305.悪くはないです。悪くはないですが、カタルシスに欠けると思います。そもそも、何故戦場でピアノを弾くのか、必然性が無い。実話だから?だったら「タイタニック」ばりの強引な脚色をして、映画としての完成度を高めた方がよかったと思います。あ…ポランスキー監督にそれを言っても無意味か…。ピアノを弾くシーンが少なかったという一点に於いて、「海の上の~」に軍配を上げます。 【金子淳】さん 7点(2004-11-10 19:00:41) |
304.前半までは、一方的に人間のおぞましさを見せられただけで どこが感動する話なんだろうって思ってたけど、後半エイドリアンブロディが極限の中で見せた眼光の鋭さに思わず魅入ってしまった。あの表情だけでオスカーに値する。 【michell】さん 7点(2004-10-31 03:38:32) |
303.予想以上によく出来たいい映画でした。実話なだけに助けたくても助けられない、自分が生きることさえもままならないという当時のどうしようもない現実を見せてくれて非常に伝わるものがありました。ホロコーストものはいくつか見たことがあるけど、この映画はかなり上位に入る映画です。 【A.O.D】さん 8点(2004-10-19 14:16:03) |
302.戦場に放り込まれてもなお音楽を愛し続けた、一人のピアニストによる愛と感動のストーリー。今、劇場が涙で包まれる……! って感じの映画かと思ったら全然違うんでやんの。なんか知らんけどいっつも泣きそうな顔した情けねぇ顔のオッサンがひたすら逃げ回る映画。愛も感動もナシ。「映画史上もっともカッコ悪いヒーロー」とどこかで紹介されていたという話も頷けますね。だが、それが良い。主人公が無力であることによって、あの時代に虐げられていた人々の鬱積とした気持ちが手に取るように伝わってくるワケだ。そういう点で制作側の試みは成功してるんじゃないですかね。エンターテイメント的な要素はあまりないけど、こういう映画こそ後世に残すべきなんだろうな。そして学校の社会科の時間に見せられた学生があまりのダルさに居眠りをする。これはそんな映画になっていくと思います。 【コバ香具師】さん 7点(2004-10-04 11:32:46) (笑:1票) |
301.戦場にピアニストがいても、全然似合わないし、何の役にもたたない。 何の役にもたたないけど、彼を助けてくれる人がたくさん居た。 ピアニストは一生懸命生き抜いて、助けてくれたたくさんの人は死んで、 家族も失って、だけど、ピアニストだからピアノを弾くんだな。 【mogu】さん 8点(2004-09-20 15:20:10) (良:2票) |
300.戦場の真っ只中でも芸は身を助けますた!(・∀・) 【アルカポネ】さん 9点(2004-09-19 21:30:50) |
【諸星わたる】さん 3点(2004-09-17 02:52:26) |
【泉州 力】さん 7点(2004-09-03 23:41:28) |
297.改めて考える機会を与えてくれて、ありがとう。何の力も持たない一小市民だが、戦争やテロを永遠に否定すると歴史の犠牲者に再度誓う私。 【小僧】さん 8点(2004-08-30 02:53:38) |
296.穿った見方をすると、ホロコースト物は普通に作っても感動的になると思うのだが、その割にちょっと感動が薄かった。あの有名なシーンは、バラード1番じゃなくて2番をやってほしかった。 |
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295.ユダヤ人、ユダヤ人、難しい背景がある。明白には映画のいや戦争の中身は見えてこない。言葉を徐々に話さなくなり、無音と疲労だけが伝わってくる。その中で奏でられるピアノの音こそピアノの音なのかもしれない。 【杉下右京】さん 7点(2004-07-21 05:49:00) |
294.命知らずにはなれずとも、恥知らずにはなれるさね。ポランスキーが撮ってることがなによりのリアリティー。 【ドレミダーン】さん 9点(2004-07-11 15:05:56) |
293.戦争映画としてはやや迫力にかけるが,「ライフイズ・・・」と比べれば全然まともでした. 【マー君】さん 6点(2004-06-30 13:48:11) |
292.いやーよかった。想像以上でした。ユダヤ人を取り上げた映画はこれが始めてだったけどけっこうすんなり受け入れられた。個人的には助けてくれたドイツの兵隊さんとの再会がみたかった。 【LYLY】さん 6点(2004-06-26 17:33:52) |
291.俺は観る映画は大抵「こいつヴァカじゃねーか?アフォじゃねーか?」とか色んな突っ込みを入れながら鑑賞するワケですが、本作にしてはそんな考えは一切無かった。いや考えられなかった。2時間半近くもの間、暗く重い空気が全編を支配し、まるで戦争そのものの存在を示してるかのように思えるし、主人公のシュビルマンの虐殺が続く街で「生きたい」の信念が画面を通して観ている俺にも痛烈に感じ取れる。後半でシュビルマンが、荒廃した街に佇む姿を見て「もし俺の生まれ育った街がこのようになったら」そう考えると不意に涙が出そうになった。もちろん俺は戦争なんて経験したことが無かったんですが、本作で主人公を一般人にした事により観ている自分自身にも戦争の恐怖が今まで以上にリアルに思えたし、感情移入するのにも難しくなかった。この「戦場のピアニスト」は自らも収容所で母を亡くしたと言うポランスキー監督にしか作れない魂のこもった傑作だと俺は思います。 |
290.ピアニストでなくてもいいんじゃないかなぁ?もっとピアニスト特有の心情とか行動とかあるんじゃないかなぁ? 【cheerio】さん 3点(2004-06-22 18:10:43) |
【rexrex】さん 4点(2004-06-19 11:23:23) |
288.ドイツ人将校の前で弾いたピアノの旋律が耳にこびりついている。ピアノを弾きたくてしょうがない衝動、しかし家族を亡くし、更に自分も毎日が生死との狭間での壮絶な精神状態の中で弾いたあの曲は、聴いているうちに自然と涙が出てきた。はじめは鍵盤のひとつひとつを試すかのように次第に感情的にダイナミックに・・・そういえばラ・カンパネラをフジコヘミングが弾いているのを最初に聴いたときも強烈な印象で、自分の受けた感覚が同じだった。まぁとにかく戦争なんていいことありません!! 【だんぼ32cm】さん 8点(2004-06-19 01:02:24) |
287.最後近くにピアノを弾くシーンのみでいきている映画。それ以外は評価し難い。戦争の悲惨さ無意味さは伝えられている。しかし主人公の生き様が主軸からはずれている感があるため違和感を覚える。極限状態においてさえもピアノの旋律が心を打つものであることは記憶に留めておきたい。 【俵星現場】さん 2点(2004-06-15 22:50:40) |
286.見飽きることのない、よく整った作品だと思います。、、、、、ただ、見終えて、何か素直に感動できないものが残るのです。、、、どうしてだろう。、、、、前半で最も印象的だったのは、集められた広場で父親がビスケットか何かを家族に切り分けるシーンです。それが家族にとって、いわば最後の晩餐であり、戦争と迫害で、何が失われてゆくのかを痛切に感じさせてくれました。、、、、、しかし、その家族について、その先は映像として触れられていません。シュピルマン氏が、家族をどのように思い、どう追悼したのかが描かれないと、どこか綺麗に話しが完結した感じがしないように感じられます、、、、、、。それとどうしてドイツ人将校が、ショパンを弾くユダヤ系ポーランド人を救おうという気になったのか、それもしっくりきませんでした。、、、、、ショパンといえばポーランドナショナリズムの象徴といっても良い存在です。あの緊張した場面で弾きはじめる嬰ハ短調ノクターンは、ポーランドの人達にとっては、国歌にもきこえるのではないでしょうか。、、、、それをどうしてドイツ人将校が許すのか。、、、ドイツ人将校の命乞いのシーンを重ねると、何か、ポーランドナショナリズムの勝利宣言にも受け取れてしまうのです。、、、、、、、、というか、監督や制作者に、ナチスとそれに荷担した人達を、絶対に許さない、という強い意志があり、その攻撃的な強い意志に、どこか同感できない部分が私にあるのかもしれません。 【王の七つの森】さん 7点(2004-06-15 10:24:12) |