが、一言で言えば全体的に華がないということになるだろうか。ベストセラーの原作は読んでいないが、おそらくは原作以上のものはこの映画にはないのだろう。感動はするが、その感動が後には残らず次第に薄れていく。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 4点(2004-09-27 03:22:00) |
36.皆評価ひくいですね。普通に痛々しさがつたわりよかったと思いますが・・・。 ただ一つ難点。セリフが異様に聞き取りづらい。もっと考えて作ってほしかった。 【とま】さん 8点(2004-09-27 00:58:29) |
35.吉岡秀隆がいなければもうちょっとましになったんじゃない?というのが見終わったあとの感想。妻の介護に耐えられず殺してしまった主人公と、未だに耐えている吉岡くんの家族との対比というメッセージと、話の主題である何故「半落ち」なのか?というメッセージが独立に出てきてしまっている。どっちのメッセージに絞ればいいかは、吉岡くんの演技を見れば明らかだろう。吉岡くんのあのキャラに、あの奥さんというのはなんだかグロテスクだ。樹木希林の演技に泣かされてしまったので、6点! |
34.グダグダな物語、使い捨てなキャスト、臨場感ないし、説得力もない、感動系なのかもしれないが何一つ伝わってこないデタラメな映画。臓器移植などのドナー問題、アルツハイマー等の介護問題を安易に取り込もうとしてるのが大きな間違いである。ちゃんとこれらの問題について勉強したのだろうか?素人の観客にはサラッと流しておけば良いとでも思っているのだろうか?馬鹿にするのも大概にして頂きたいものです。 【亜流派 十五郎】さん 0点(2004-08-26 00:44:58) |
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【k】さん 6点(2004-08-16 12:28:14) |
32.中盤までかなり良かった..クライマックスもそれなりに.. ただ、申し訳ないが正直言って、あれだけひっぱっておいて、あのオチでは.. 拍子抜けです... 【コナンが一番】さん 5点(2004-08-02 14:42:51) |
31.「人は誰の為に生きるのか」最愛の一人息子を失って心が壊れていく妻を見守る夫。寺尾聡と原田美枝子の「黒澤組」が好演しています。検察官の伊原剛志、弁護士の国村隼人のやりとりや本田こう太郎と吉岡秀隆の判事同士のやりとり。特に姉役のキキキリンはよかったです。 【ジブラルタの星】さん 10点(2004-07-31 01:35:58) |
30.原作は読んでないでないですが、言葉の一言一言に重みがあって「生きる」というメッセージが伝わってきました。「あなたは誰のために生きているのか」この問いの答えは誰もが持っているライフワークでしょう。でも梶さんはいったい誰のために生きているのか?妻を殺して子どもを亡くして・・・と考えながらラストを迎え、梶さんが守っているものがわかるととてもグッときました。 【PPOSSTU】さん 7点(2004-07-28 19:17:10) |
29.柴田恭兵 遠くで見るといい男!近くで見ると・・・・年取ったなぁ~。 【あずき】さん 5点(2004-07-19 23:00:17) |
28.中盤の「検察と県警のやりとり云々」は個人的には無駄だと思ったが、 それ以外はなかなかの出来。 「妻は息子を2度失った」っていう話は痛いね。 アルツハイマーにはなりたくないとしみじみ思ったよ。 寺尾聡、原田美枝子、樹木希林、このへんのベテラン陣の演技は見事。 この映画を見た後、骨髄バンクに登録したくなったのは俺だけだはあるまい。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-07-14 16:19:56) |
27.惜しい!坊ちゃんぽいイメージがある寺尾聡のせっかくの新鮮な演技・・・妻にほだされて嘱託殺人を犯す元警官・・・やアルツハイマー症患者介護や骨髄移植といった重要な事柄に対する問題提起を非現実的な設定やシーンが台無しにしています。刑事同士が自己主張むきだしで同僚に手をかけたりなんて刑事の間どころか実際の社会人の間でもありえないし、副裁判官の幼稚っぽさも非現実的だし、ましてや自分の家庭に老人ボケを抱える裁判官がアルツハイマー症がからんだ事件を審理することはありえないと思います。これから始まる裁判員制度でも各裁判員が担当する事件と同様の問題を抱えたり過去に経験したりしていないかどうかは事前に厳しくチェックされるはずなのです。もっと細かいことを言えば、アルツハイマー症患者は自分の間違いを指摘されると激昂するのが普通で、どうころんでも「あら、私まちがってたわ・・・。だから殺して。」なんては絶対に言わないのです。どんな名優の名演技をもってしても細部の整合性や現実性に気を配られていなければ作品は台無しということです。 【かわまり】さん 4点(2004-06-30 01:37:46) |
26.余計な演出が折角の素材を台無しにする、日本映画のダメなところを集約。 不要な泣きの為だけの展開が浅はかで、淡々とした演出が相応しい作品であった。 【ナイスな】さん 2点(2004-06-15 06:08:34) |
25.これって、ミステリーじゃないですよねぇ 寺尾さんは“キャシャーン”の方が良い演技してる… “半落ち”ならぬ、“腑に落ちん…” 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 3点(2004-06-11 12:57:22) |
24.途中中だるみ感があるけれど、全体的にはそこそこよかったです。裁判で新聞記事を読むところでは、映画館内のそこら中で鼻をすする声聞こえました。でも、、、、殺してから自首するまでの二日間何をやっていたかって、警察やマスコミがそんなにみんなして大騒ぎすることなのか? 【カルーア】さん 6点(2004-05-30 19:56:31) |