44.アンドリュー・ロイド・ウェバーはイエス・キリスト・スーパースター(アルバムタイトル)のアルバム以来のお気に入りアーティストですし、ロックフィーリングのあるミュージカル系の映画は久しぶりなので期待大でした。 音楽的には上々。キャスティングや映画向けのアレンジも優れています。ミュージカル映画ならではで、続けて何度も観たくなります。音楽がメインの作品を一度観ただけで評価するというのは無理な話で、音楽そのものの出来は勿論、映像との兼ね合い、ドラマ性との関連等を十二分に味わった後に映画としての価値が分かります。 今は鑑賞直後の印象しか書けませんが、ドラマの要素が強く、人物のアップが多用されていました。群舞のシーンを増やして、ミュージカル映画であることを前面に押し出しても良かったように思います。 ドラマとして破綻していませんし、全体のまとまりは良く、映像作品としての完成度は高かったです。 ロックミュージカル映画としてはジーザス・クライスト・スーパースター、トミー、ダウンタウン物語などが思い出されますが、それらとは趣の異なる大人向けのミュージカルとして所持していたい作品です。 【昌兵衛】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-14 23:35:35) |
43.あれ、オペラ座の怪人ってこんな話だっけ?と一瞬思ったけど、原作読んだ訳でもなし(ミステリかじり始めの頃に『黄色い部屋の謎』を読んだ時の感激を大切にするためには他のルルー作品は読まない方がいいらしいので。笑)、そういや私が知ってるのって、昔、マクシミリアン・シェルが出てたオペ怪だけだもんなあ。ストーリーはあちらの方がまとまってました(少し恥ずかしいが・・・)。ってよりも、本作、「オペ怪なんぞ見た事も聞いた事もねえや」という完全白紙状態で見ても、ちゃんと意味がわかるんでしょうか、とちょっと不安。怪人は思わせぶり無く、まさにアタリマエのように飄々と登場するし。オマエ誰だよ、とクリスティーヌ以上に訊いてみたくなること請け合い。シューマカー監督、「変人」を描くのは得意だが、「怪人」は苦手なのか・・・。それに、この映画、何ともヤカマシイ感じが拭えないのも難点か。いや、音楽をたっぷり聴かせてあげようというコンセプトらしいので、それはいいんだけど、「視覚的に」ヤカマシイんだなあ。音楽に負けじと映像にもこだわろうとしているのが、さすがにチトやり過ぎ、落ち着きません。「その『画』ってホントに必要なの?」というカットが目白押し、音楽と両立してない気が。一体何がしたくてこの映画作ったの?と言いたくなるけど、まあ、要するに超豪華版「オペラ座の怪人」を作りたかったのでしょう。と好意的に捉える事に。確かに大変ゴーカに仕上がった映画ではあり、コテコテのスタミナ食のような一本であります。さて、あまり悪口書いててもヤな感じ、映画は楽しく観たいものです、だから最後にベタ褒めしておきましょう。この映画の見どころはなんと言っても、地下へ救出に向かったニーチャンが、落とし穴に落ちるシーン。スコーンと、まさに見事な落ちっぷり!実に気持ちよく、落とし穴に吸い込まれてくれます。しかもこのシーン、別に無くてもストーリー上は問題ないしなあ。まさに一瞬かつどうでもいいシーンなので、お見逃しなく!! 【鱗歌】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-09 12:22:42) |
42.仮面を取っても、ファントムがイイ男で、マジブスはどう生きれば良いのか不安に成りました。 【.】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-04-05 00:27:07) (良:1票)(笑:2票) |
41.ミュージカルの映画化ってどうなるんだろう?との好奇心から、物語の大まかな筋(結末は知らず)と、怪人、クリス、ラウルの三人の関係ぐらいの基礎知識だけを持って劇場に臨みました。しかしそれだけ分かっていれば十分。話の筋を歌曲の歌詞で追いながら、最後まで緊張感を持って鑑賞することができました(多少気になる字幕はありましたが・・・)。ステージセットも豪華絢爛。音楽もスクリーンならではの大迫力。こういう映画もなかなか良いのではないでしょうか。クリス演じるエミー・ロッサムは今後も要チェックな逸材かと。 【ライヒマン】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-02 23:35:00) |
40.セリフと歌のメリハリが無さすぎ。 繊細な場面もすぐに歌合戦でぶち壊してしまう。 面白い「映画」を期待した人は帰り際、こう思うはずだ。 ミュージカルなんてクソ喰らえ!ってね。 【ピルロ】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-04-01 01:20:32) (良:1票) |
39.僕はこういうの結構好きです。上映時間のおおよそを歌っている。だから苦手な人もいるかもしれない。しかしだ、もしこの作品を歌わずして作ったらどれだけ味気ないことか考えてもみてほしいと思う。それに第一、普通に演技して映画作るより、歌って映画作る方が難しいじゃない。だから完成度も高いと思うし、他の作品とも何か違うものを感じるわけです。 【000】さん 9点(2005-03-27 11:47:00) |
38.嗚呼クリスティーヌ、貴女こそ悪女の名が相応しい。 長い!とにかく長い!歌のシーンが長い!オペラにしたいのならオペラに、ミュージカルにしたいならミュージカルにすればいいのに。何故どっちつかずに映画にするのか。映画としての面白さはなんなの?と言いたくなる。あと英語が凄い気になる。違和感バリバリ。半分は映画上の擬似オペラという事で歌のシーンがとにかく長く、ストーリーとしての内容が薄いのでとても疲れる。歌で感動させたいなら映画というメディアは不向きでしょう。オペラをフィルムにとって見るなんて馬鹿げてます。オペラと映画の値段の差?私は劣化したオペラを見せられている? 楽曲はさすがだが、音が大きすぎる。ダイナミクスレンジが小さくてメリハリが無い。やはりオペラなら生オケ、生歌手で聞きたいよ。 オペラ座の怪人の”映画”が見たかったので少々がっかり。 【ちょび】さん 3点(2005-03-25 16:48:25) |
37.何よりも、映画化ということに対して臆せず、舞台通りに映像世界全編をオペラ調に仕上げ、完成させたことに、「オペラ座の怪人」という神々しいまでのオリジナルに対する尊敬と自信が感じられた。台詞のほとんどが歌唱によって紡がれることに違和感を持つ人もいるようだが、そのことこそ、この作品を映画化する“意味”だと思う。舞台を見たことは無いのだけれど、歌で語らずして何が“ファントム”かという盲目的な概念を知らぬ間に植えつけるこのキャラクターの哀しく切ない存在感は凄い。文芸的な映画だけにある程度のかったるさは覚悟していたのだけれど、そんなもの微塵も感じさせないテンポの良さと、極めて完成度の高い映画世界に呑み込まれる。 【鉄腕麗人】さん 9点(2005-03-23 00:17:35) (良:1票) |
36.ほとんど予備知識無しに見たけど、テンポは良くて、独自の世界観へぐいぐいひっぱっていってくれるパワーがあった。勢いに7点。 【じゃん++】さん 7点(2005-03-20 13:58:14) |
35.期待通りでした。もう、正にこんな映画を待ってたんです。衣装も装置も音楽もこれでもかってくらい派手で良い!どっぷりオペラ座の世界に浸りきることが出来ました。ファントムが悲しい。切ない。あの泣きそうな表情…。思い出し泣きしそうです…。そして、やっぱり音楽は最高ですね。つい歌ってしまいます。頭から離れない。私的に、良くも悪くも期待を裏切らない映画でした。 【M・M】さん 9点(2005-03-15 22:18:23) |
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34.ここの点数があまりにも高すぎるので訂正。映画としては非常にまずい。飽きる。好みによるのだろうか??ほとんどいつも歌っているので、煩く感じる。この作品で印象に残ったのは猿のオルゴールとシャンデリア。(雰囲気は「海の上のピアニスト」)仮面舞踏会と墓場の決闘の場面も多少みれたか。曲を取り除いたら多少はいい作品だったかもしれない。(それでも5点くらいか)セットとか雰囲気は好き。 「+2」。映画としての作品自体は「0」点。楽しめないということ。小説で読んだら楽しめるかなぁ?ビデオレンタルは避けたいところ。どうしても見たい人はテレビ放送を待つことを推奨。映画を見るのではなく、聴くような感覚を持ち合わせている人ならあるいは楽しめたのかも?私はそもそもあの音楽自体不快に感じた。車の宣伝で聞くくらいで丁度いい。 【joumonn】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-03-13 17:52:28) |
33.その醜い顔のせいで、一度も優しさを味わったことの無かったファントム。愛する女性を手に入れたくても、手に入れられなかったファントム。ごく普通の男性であったはずの彼が、自らを"Phantom of opera"と名乗らなければならなかったのは、彼の周りに”人種差別”という環境が渦巻いていたからでは無かったのか、と思った。彼があのような醜い顔になったのは、おそらく生まれながらの病気か、事故か何かによって起こった物だと思うが、なぜ何の罪も犯してないはずの彼が、世間から忌み嫌われ、嘲笑され、そして痛めつけられなければならなかったのだろうか?差別というのは、彼のような”障害”だけでなく”肌の色”から”生理的な物”あげくの果てには”個人の趣味”という下らない物に至るまで・・・。人間というのは、必要も無いのに他人を自分と比較したがり、他人との差異を嘲笑う事でしか、自分の強さや立派さを証明できない生き物なのだなと、改めて痛感させられた。この映画では、そんなファントムの強いられた現実が、そして彼の心が、ひたすら痛かった。美しい音楽と、華やかな雰囲気、そして俳優たちの名演に彩られたこの作品では、制作陣たちは実はそんな事も伝えたかったのでは無かったのだろうか・・・・・と感じた。 |
32.はまりました 寝ても覚めても心はバトラーさま。。。 映画鑑賞というよりは音楽会にいっている感じでした。 ただ、今回ほど字幕に頭にきた映画はありませんでした。 話ちゃうやん!って字幕いっぱいありました。 う~ん、映画は字幕訳者のチェックもしなければいけないのですね。 いい勉強させていただきました。 【るる】さん 10点(2005-02-22 16:34:06) |
31.NYでミュージカルを見たときは英語がわからなかったぶん 今度のは楽しめた。この楽曲っていいね。サントラ欲しい。やっぱり映画の音楽は大事だよ。 【おれおれ41】さん 8点(2005-02-21 02:04:27) |
30.とにかく音楽の力にやられました。完全に鷲掴まれました。ストーリーだけ追えばシンプルな悲恋モノです。が、その分圧倒的な音楽力とそのイメージを増幅させる映像にどっぷり浸れます。映画を見終わった直後にサントラを購入したのは久方ぶりですが、聴いていてまた映画館に足が向いてしまいました。DVD発売まで待って後悔する前にスクリーンで見ることをお勧めします。ただし!140分中120分以上は唄です。相当体力を奪われることは必至です(笑) 【オカピ】さん 10点(2005-02-17 23:23:20) (良:1票) |
29.歌い過ぎ。要所要所で効果的に歌を使えばもっといいだろうに。 【kasumi】さん 6点(2005-02-16 23:59:28) |
28.耳を劈く馴染みのオルガンフレーズも、ウットリ見つめ合い歌いあげる二人も、映画になると何故こんなに気恥ずかしいのか。いつも半開きの口のクリスティーヌのせいなのか?エロエロしいジゴロ風ファントムのせいなのか? 【mimi】さん 7点(2005-02-16 22:16:44) |
27.個人的にはさっぱり面白く感じませんでした。確かに皆さんの言うように音楽はとても良かったと思います。腹にズッシリくる「ジャジャジャジャ~ン」のサウンドには身体全身が敏感に反応し、異常なほど鳥肌が立ちました。ですが個人的にストーリーは全然面白みを感じませんでした。主人公の女のどっちつかずの態度、ファントムのジコ虫振り、リッチのボンボン兄ちゃんは幸薄そうだし。なんか観ていてヒジョーーーにイライラしました。それに始めは苦ではなかった音楽も終始音楽ばかりだと気付くと、その後の音楽には退屈してばかりでした。個人的にはミュージカル映画は結構好きな方なのに、この映画の音楽は好きになれませんでした。なので、オペラ座の怪人はいつか舞台で見てみたいものです。以上。 【ボビー】さん 5点(2005-02-16 21:50:40) |
26.結局、10回劇場行っちゃいました。 もうね、愛しすぎちゃって怖い。始めてみた時、これこそ求めてた映画!!!って思いました。もともとあたしミュージカル大嫌いな人だったんだけど、この映画のせいでミュージカルに目覚める。だからもちろんオペラ座は劇団四季のも観たし、ロンドンでも4回見ました。DVDはUK版・日本版を購入し、気づけばCD数種類にスクリプトやらフィルムやらスワロフスキーやら・・。夢中になりすぎて怖い。あたしの中の‘美’って概念を映画にした感じ。これこそ芸術じゃ~~!!って勢い。あんなにミュージカルだと思わなかった!って言ってる方が結構多いんだけど、何を仰います。むしろ歌なしのオペラ座って何。住んでる場所の関係、金銭面での理由で劇場に見にいけない人の為に作られた映画版ミュージカル、と考えて下さい。 そしてね、正直言って、これTVで観るのと映画館で観るのとでは雲泥の差。どんなにオペラ座つまんないって言ってる人も冒頭Overtureには鳥肌が立ったはず。そうじゃなかったらそれは劇場の音響が悪かったんだ!!!って独断で言い切りたいくらいオペラ座中毒。ごめんなさいww。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-02-15 21:27:51) (良:2票) |
25.とにかくエミー・ロッサムの演技がひどい。表情がいつも同じ。映画自体も非常にだらだらしている。 【ともっち】さん 2点(2005-02-15 17:01:06) |