114.うむ、面白い。しかしこの作品の面白さは非常に危険です。映画が映画でなくなる危険をはらんでいます。この作品が映画じゃない、というわけではなく、この作品の魅力が映画とは違うところにあるということ。典型的なのが個人的に一番ウケた尼崎ネタ(めちゃ笑った)。画ではなくネタが強烈に楽しい。 それでも「パチンコはイヤ」の次の場面にパチンコ店にいて、「出るわけない」の次の場面にジャラジャラ出てる、という喜劇における古典的演出は冴えに冴え、アニメを交えたデジタル映像は新しさこそ無いものの、洗練されたイヤミのない奇抜さを演出しているし、個性を過大に表現したキャラクター造形は言うまでもなく素晴らしいの一言、、ということでコレはやっぱり映画であって、なんだかんだ言っても一応私の中ではOKな作品でした。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-18 11:24:50) (良:2票) |
113.始まった瞬間の「うんこふんじゃった」からのノンストップな展開。入りこめるかどうかは人それぞれだけど、オイラにはなかなかツボでした。深田さん演じる桃子のマターリしたしゃべり方と彼女の成長のテンポの速さが絶妙の不協和音を奏でていていい感じです。「だけど、私、まじで心根が腐っています」の台詞には目の前がくらくらしました。性格がワルーイと自己判断するロリータ桃子はただ自己の道を突っ走ってるだけであんまし性格が悪いとは思わなかったなぁ(あの親のだまし方は極悪か^^;)。主人公二人の生き方って正反対だから合うっていう王道を突っ走ってます。でも、族という世界にいるイチゴより一人を貫いている桃子のほうが強いと感じました。その二人がだんだん影響を受けあって友情を(いつの間にか)育んでいくのですが。。。。ってその前に閣下が!!なんで?この登場シーンでオイラは固まってしまいました。。。そんな凝固の後、クライマックスのシーンになるのですが、最後の桃子のタンカ。。。「ワレいちびっとったら、ホンマ、いてまうど」なんとも笑わせていただきました。立ち回りの最中にかかってる音楽がクラシックってのも。。。コメディーを完結させているんね。 【ぐっきい】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-01-16 23:11:37) |
【ビアンキ】さん [DVD(吹替)] 10点(2006-01-15 17:31:56) |
111.評判通りの良作。深田も不思議ちゃんを好演していたと思うけど、やっぱりこの映画は土屋アンナありき、ですね。細かいギャグとかは空回りしていた部分が多いように思うが、あれがあってこそ統一的な世界観が完成し、ラストのある意味「ナメた風呂敷畳み」が許されるのだろう。 【zinny07】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-05 16:21:28) |
110.ちょっとバカにしてたけど、案外楽しめました。見終わった後はすがすがしささえ^-^ 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-17 03:58:28) |
109.深田恭子の「女優」という肩書きに常々疑問と不快感を覚えていましたが、これを観たら「あぁ、この人女優かも」と思ってしまいました(深田恭子ファンごめんね)。それぐらい良かった。啖呵切るシーンでは、後半、うーんあと一歩!というところでしたが、最初の「いてこますぞコラァ!!」(だったかな?)は結構凄みがあったので◎ やはりヤンキーの血は争えなかったということでしょうかw 土屋アンナも良かった。失恋して泣くシーンで、その泣きっぷりと音楽だけの演出にやられて一緒に泣いてしまったよ。小学生のような初恋&失恋にいい歳して泣くなんて自分何やってんだ(爆) あと、BABYの広告の土屋アンナロリータっぷりはめちゃかわいかった。 【pb】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-30 12:36:35) |
【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-11-26 08:38:34) |
107.個人的には、あまり笑えなかったので、あまり評価が高くありません。終わり方も、強引すぎないかい?ストーリーはあってないようなものだね。演出は上手いんだけさ。まぁ、ギャグ映画だから、笑えないと駄目な映画だよなぁ・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-26 00:39:10) |
【たま】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-23 12:57:41) |
105.おバカ映画と分かっていながら..好評を聞き..観てみました..う~ん、良かった!..いや~このおバカ映画、侮るなかれ! 何と言っても、脚本が イイ! 台詞が良く効いてるし..編集も、演出も、かなりの出来!監督の才能を感じますね~ 現代の病める日本社会..病める若者たち..を、ストレートに “熱く” 描いています..何たって、一本筋が通ってる!!(最近少なくなりました..) クライマックスの イチゴ と 桃子 の “啖呵” は観ていてスカーッ!としましたね~ 二人の友情に、不覚にも “感動” .. とにかく予想以上の出来です! “水野晴郎だぜ~” と “監督の才能” に、(思わず) 9点! 中島監督の次回作に期待! 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-15 12:20:08) |
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104.公開時から評判が良かったので、かなり期待して見た。そして、期待通りに面白かった! それがすごい! いやもう、テンポも見せ具合もいちいちツボをおしてくれます。土屋アンナもそうだけど、深キョンのはまり具合、あやうくファンになりそうです。もう、あの喋り方とか、ドライさ加減とか。それがめちゃくちゃウエットな部分と、テンションを変えずに絡むのが、面白い。篠原涼子のはじけ具合もたまりません。ジャスコ! 【ちゃいちゃい】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-14 16:16:17) |
103.グローバル化が進むこの時代に、こんなにローカルな映画があっていいのだろうか。ジャスコに行ったこともない、ベルサーチに対する共通認識もない、ましてや尾崎豊の生きざまを知らない外国人には何が面白いのか全然分からないではないか!下妻ってどこよ。そこがいい。日本人にしか分からなくて全然かまわない。カンヌ映画祭に出品するつもりもさらさらない。その潔さがこの傑作を生み出したのだ!! ストーリーは実に単純だ。見かけは水と油の2人が次第に心を通わせていく友情物語。この手の話は今まで150本は観たと思う。こっちも伊達にX十年も年を食っていない。並大抵の手管では騙されないはず・・だった。この分岐もひねりもない展開が思わぬ感情の高まりを生むとは! 台詞の素晴らしさというより、そのタイミングと映像(大仏様とかね)とテキトーさ加減の絶妙な融合が私のツボを的確に突いてくる。1回目観たときは大いに笑わせて貰ったが、2回目観たときは思わず涙が浮かんでいた。笑っている無邪気な主人公達の笑顔に対して観客を泣かせる。これは、邦画では故渥美清だけがなしえた高等技だ。チャップリンの「モダンタイムズ」に匹敵する!(古っ)というのは言い過ぎか?作り手や演技者の情熱に絆されて涙させるという古典技でもない。うまく表現できないが、底は浅いが、ピュアな感情なのだ。 何が不思議って土屋アンナが日本で何故今大ブレークしていないのか?だ。ジャーニーズ事務所のジャリタレ共を100人まとめても叶わないこのパワーが伝わっていないのだろうか?この褒めすぎブリはちょっと暴走だと自分でも感じているが、それが青春だ。今日は半端な点数を付ける気がしねえ。 【正義と微笑】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-11-12 23:56:50) (良:1票) |
102.あの啖呵で深田恭子は役者として一皮向けたように感じる。適役と人は言うが、余りにガタイが良すぎて、普通に土屋アンナより強く見えて仕方が無かった。一番の心配は宮迫だったのだがそれも一瞬で取り越し苦労だと分かった、ギャグ・映像・テンポと全くこの監督のセンスには驚かされる。ギャップを狙いつつ、それでいて自然体で、生き方に一本筋が通っており見ていて気持ちが良い。 【まさサイトー】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-03 05:11:52) |
101.本当に深田女史は恐ろしい女優ですね。こんなハマリ役ないよ。そして土屋アンナも。観た後だとこの二人のキャスティング以外想像つかなくなる。それぞれの台詞も一々名言級。しばらく頭が下妻になりました 【mason】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-11-01 23:25:46) |
100.印象的なシーンや台詞がぎっしりつまった凄い映画。2度目に見ると、自分が次のシーン次のシーンことごとく覚えている(刷り込まれている)ことに驚く。爆笑しているうちにラストまで一気に時が過ぎる。「水野晴朗だぜ?」で笑い転げられることに日本人に生まれてきた喜びを感じた。ものごとの記号化がきれいになされたストーリーも素晴らしい。 |
99.どこをどう観ても面白くなかったです。ジャスコやその他の会社から金もらってるんか?っていうくらい連呼してるし、土屋の演技も素人だし。。。。ちょっと理解できない内容でした。イマイチ狭い世界でのお話でスケールが小さいですね。どこをどう楽しめばいいのか???です。残念ながら自分には全くつまらない映画でした。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 1点(2005-10-30 15:02:19) |
98.会話のテンポやリズムがよく、素直に楽しめました。 話の内容がとても面白いというわけではないのですが、主人公2人のキャラクターと映像の勢いでカバーしているという印象です。 【ねこかもめ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-30 13:37:00) |
97.最後の展開がちょっと強引だったけど、総合的にはけっこう面白い映画でした。『Dolls』を観たあとだとフカキョンのあの変貌ぶりには驚かされます。土屋アンナも『茶の味』とは全く正反対のキャラを演じててビックリ。あと、ストーリーにはほとんど関係ないけどやっぱりマイク水野の不意打ちにはやられました(笑)。 【とかげ12号】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-10-28 23:35:57) |
96.あのテンポであのハテンションを描ききるってスゴイ! 参りました。 【MID】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-27 22:36:42) |
95.土屋アンナなめてました。すみませんでした。といいたい。やり切ってる。爽快だった。でも映画そのものの笑いのセンスは全体的に合わん。もうちょっと間が欲しいね。ただ突っ走ってる感じ。 【ぷりんぐるしゅ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-08 01:47:30) |