16.イギリス映画を見る上ではイギリスの階級社会を頭に入れておくと面白さと理解度がだいぶ増します。「アッパークラス」「ミドルクラス」「ワーキングクラス」の3つですがこれは現在も歴然と存在します。特にアッパーとワーキングはお互いに「気の毒な奴等」と思っている人が多い(ように思える)です。と偉そうにうん蓄を並べましたが、この映画もそうすると単なるシンデレラストーリーではなくイライザが教養を身につけるまではよかったけれどその後行き場に困って困惑しますよね。それより大変なのはイライザのお父さんであの年までお金はないけれど自由にやってきた生活が180度変らされてしまう。一般的に上昇志向の強い日本人が見れば「お金持ちになって良かった。チャンチャン」ですがイギリス人が見たら「おやまぁ」とすごい悲喜劇になっているのです。若い頃この映画を見たとき、ヒギンズ教授は好きになれなかったけれど少々年を取ってから見るとどんなに偉い教授さんでも男っていつまでもガキなのね(そういう男性が多い)とまぁかわいくも思えると言うものです。私の1番好きなミュージカル映画です。 【Jade】さん 10点(2003-01-11 16:37:41) (良:1票) |
【かよの】さん 9点(2002-11-09 06:13:59) |
14.ピカリング大佐でしょう!あと、ホームズの若い頃と(笑)。 【フォックス】さん 8点(2002-10-04 02:06:36) |
13.ミュージカルは苦手なんですが、楽しく見れました。個人的には豪華なコスチュームやセットに見とれてしまいました。シンデレラ・ストーリーの元祖はこれだったんですね。 【KARIN】さん 7点(2002-09-13 18:14:26) |
12.まさに、ミュージカル映画の傑作であると言えます。特に印象に残ったのは、ロンドンの下町英語のコックニーです。AをAiと発音したり、英語の勉強になりました。また、当時、30代半ばだったが、オードリーの朽ちない魅力がありました。 |
11.最後のほう、おじさん(ヒギンズだっけ?)がさみしそうに歩いて歌うところがすごく好きです。あとお母様もすてき。 【yuki☆】さん 7点(2002-07-07 20:32:59) |
10.明快なシンデレラ・サクセスストーリーでしたが、面白かったです。作品中の歌を私はほとんど知らなかったのですが、一緒に見た母は聞き覚えのある曲ばかりだと言っていました。教授の家の、らせん階段や壁一面の本棚がある風景が、うらやましくもあこがれてしまいました。 【祥之上】さん 8点(2002-04-17 20:47:09) |
9.当初は「やっぱり、J.アンドリュースで行くべきだったのに…」と思ってたけど、A.ヘップバーンでも十分魅力あったと今は思います。J.アンドリュースだと、少し地味な映画になってしまったかも…。美しい歌曲、華やかな衣装、巧みなセリフ(原語で一生懸命理解しようとした)…。どれを取っても完璧です! ただ、オードリーの歌は、もう少し似た声の人がやるべきだったのでは?ハッキリと“吹き替え!”ってわかっちゃうんだもん! 【ST】さん 9点(2002-01-26 04:59:03) |
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8.なんでだろうミュージカル映画って苦手なのにヘプバーンが出演してると楽しく見れてしまう、それも彼女の魅力なのだろう。やっぱりかわいらしい人ですヘプバーンは。内容的には単純にシンデレラストーリーですね。 【かぶ】さん 7点(2002-01-15 08:49:08) |
7.ミュージカルの傑作が続出したこの時代の代表作の一つであると共に、A・ヘップバーンが最も美しく輝いていた作品でもある。後の「プリティ・ウーマン」など、これをベースにしたシンデレラ物語は数多いが、この作品を超えるものは未だに出ていない。ストーリーや多彩な出演者のみならず、例えば大画面いっぱいに広がる花々が美しく印象的なタイトルや、劇中の「踊り明かそう」「スペインの雨」「君住む街で」等のお馴染みのナンバーは終生忘れる事はない。束の間の夢を見させてくれるという、ミュージカルならではの本来の楽しさを存分に味あわせてくれた名作だが、昨今こういった作品にお目にかかれないのは寂しい限りだ。 【ドラえもん】さん 10点(2001-10-11 00:45:09) |
6.とても良く出来ていた。歌はマーニー・ニクソン(?)、それはそれで良いのではないでしょうか。 【nob】さん 9点(2001-09-30 00:34:52) |
5.ロンドンの下町の花溢れる情景,それにフレデリック・ロウのご機嫌な音楽,アラン・J・ラーナーのお洒落な歌詞,これらが渾然一体となったミュージカルの傑作である。ヘップバーンはやはりこれか「おしゃれ泥棒」あたりがもっとも美しかったと思う。「君住む街で」と「一晩中踊り明かそう」は名曲だが,個人的には「アスコット・ガヴォット」と「時間通りに教会へ」もお気に入りである。サントラの古さが耳につく方は,キリ・テ・カナワがイライザを歌ったCDがお薦め。オペラ風の巻き舌さえ気にしなければ,冴えた録音とロンドン交響楽団の美演が堪能できる。 【koshi】さん 9点(2001-09-24 21:06:14) |
4.オードリーファンの私としては、口パクだという事実を知った時はショックでした。でも、作品としてはとってもよかった。 【aya】さん 8点(2001-09-22 20:17:58) |
3.以外にも私のベスト1がこの映画です。これってヘップバーンのシンデレラ・ストーリーでもあるわけだけど、男(レックス・ハリソン)が意地を通し続けるっていう映画でもあるんです。私は後者の部分に思い切りはまって感動しました。大好きなのに好きと言えない男とそれを解ってくれる女。理想です。そして映画としてもミュージカルとしてもその様式美は一つの完成形であると思っています。総合芸術として10点献上。 【sayzin】さん 10点(2001-07-16 15:49:09) |
2.この作品を見る前の印象として、“アカデミー賞の作品賞は受賞したものの、オードリーが口パクだったために、女優賞はノミネートからも外された”と言う話が頭に残っていた。この映画を見ている間、「ああこれって口パクなんだ・・・」って思って見てしまうんで、どうしても感情移入が出来ない。そもそもミュージカルって好きじゃないし・・・。因みにこの年の女優賞は同じミュージカル「メリーポピンズ」のジュリー・アンドリュースが受賞しています。 【イマジン】さん 8点(2001-02-13 12:09:09) |
1.Mrs.Sozeさんに同感です。蓄音機のラッパのようなもので発音を練習するヘップバーンは、愛おしさを覚えます。 【NineBar】さん 8点(2000-12-26 05:24:15) |