《改行表示》84.ホリー・ハンター(母親役)とアンナ・パキン(娘役)は確かこの作品でアカデミー賞を獲ったと思います。ハーベイ・カイテルも素晴らしい役者だし(個人的に好きなので)、サム・ニールも今回だけは(好きな人スイマセン)そこそこ芯に迫った演技を見せてくれました。重厚なイメージで撮られている作品で、スチェワート、ベインズの異なる形で表現された“愛”が交差する展開には切なさを感じずにはいられない。これで何故アカデミー賞作品賞じゃなかったのか不思議なのですが、相手が「シンドラーのリスト」だったのですね。とは言え、作品賞を撮っても不思議ではないぐらい格調の高い素晴らしい作品だと思います。 ただ、少し生々しすぎる傾向が有るのも事実ですね。 |
83.物語としてはそれなりに面白かったけど、登場人物の心情がイマイチ描ききれてないように感じた。特にエイダが何故そこまでベインズを愛するようになったかが、ちょっと理解出来なかった。 【Fuzz】さん 6点(2004-02-29 19:04:05) |
《改行表示》82.交換した敷地を渡したくないために無理矢理レッスンに行かせようとしたり家の下に忍び込んだりするだんなの行動が理解できなかったので、好きな人と一緒になれたことに普通によかったな~と思いました。 発音の練習をべインズに見られて恥ずかしそうにしている主人公がかわいくて、キスしたあとの二人の幸せそうな表情が印象的です。 「女でいること」に共感できました。 【はなこ】さん 7点(2004-02-28 02:18:38) |
81.テーブルに鍵盤の絵を描いて、それを叩いて弾いたような気になるのは、ピアノ弾きにとってはいたって普通の事です。(私は紙の鍵盤でやったことあります。大成しませんでしたが・・・)それを異常だと決め付ける夫の妻への理解不足が不幸な結果を招いたんでしょうね。ちなみに私は男です。 |
80.冒頭、青みがかった美しい映像に期待がふくらんだし、自分のコンディションも良かったはずなのに...なんか後味悪い。なぜニュージーランド?原住民?彼女の傷付きって?設定にも人物にも、最後までついていけなかった感じです。 【●えすかるご●】さん 1点(2004-02-27 03:17:09) |
79.同監督には衝撃の傑作『エンジェル・アット・マイ・テーブル』がある。それとは比較にならないほどお粗末な作品。いや並みのレベルには達しているのが、旧作があまりにすばらしかったので、やはり比較してしまい低めの評価になってしまう。『ピアノ・レッスン』の脚本を監督自身が担当していることからいっても、こちらが監督本来の実力か。顧みるに、その差はたんに脚本の良し悪しによるのではなく、『エンジェル』が「天才」あるいは「預言者」を描くことで、製作するスタッフが実力以上の力を発揮したのに対して、『ピアノ』は所詮凡庸な男女を描いているにすぎないことに関係しているのかもしれない。『エンジェル』がいかに奇跡的な作品であるかを証明するための「引き立て役」を引き受けざるをえない作品。 【バッテリ】さん 5点(2004-02-26 21:18:35) |
78.先に見た友人が繰り返していた「美しい」という言葉、私には鑑賞中一度も浮かんでは来なかった。美しいのは音楽だけ。美男美女が出てくるわけでもなく(ブ男度高し)、絵的に「美」を追求しているいるとも思えない。むしろ、グロいしエロい。ロコツだしキモい。そこにあるのは、匂い立つような人間の「性」と「生」の交尾……それでも、何かとてつもなく美しいものを見てしまったかのような錯覚に陥る、この空気感は何なのだろう…… 【中山家】さん 8点(2004-02-19 07:48:02) |
77.この時代の雰囲気や衣装が好き。娘役の子がめちゃキュート♪ 【ハルポッポ77】さん 4点(2004-02-17 13:44:50) |
76.娯楽性はちょっと低めの作品ですね。主人公にはどうがんばっても感情移入できませんでした。生理的に受けつけられなかったようです。 【K】さん 5点(2004-02-04 17:49:58) |
75.ダンナがかわいそうすぎ。結婚するまで一度も会ったことがなかったとはいえ、ダンナと一緒にやっていこうという努力のかけらもみせず、ピアノに執着し、○×するなんて。ラストも腹立たしい気分になるだけだった。 【駆けてゆく雲】さん 4点(2004-01-23 22:33:02) |
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74.文学色の強い作品です.. 動機はともあれ、ベインズは彼女を本気で愛していた..それがすべてですね.. 秀作です... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-23 10:32:36) |
73.少々理解不能なところも多いですが、(例えばピアノを毎日演奏しに行った時の彼の行動....)実際、本当の愛や本当のことを知り得るのに、言葉などなくても良い! 人の話す言葉のほとんどは何ら良いものなどもたらさないと、いうようなことを主人公の言っているがその意味が全編に感じられる。人間は言葉に頼りすぎている! 全体的に野蛮な感じが漂うのもそうした動物的感性を本来人間は持っているし、そうした感性は必要なのだということを思い知らされる一作です。次いで衣装の布地の風合いが一つ一つとてもキレイで美しくつい惹きつけられてしまう。最後に言葉の練習をしている彼女の様子。あれほどまでに激しく情熱的な彼女が黒い薄い布を恥ずかしいからと頭に掛けて、たどたどしく練習をしているところがホントに可愛らしく感じられ、とても印象的です。 【ぱんた】さん 9点(2004-01-17 14:37:26) |
72.・・・評価高いなか申し訳ないが、見てて気持ち悪かった。僕には合わなかったようです 【ピニョン】さん 2点(2004-01-06 23:20:06) |
《改行表示》71.ハーベイ・カイテル、セクシー。ピアノのレッスン中にせまられるシーン(だっけ)セクシー。でも、あまりに受け身でありながら彼にはまっていく主人公に、共感できず残念。イヤって言っても追っかけてくれるオトコを待ってる女性にはうけるのだろう。 そんな人いないぞ~。悲しいかな私には。 【ETNA】さん 7点(2003-12-27 19:53:58) |
70.衣装が最高にステキ。アンナパキンはこのまま成長しないで欲しかったくらい可愛い。 【piggy】さん 9点(2003-12-27 00:52:50) |
《改行表示》69.最初は夫はあんまりエイダのこと好きじゃなかったのに、 他人に取られると思うと悔しいのかなー?「幸せになれるのに」って 絶叫するシーン胸が苦しかったです。自分で足に縄引っ掛けてピアノとともに海に沈んで いくエイダの姿が印象的でした。マイケル・ナイマンの繊細なピアノの調べが映画を引き 立てていてよかったです。 【およこ】さん 8点(2003-12-22 13:04:29) |
《改行表示》68.情熱的なあのメロディが、かなり好き。着メロサイトにもあるのがウレシイ。主人公エイダの内に秘めた想いが、抑えきれずドッと溢れ出す様を見事に旋律にのせている。女性の情念の恐ろしさすら感じる。アナ・パキンがあどけなく、それでいてしっかりとした演技をしている。かわいさといじらしさを上手く演じていて良かった。ストーリーにも、よく感情移入できた。ダンナのほうに。あるとすれば自分は絶対こっち側だろうなぁ…。 【やすたろ】さん 9点(2003-12-20 02:23:15) |
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66.なんと言ってもマイケル・ナイマンの音楽が主人公の気持ちをすべて代弁しているかのように素晴らしかった。私は主人公のような環境にはもちろんおかれていないし、ああいう静かな激しさも持ってはいないけれど、それでもどこか共感できる部分がありました。 【きょうか】さん 7点(2003-12-07 02:07:50) |
65.官能的な美すら感じてしまう、この映画が醸し出す雰囲気にやられてしまった。 【たましろ】さん 8点(2003-11-27 23:23:39) |