41.ジョン・ボイドのアホさがおもしろい作品。人生そんなに甘くないと言う作品なのかなぁ。私の新しい門出にはぴったりの映画だ。ホフマンは本当に足が悪い人みたいに上手く演技するね。しかしホフマンはチビすぎ! 【アキラ】さん 6点(2003-09-20 20:08:17) |
40.前半はテンポものろくて主人公もアホで、はっきりいって退屈だったのですが、終盤の切なさで何とか持ち直しました。 【Olias】さん 5点(2003-08-26 01:46:04) |
39.「えぶりばでぃ~とーきんあばうと~」で始まるニルソンの「噂の男」とBGMのハーモニカのソロが良いですね。すっごく。都会の片隅で肩を寄せ合って暮らす2人の男の姿に涙がちょちょぎれそうになりました。 【くるみぱぱ】さん 9点(2003-08-13 21:48:16) |
38.孤独な二人の若者の友情と愛を描きつつも、彼等の夢と希望ははかなくも消え去るという物語りで、思い出すたびに胸が締め付けられる。ニューヨークという大都会で、金持ちの婦人を相手に金を稼ぐというジョー(ジョン・ヴォイト)のセコい発想には笑えるが、世間知らずもいいところ。田舎出の若者がありつける仕事といえば、皿洗いぐらいがせきの山。おおよそ大都会で、最底辺から這い上がるというのは並み大抵のことではない。ややもすると病院にも行けないという極貧層から抜け出せず、ラッツオ(ダスティン・ホフマン)の光り輝くマイアミ目前でのラストは余りにも悲し過ぎる。ニルソンの主題歌「噂の男」が空しく響く…。切ない青春ドラマの名作です。 【光りやまねこ】さん 9点(2003-07-05 20:33:26) |
37.こういう夢も希望もない、見た後ひたすら暗くなるようなアメリカン・ニュー・シネマは嫌いです。映画ってそもそも嫌な日常から、観客が逃避するための一つの手段でもあると私は思っているので、せめて作り話の映画の中だけでも明るくあって欲しいです。でもこの映画は、現実って辛く、悲しいものなんだよね~~としみじみ観客に伝えるメッセージ性を含んだ名作だと思います。ハッピーエンドばかりの古き良きアメリカ映画を否定したような60年代のニュー・シネマを代表する映画の一つ。ジョン・ボイトのバカな田舎者、ダスティン・ホフマンの汚さの塊のような男。30年以上前の映画ですが、決して今でも色あせるような作品ではないと思います。バスでのラストシーンが切ない。それからジョン・ボイトくらいの顔でヒモになれるなら、男は誰も苦労しないよっ!! |
【ドデドン】さん 10点(2003-06-24 00:00:56) |
35.かなり昔に観た。何となく吉田秋生のマンガ「カリフォルニア物語」とだぶる。 【そうしょくみ】さん 5点(2003-06-19 02:16:20) |
34.最初に見た当時は全体のトーンや雰囲気が暗すぎて嫌だったりしましたが、映画と反比例するかのような「うわさの男」の軽やかな明るさが耳に残ってしまい気がつくと好きになっていました。当時のNYのイメージがリアルに感じられて、まるでローラ・ニーロの曲でも流れてきそうな気がしました。NYとフロリダ、現実と夢、暗と明がきれいにコントラストされていて、その分切なかった。 【omut】さん 8点(2003-06-17 15:18:31) |
33.ラッツォが死んで騒然としてる車内で、ひとり淡々と化粧を続けている婆ぁのカットが入るところがなんといっても。なんだか「他人様が不幸でもあたしゃ別に不幸じゃない」って言ってるみたいで。 【じゅんのすけ】さん 10点(2003-06-17 00:37:02) |
32.やるせなさむなしさ満点。全く救いのないストーリーに加えて出てくるおばちゃんたちの毒々しさも天下一品。メジャー映画ではなかなかないのではないでしょうか。よく出来た、いやよくぞ作った作品と思いますが、個人的にはどうも後味悪すぎ。さすがに何回も観ることはできません。 【モートルの玉】さん 6点(2003-06-15 06:48:22) |
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31.とてもアメリカンニューシネマらしい作品だと思いました。寒さと陰鬱さを表わす冬の都会と、ラッツォが想像してる望み通りの暖かい楽園のフロリダ。この対比で二人の中にある挫折や孤独、ごまかしや逃避がいっそう鮮やかに伝わってきたように感じました。想像の中のフロリダで、いつも一人で楽しんでたラッツォが、いつしか二人で楽しそうにはしゃぐようになっていく。暖かなフロリダは、本当はすぐ近くにあったのかもしれないと思えてなりません。皮肉っぽいほど淡々とした曲調のテーマがいつまでも耳について離れません。どうしよう。 【ロバちゃん】さん 9点(2003-06-03 15:25:55) |
30.最近、この手の米映画ないですね。救われない”U.S.A”の面々、みなさんに知ってもらいたいです。 【chiyo】さん 8点(2003-04-29 18:03:48) |
【コルソ】さん 1点(2003-04-27 08:50:09) |
28.西部劇かぁ~ と思って観たので、ストーリーの深さに思わず引き込まれました。とても良く出来た(ちょっと「おいおいありえないっしょ」というシーンがあるものの、それもこういうタイプの映画の良さ)展開と結末だとおもいます。ホフマン君の最後は、暗いけどあれが映画としてはベストな締。ボイトのその後を描かない所も、スマートで好き。それにしてもジョン・ボイトとアンジェリーナはそ~~~っくり! 口元が特に! DNAって不思議・・・ 【ともとも】さん 8点(2003-04-15 06:48:17) |
27.せつない。せつないよ。退廃した都市の中で、いつのまにか芽生えた友情。何度も彼らは夢を見る。暖かいマイアミで走り回る夢。椰子の木模様のシャツを買ってきて、「これが最後の1枚だったんだよ」と、バスの中で渡すシーンにじーんとしました。ほんの小さな思いやりだけれども、そのさりげなさが。 【あでりー】さん 9点(2003-04-14 20:47:55) |
26.見た当時はダスティンには感動したけど、サイケデリックな映像とか暗い内容に今ひとつなじめなかった。しかし最近見たらとてもいいと思えてきた。人のいい田舎出のカーボーイとドブねずみと呼ばれる男の友情もの。(カーボーイが売春してお金を稼ぎ、病気のラッツオの面倒を見てやる)暖かいマイアミに行けばいいことがあると夢を語りながら、バスの中で病気で死んでしまうホフマンに泣ける。ボイドはデビューの頃だったか・・ダスティンはすごーく、ボイドも互角にうまいです。 【キリコ】さん 8点(2003-04-11 22:50:44) |
25.ジョン・ボイトが私のイメージするカーボーイ像ではなかったのが残念。ダスティン・ホフマンはアル・パチーノみたいでカッコよかった。ストーリー的にはラッツォが惨めで可哀相であまり受け付けなかった。始まりはニルソンの歌でほのぼのしてたのに。 【kett】さん 6点(2003-04-06 00:04:51) |
24.結構良く出来た映画だとは思いつつも個人的には好きではない。前半は思わず笑ってしまうようなシーンもあったが後半暗い。特に終わり方がもの凄くむなしい。自分の場合西部劇っぽいのかなと思って見たのでギャップがありすぎてイマイチだったのかもしれない。これから見ようと思う方に言います。これは縄を投げまわすようなカウボーイの話とは全く違います。にしてもジョン・ボイトの若い頃って横顔がドイツ代表GKのカーンにすげー似てるね。 【たけぞう】さん 5点(2003-03-17 15:39:58) |
23.当時のベトナム戦争の影響で退廃的なアメリカの世相が、今の日本と似てなくもないかな、と素直に感じた作品。名優2人の演技も良い。ところでジョン・ボイトって急に年取るタイプかな? 【いかりや800】さん 7点(2003-02-12 03:53:29) |
22.二時間程度とは思えない程密度の濃い内容。そして、せつなすぎる。 【IKKI】さん 10点(2003-02-08 14:38:48) |