80.時代、国に関係なく戦争を行うのはいつも一部の地位の高い人間。彼らの命令によって多くの罪も無い人間が自分の命を犠牲にし、「国のため」死んでいく。核を保有することに何の利益があるというのか?誰が本当に望んでいるというのか?我々の地球が、そして人類が現在どれだけ危険な状態にさらされているかが痛いほど身に染みる。底知れぬ恐怖と言いようの無い怒りを憶えた。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-01-18 17:34:30) |
79.潜水艦モノだと思ってはいけません(それにしては、海上に出ている時間が長すぎる)。「核の恐怖」をテーマにした映画です。観ているのが辛くて、何度もDVDを止めてしまいました…。実話を基にしているという点が、感情を増幅させます。……でもやっぱり、演出過剰なんじゃないかなと思う点も何箇所かありました。たとえば爆発で核ミサイルが誘爆する、みたいな台詞がありましたが、火薬じゃあるまいし核ミサイルは誘爆なんてしないはずですよ。 【IKEKO】さん 7点(2004-01-16 23:09:17) |
78.感動でした、とても良い出来です..「クリムゾン・タイド」と比べてしまいがちですが..こちらの方が断然イイ..艦長交代で生じた部下との確執..艦長と元艦長の苦悩..非常事態により、極限状態に陥るK-19..手に汗握る、切迫感、緊張感、観応えあり!!です..これが実話とは..考えただけでも恐ろしい..秀作です!! 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-01-14 10:19:24) |
77.核の恐怖は十二分に味わいました。恐怖のあまり食ってたみかんをぽろりと床に落とすほどにおののいた。前半かなりの困ったちゃんぶりを披露した艦長ですが、すったもんだのあげく危機を回避し、事実無事に生還したわけで。そりゃ結果オーライで艦長万歳って気になるわなあ。ってなるわけねー。前半の暴れん坊将軍ぶりはどうしても払拭できない。よってポイントはゼロロクであります艦長! あー、持たず、作らず、持ち込ませず。 【機械】さん 6点(2004-01-05 18:19:18) |
76.アメリカ映画がロシア軍人をこう描くようになったか。冷戦時代は終わったんだなと実感する。 それはともかく、ヒューマンドラマとして秀逸。 それに潜水艦ものは甘ったるい恋愛ものとちがって、男しか出てこない男同士の世界でよろし。 【goro】さん 8点(2003-12-28 08:46:43) |
75.メンバー集めの失敗(スキル不足)、あいまいな情報伝達。まさに失敗プロジェクトの典型例がわかる教科書的な映画。参考になります。 |
74.乗組員全員が覚悟を決めて、艦長の命令に従うと報告してくる場面が凄いなあって思った。凄すぎる。そして一端原子炉に入るのをためらった兄ちゃんが再び中に入っていくのも凄い。何度も言うが凄すぎる。 【ゆうろう】さん 8点(2003-12-15 18:28:10) |
73.イヤな映画でしたね。冷戦崩壊後の今となっては、旧ソ連のことならいくらでも悪く描いていいっていう風潮もあって、事実こういうことを言われちゃっても仕方のない国だったんだろうけど、こういう話って本当は見て見ぬふりをしていちゃいけないとは思いつつやっぱり観ていて辛くて仕方がなかったです。チェルノブイリ事故の後、やっぱり大した装備もなしに放射能でいっぱいの原子炉に入って後始末をさせられた被爆者たちの凄惨な写真がスクープされたことがあって、怖いもの見たさで見てしまいましたけどやっぱり見なきゃ良かったと思いました。この映画でも、結果的に彼らの犠牲があったからこそ最終戦争が防げたんだよ、という、ある意味彼らの偉業を讃える内容にこそなっていますが、何の予備知識もなしに「戦争モノらしい」と足を運んでしまった私は本当に「しまった」と思いました。どのぐらいショックだったかというと20年間吸い続けているタバコを1ヶ月半、吸えなくなりました。本当にやばかったです。映画としてはハリソン・フォードが珍しく、かつ非常にお似合いなバカ艦長役でブチ切れているのがとても似合っていて笑えました。リーアム・ニーソンの善良ぶりはちょっと鼻についた感じがしますが、物語の都合上一人はこういう役も必要だったと思います。キャサリン・ビグローは早くから注目されていた女流監督ですがビッグバジェットはこれが初めてになるので不安はありましたが、いえいえ充分骨太な重厚感ある仕上がりでした。女性でもこういう映画が撮れる時代になったんですね。今後の動きに注目したいと思います。 【anemone】さん 9点(2003-12-14 02:47:20) (良:1票) |
72.これ、ロシア人が観たらどう思うんだろう。セリフは全部英語(ロシア訛り?)、どう見てもロシア系じゃない白人俳優。日本人が見るとその辺の違和感はあまりないんだけどね 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2003-12-12 12:05:08) |
71.この作品は、国とか政府(同じか)間の問題ではなく、結局は(女性の方賛否両論あると思いますが・・・)”男”の話だと思いました。政治的な事を抜きにして、純粋に”仲間”だとか”男としての自分のプライド”だったり・・・登場人物一人一人の心理描写が痛いほど伝わってきて泣けました。 |
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70.僕の知人には口癖で「原子力発電所バクハツサセタロカ!」とよく言っている変態がいます。 【ケンジ】さん 6点(2003-11-15 22:32:52) |
69.ハリソンフォードもしっかり、潜水艦の艦長らしく見えるから、不思議です。よそで聞いた話ですが、ジーンハックマンの方が、潜水艦の艦長としては、迫力がある、デンゼンルワシントンが、乗ってない、笑いですが、あと、ソ連艦なので、英語で、しゃべる、とか、言っていた人がいるけど、どうせ、日本語か、字幕で、みるのだし、そういう部分を差し引いても、ハリソンフォード、立派です。ハリソンフォード好きなんです。笑えますが。「映画って素晴らしいです」。 【yasuto】さん 10点(2003-11-11 00:39:34) |
68."不手際"という題材を莫大なお金を費やして作った映画。みごと僕は制作の意図どおり二時間いらつきっぱなしでした。 【チビすけ】さん 4点(2003-11-10 22:29:03) |
67.よかった。でも重かったというのがまず心に残る印象。 【ケイタ】さん 7点(2003-11-09 14:49:55) |
66.はじめはハリソン役の艦長が傲慢で横暴で嫌なやつと思っていたのですが最後には自分の地位を捨てる覚悟で国と乗組員を救おうとする姿勢に感動を覚えた。ストーリーがいいか悪いかは実話なので何とも言えないのではないか 【paruru】さん 8点(2003-11-07 13:21:42) |
65.潜水艦の閉鎖感、放射能の恐怖は描けてたけど、人のドラマはもうひとつだった。特にハリソンがさせた演習は、どう考えても行き過ぎで船体が壊れる結果になり、その他の選択でも間違いを犯している。あとで”すべてに意味があった”となるなら、リーアムが助けるシーンも飲み込めるけど、そういう伏線や解釈もない。後半いい人になるから、キャラクターとしては”無茶で傲慢だけど本当はいい人”?・・そもそもが人為的な事故と言えるから、滑稽にさえ感じ哀しい・・事実がそうだったってことかな?キャサリンビグローは男の監督より力強い映像を見せられる人、事実を曲げなくとも、複雑すぎるキャラクターを無理に描こうとせず、エンターテイメント性を強くして、ラストにカタルシスが得られるようにできたはず。 【ウメキチ】さん 5点(2003-11-02 11:06:04) |
64.他人のため死をかえりみない男の勇気を描いた映画を初めて観た気がした。潜水艦内部は終始緊張感があり、またあの男臭さがいい。ただ映画ということで少しデフォルメしすぎの感はある。当時の技術としては最高なのは分かるが原子力は別次元の問題で、これ以降大きな事故が起こらなかったのは奇跡に近いと思う。ソ連時代の原潜や核兵器の処理は大丈夫なのだろうか。 【まさサイトー】さん 7点(2003-11-02 09:19:11) |
63.潜水艦のパニック映画とばかり思って観てたら、やられました。劇場で泣きすぎて立つ事が出来ず、友人に心配されたほどです。ハリソン・フォードの愛の深さに感動しました。 【Ronny】さん 8点(2003-11-01 21:18:31) |
62.女性監督が大勢の男と莫大な製作費を使って硬質な映画を作った。その気合いに6点。しかし、かなり深刻に放射能を浴びた様子のハリソン・フォードが生き残っているのは何故?事実は小説より奇なり。 【黒猫クロマティ】さん 6点(2003-10-28 16:06:27) |
61.原子力潜水艦事故の密室パニック映画の中に米ソ冷戦構造やソ連軍や共産党内部の官僚組織、内部告発密告統治等ソビエトの暗部を描きながらも人間ドラマとしている。映画だからプロパガンダ的に過剰に描きすぎなのか、それとも事実を忠実に再現したのかどうなんでしょう。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-10-28 14:43:50) |