72.和賀の幼少時代の境遇には同情するけど、後半のあざとい演出には少々興醒め。 【NIN】さん 5点(2004-02-11 07:30:19) |
71.前半と後半が完全に別物ですね。正直、後半は置いてきぼりにされた感じがして、感動も共感もできませんでした。「どうだ、犯人はこれだけ苦しんだんだ、悲しんだんだ。わかるだろう? わからないはずがないだろう? さあ、どんどん泣きなさい」という制作者側のあざとさばかりが透けて見え、正直白けてしまいました。 【K】さん 6点(2004-02-09 16:30:59) |
70.最後の宿命を演奏している場面は本当に見事。この映画はすばらしいですな。 【マイアミバイス】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-02-03 03:51:44) |
69.脚色の仕方が非常に上手いです。あえて親子の放浪の旅を最後まで見せないようにして“タメ”を作っているので、終盤の「宿命」を奏でた音楽と共に流れる映像は見る側に感動を与えます。 恩師である三木の殺害にしても具体的な殺しのシーンは一切無く、中盤以降になるまで顔さえ登場しない。これも一種の“タメ”であり、三木とはどんな人物で英良といかに関わりが有ったのかという謎を引っ張っている。観客をラストシーンまで引き込むには打って付けの表現方法だと感じた。 基本的に追い込み型の脚本の組み方をしている作品だと思うのですが、そこに持っていくまでの物語のつなぎ方のスムーズさに感心しました。リメイクしてもこれ以上の出来は絶対に期待できないでしょう。 【おはようジングル】さん 8点(2004-02-02 17:04:04) (良:1票) |
68.悲し過ぎます。一国の大臣(小泉氏)の心を動かした だけありますす。 【キダム】さん 8点(2004-02-01 23:24:39) |
67.ドラマ化されると聞いて、ビデオで改めて見ました。封切りで、見たときはショックを受けました。特に音楽がすばらしいです。最近、街で見かけることがなくなった映画のたて看が特に印象に残っています。 【ジブラルタの星】さん 10点(2004-01-30 00:10:25) |
66.泣ける映画として有名?なので見てみました。扱っているテーマが重いのは分かりますが、物語としてみた場合、もの足りなかった。セリフを抜いた回想シーンをつなげていくだけでは、その不幸を頭で理解させることはできても、心を揺り動かすことはできないのではないかと思う。 【駆けてゆく雲】さん 4点(2004-01-27 21:07:15) |
65.野村芳太郎監督の松本清張シリーズはみんな完成度が高いです。特に人物描写に関しては右に出るものはないんじゃないでしょうか?あとは中居がこの作品のイメージを落とさないか心配。 【なったん】さん 6点(2004-01-26 20:45:35) |
64.今まで色々な映画で感動しましたが、この映画を見ると他の映画が薄っぺらいものに思えてしまいます。重厚で深い映画です。交響曲「宿命」は一生忘れません。 【アーリー】さん 10点(2004-01-15 23:03:12) |
63.たぶん最高の日本映画だと思います。特に幼少時代の主人公の回想の場面では泣きまくってしまいました。たしか、初めて泣いた日本映画です。そして、あの音楽。はじめは誰かの有名な曲だと思っていたけど、まさかオリジナルとは・・・将来、音楽の教科書に載ってもよいできだと思います。そして、丹波さんと健作さんの最後の台詞は今でも心に焼き付いています。来年、中居さん出演でドラマ化されるみたいなので、今からとても楽しみです。 【あつお】さん 10点(2003-12-31 11:21:27) |
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62.これは小学生の頃にTVで見ましたが、おそらく自分にとってサスペンスデビュー作だと思います。それ以来、松本清張はとても気になる作家です。自分の野望ために過去を消してしまいたい、その為には恩師も殺してしまう、そして刑事の謎解き、病人への差別・排除等、小学生の私にはとても衝撃的でした。 |
61.凄く熱さを感じる映画でした。もう皆汗だくで・・・・。熱いんだろうなぁ~って。今の映画でここまで季節感を感じたものはないですね。 あと、なんと言っても加藤嘉と少年の回想シーン。 セリフが無いゆえに胸に打ちます。 来年ドラマ化されるそうですが・・・・。 【あずき】さん 8点(2003-12-19 10:05:52) |
60.下に「よい映画だが"引く古さ"を感じる」といったコメントがありましたが,私も同感です。野心的で骨太な好作だと思いますが,それを古さがスポイルしている感があります。私は古くてもそれを感じさせない映画が好きなのでこの点数としました。リアルで観たなら満点つけたかも知れませんが。 |
59.黒澤の野良犬を髣髴とさせるような熱さがこっちまで伝わってきます。丹波をはじめとする役者陣の好演も光るし、映像も綺麗だ。最後の加藤剛の犯罪の真相が明らかになるシーンの演出が素晴らしかったし、「宿命」という言葉が重すぎた。 すごい見ごたえがある作品だ。 【たましろ】さん 9点(2003-12-17 00:31:30) |
58.名作に相応しい良い作品なのですが、演出がちょっとあざとすぎるように思いました。 正直、ちょっと引いてしまうタイプの古くささを感じてしまいます。 後半の「画」は美しいです。 【もえたん】さん 6点(2003-12-16 19:26:18) |
57.美しいピアノの演奏と回想のシーンが入り混じったシーンが、実に良かったです。この映画を色んな人に見て欲しいなと思いました。ちなみに原作の本より映画の方がゴチャゴチャしてなくて良いです。 【ゆりあっち】さん 10点(2003-12-12 14:57:34) |
56.高校の時、社会科の先生が映画好きで、授業を潰してたまに映画を見せてくれました。その時に観た映画はどれも良かったのですが、この映画が一番です。 |
55.もう、パブロフの犬です。むか~し彼女にみせたことがありますが、人が涙をこらえている横で寝ていました。別れました。 【PIAZZA!!】さん 10点(2003-12-06 01:03:33) (笑:3票) |
54.音楽のすばらしさと叙情的な映像は認めますが、サスペンスとしてはどうでしょうか。あまりに小さな点をとても見えないような線で結ぶ強引さ、丹波哲郎が語る動機としても憶測、推測として語るものを映像化しているだけで説得力を欠く。赤の他人が6,7歳で分かれた子供を数十年ぶりに写真で見ただけで特定できるなんて信じがたいです。名作と言われる割にはムリがありすぎです。ハンセン氏病隔離政策による不当差別には同情しますが、当時としては致し方ない状況だったと思う。 【亜流派 十五郎】さん 3点(2003-11-22 01:22:07) |
53.最近の日本映画では全く観られなくなった、手間暇を掛けた映画である。脚本の緻密さと名優たちの演技には脱帽モノ。 【おさむ】さん 8点(2003-11-20 14:46:33) |