6.女性の目のクマやシワがこんなにセクシーだったか。思わずダイアンに見とれてしまいました。リチャード.ギアの枯れた中からくすぶっていた炎がふつふつと湧き上がり、瞬間的に爆発してしまうまでの1連の演技。その後の葛藤。静かながらかなり見ごたえがありました。思わず苦笑したのは死体を運ぶ時エレベーターが故障したり、あと少し気がつくのが遅ければ妻は自分たちのもとに帰ってきていたり。慌てているときほどうまくいかなかったり、間が悪い時ってありますよね。 【エレナ】さん 8点(2003-02-01 18:44:12) |
5.思いのほか老けたダイアンが、観ている間はずっと気になってしまった。不倫の成り行きには不自然さは有ったけど最後まで退屈しないで観れたし、主役2人の演技は良かったと思う。あんな旦那様に何の不満が有るの?と言いたくなってしまった。やっと夫の深い愛情に気付き後悔を深くする妻だったが、不倫の代償はほんとに大きかった・・・。5点のところ、ダイアンとリチャードの演技に+1点で6点 【Meg】さん 6点(2003-01-27 03:24:44) |
4.さすがエイドリアン・ライン監督。濃厚なエロティシズムと切れ味のいいサスペンス。後半夫婦の情愛が心に染みました。「危険な情事」のころより、円熟味があって、より見ごたえがありました。リチャード・ギアの新境地は合格点。ダイアン・レインはすっかり大人の女で、疲れた表情が良かったです。 【シネ子】さん 9点(2003-01-17 00:24:42) |
3.久しぶりのリチャード・ギアでしたがかっこよかったです。夫婦で観にいったのですが、何か身につまされる感じでした。夫からのプレゼントを愛人にあげちゃいかんだろう。最後にどんでん返しがあるかと期待してたので少々物足りない気もしましたが2人の演技が良かったです。愛人役もニヤけてていかにもって感じでした。 |
2.<ネタバレあります>いくら突風が来たっていってもあれ程大げさにせんでもと思いました。(風で飛んでくるのは新聞紙とかビニール袋のみ)あれじゃ、パニック映画の前フリ並みです。今も十分幸せな主婦があまりに共通項の無い若い男性におぼれるまでの説得力も欠けてます。しかもそのお相手は男前で野性味溢れ、仕事はブックブローカーという非現実さ。しかしそうは言っても不倫し始めてからの夫婦のお互いの心理描写がすごい!罪悪感を持ちながらも抜け出せない妻、疑い始めてジワジワと嫉妬に狂う夫。そしてこの夫婦の行く末を暗示するように挿入されるシーン(自転車が倒れたり、縄でつながれている湖のボートがユラユラ漂っていたり)がこの監督お得意の手法で改めて関心します。不倫相手を殺害してしまった夫に妻は「違う場所に引っ越して一からやり直しましょう!」と諭し夫はそれに同意する。しかし信号が変わっても車は一向に動き出さない。(しかも警察署の前)このラストの重さがズッシリとのしかかります。後戻りすることが出来ない所まで来てしまった夫婦の後悔がこのシーンに表現されていました。 【さかQ】さん 7点(2003-01-06 20:16:26) |
1.エイドリアン・ラインお得意の官能ドラマ(原題はズバリ「不貞」)。前半は妻の物語、中盤は夫の物語、そして終盤に夫婦の物語となって帰結する。夫・妻それぞれを丁寧に描写しているので、物語に非常に説得力があります(ちょっとヤリ過ぎの様な気もしますが…)。若い外国の青年に溺れ、回春していく中年女性をゾクゾクする様な演技で表現するダイアン・レインも良いですが、映画でも実生活でも幾多の女を泣かせてきたリチャード・ギアが、逆に妻に裏切られる中年男を納得させる意外な好演。謹告、浮気の代償は大きいですヨ、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2002-12-08 23:07:46) |