58.エンターテイメント性も十分あり、でもやっぱり宮崎監督らしく、強いメッセージの込められた作品であったと思う。とても面白かった。 【ひがし】さん 9点(2001-11-01 21:25:17) |
57.あの色、動き、すごい。監督の想像力に感服。ただ、あの内容は子供に解るものなのだろうか、、、、逆にああいう内容だからリピーターが多いとも言えるかもしれない。かわいらしいとか、ドロドロしてるとか、感触的なものが実写よりも伝わってくるのがまさにジブリの力だろうか。 【あろえりーな】さん 8点(2001-10-29 23:50:14) |
56.まあまあかな。ファンタジーの出来としては完全なる宮崎ワールドですが、ファンタジーとしては「となりのトトロ」を越えられてないって感じがどうしてもしてしまいます。CGの使い方がディズニーアニメと違うのは表現方法の差だなぁとつくづく思いますね。リミテッドアニメ先進国の技はこんな所にも生きているか、と感じてます。役者も意外に良かったねぇ。特に菅原文太、夏木マリ、あとあまり出番が無いけど、内藤剛志と沢口靖子は良かった。たぶん(夏木マリ以外は)ドラマの演技をそのまま演出でさせてるんだろうなぁ。今回THXも使った様だけど、効果のあったのは本当に何箇所かだったよね。あれだけ中途半端にやるのならやらなかったほうが良かったのと違うかなぁ。しかし、相変わらずお説教っぽいところがあるよね。まぁ、どのジブリ宮崎作品にも言えるんだけど、やっぱりこの辺は相変わらずとしか言い様が無い。確かに大事な事かもしれないし、誰かが言わなくちゃいけない事なんだけども、ジブリはもう十分貢献したでしょ。もっと自由度の高い映画を作るべきだと思う。確かに宮崎駿が提供するアニメは質も高いし、演出も上手い。それが人気に繋がっているのだけれど、別にこの映画が最高かというとそうでは無いように思います。自由度ということでは「魔女の宅急便」以前とそれ以降のアニメでは前者のほうが自由度が高いと思う。折角自分のアトリエを持ってもジブリの経営者としての顔のが強いからこういう映画しか出来なくなっているんじゃないかなぁ。散々宮崎自信が言っている「壮大なスケールのスケールの小さい映画」を早く作って欲しいなぁ。たのむぜ、宮さん「毛虫の冒険」期待してるんだから、早く作って!! 【奥州亭三景】さん 6点(2001-10-29 18:44:24) |
【さち】さん 10点(2001-10-22 19:52:50) |
54.良かったんじゃないかな。みんなこういう体験を、現実では秘密基地を作ったり、おままごとしたり、ちゃんばらごっこしたり、いろんな夢を見たりで体験して大人になっていくんじゃないかなあ。監督の子どもたちに向けた「だいじょうぶだよ」というやさしいメッセージが聞こえてきました。 【鉄コン筋クリ】さん 9点(2001-10-21 17:35:16) |
53.かわいくてきもちわるくてクスクスと笑えるところがたくさんあった。内容自体はそんなになかったしそこまで騒ぐほどか?と思ったけど…。あっという間だった。また見たい。宮崎駿、太ったおばちゃん(?)描くのうまい。 【サエ】さん 8点(2001-10-18 14:57:34) |
【とらねこ】さん 5点(2001-10-15 09:52:57) |
51.宮崎さんの映画の中で、一番、臭覚をくすぐられる作品だと思います。とても大好きです。 【レオ】さん 9点(2001-10-11 23:14:06) |
50.面白かったと思いますよ。実は映画見る気それほどなく、ふら~と観に行ったんです。それで楽しめたんですから。辛いこととか何か抱えながら見てると、特に何かを感じ取れるかも知れません。たださ、CMで10歳がどうのこうの言ってたけど・・・普通の10歳で千尋みたいになるかなぁ、とは思いましたけど。 【にゃん♪】さん 8点(2001-10-10 23:33:17) |
49.映画全体に流れている空気感がよかった。もののけ姫みたいに説教臭くもなかったし。最後があっけなかったけどアレはアレでありなのかなと。 【♪】さん 9点(2001-10-06 12:23:01) |
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48.「自然と人間の共生」という宮崎駿の永遠テーマを苛烈なまでに綴ったもののけ姫における悲痛なメッセージ「生きろ」を引き継ぐかのような本作でのメッセージは「懸命に生きろ」。千尋は数ある宮崎作品の主人公の中でも(ルックスも含め)最も平凡な女の子であり、それゆえにその懸命さが胸に突き刺さる。ただ、そのメッセージ、美しい映像、想像力を駆使した世界観、そして、お馴染み久石譲の印象的な音楽に酔いしれつつも、提示される多くの謎と暗喩にはどこか混乱しつつ見終わった。が、その直後、近くに座っていた子供(小学校低学年くらい)が発した一言「あー面白かった!」には愕然とした。考えてみれば童話なり昔話なり、そこでは不条理だったり非合理的だったりするのがむしろ当たり前であり、そこに疑問を持つ前にかつての自分もすんなりと入れ込めたはずなのに。今まで何のために多くの映画を見続けてきたのか。いつのまにか自分の感受性において、大切な部分がすっかり抜け落ちてしまっていたのか、との思いが込み上げるとともに本作こそ多くの童話等以上に後世まで語り継がれるべき傑作である、と確信した瞬間だった。DVDが出たら即買って何度でも繰り返し見たい。なお、千尋の声役の柊瑠美はその素人っぽさが逆にすごく良かったと思う。 【ダイ】さん 10点(2001-09-30 00:47:04) |
47.作者は間違いなく現代の日本人への批判をこの作品に込めていると感じました。何か自分も説教されてるようで、気分悪かったです。 【ハマザー】さん 5点(2001-09-29 04:48:08) |
46.不思議な雰囲気でどっぷりつかれてよかったです。また観たい。 【kura】さん 10点(2001-09-28 16:31:24) |
45.いろいろつっこみどころある映画ですね。パンフを見たらつげ義春の「ねじ式」かと思いました。カリオストロ・ジャンプはやりそうでやらなかった!ねたギレですか? 【kaedama】さん 2点(2001-09-28 13:33:56) |
44.見た直後はちょっと昔の焼き直しに見えるところがありましたが、後でじんわりと胸があったかくなるような作品でした。自分を飾ることを思いつきもしないで真っ直ぐに成長していく千尋はとてもいいですね。でも、豚になりたての両親と変化後の顔無しは汚いよー(><) 【りげいん】さん 7点(2001-09-26 21:41:57) |
43.お久しぶりです。僕としては珍しく、評判に押されて重い腰を上げて観に行きました。みんな色んな意見がおありでしょうが、このコメントの数だけ見ても、影響力の強さは否定できません。ちなみに私は、このHPのランキングの中で一番信用に値するのがレビュー数ランキングだと思ってビデオ鑑賞の際の参考にしています。なんだか、切なくなるような、返りたくなくなるような、そんな気持ちを起こさせる、という点で、ラピュタを見たときのことを思い出しました。あとになーんか「残る」映画ですね。見なきゃ損です。ついに僕が10点をつけてしまいました。 【くりりん。】さん 10点(2001-09-26 04:20:05) |
42.R・ゼメキス監督作品「コンタクト」のワンシーン。J・フォスターが乗ったポッドの落下する一瞬に見る夢幻空間。成長過程にあって人間誰しもが経験していくであろう大人への憧れと不安というものを、千尋が体感したのはまさしくこのまばたきするほんの一瞬の夢の出来事だったのだろうか。両親を助ける為に働くことを余儀なくされ、様々な人々と関わり合いながらやがて生きていく為の知恵をつけていく。冒頭、車の後部席に横たわったペスミスティックな表情の彼女と、トンネルの向こうを振り返るラストのその横顔との決定的な違いを、少女の成長と見るのは早計かもしれないが、しかし多様な見方が出来るのはそれだけ懐が深い作品だということだろう。とは言うものの、宮崎ワールドのまさしく豊穣なイマジネーションと極彩色の世界を思う存分堪能することが、この作品の正しい楽しみ方であることは言うまでもない。 【ドラえもん】さん 9点(2001-09-25 00:20:00) (良:1票) |
41.映画監督って有名になりお金ができると、マニアックな自分の世界を作ろうとするところがあるようで、テーマが大きくなるがその分難解な映画になる。宮崎映画の「もののけ」はそれにあたると思います。その点この作品は見る側に立った素直な宮崎映画に戻ったような気がします。久石譲の音楽にきれいな画像、よくできた映画です。 【しんえもん】さん 9点(2001-09-24 20:19:12) |
40.ストーリーは最初から最後まで、ぼ~んや~りとしてて、ぼ~んや~りとおもしろい映画だった。帰りの車を運転中、道路脇にふとカオナシがいてもおかしくないなあ、と思ったり。不思議なおもしろさがある映画でした。 【dig】さん 8点(2001-09-24 03:19:12) (良:1票) |
39.かつて、黒澤明監督作品で「夢」ってのがあった。世界のクロサワの想像した世界を、「こんな夢をみた」というキャプションをつけて演出したのであろうが、とても駄作であった。翻って、この映画は、宮崎駿監督のファンタジーとノスタルジアの結実を感じさせた。 |