24.もし仮に(主人公は、実はやっていると思うね!)冤罪ならば、それを受け入れてる(反撃をしないこと)主人公がマッタク判らない。映画みていて、主人公は弱い!精神が弱すぎる。 もし私が冤罪に遭遇してしまったら、私は”反撃”する!ぜーーったい!死んでも許さない。まず、被害者のいる前で駅で、暴れまくるね!!まちがっても警察なんて行かないし、裁判なんてバカみたい。事件に関する、自分の敵すべてに反撃か、もしくは自分が”発狂する”であろう。こんなの、ムカつくしアホらし。 それにしても、こんなアホな”筋書き”には死んでも乗れない。まあ、日本社会問題提示としては評価するのだが、こんな血液の通ってない造りの映画にするなよ!あほ!生身の人間って、こんなもんじゃないぜ!!もっとも、 俺もこの主人公を有罪にしたいね!こいつが”痴漢をしていない現場”はこの作品には映されていないから。こいつが犯人ではないことはあきらかにされていない。ほんとはやってるかもね。わかんないよ。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 2点(2007-07-22 23:56:44) |
23.んなぁアホな!これでいいのか裁判官?どこかの社会の世界じゃん!「俺が黒って言ったもんは白でも黒なんじゃいっ」って言ってるようなもんでしょ! 【Dr.Tea】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-07-21 04:58:18) |
22.色々考えさせられる映画。日本の検察官、裁判の仕組みはなんてクソなんだ。 このことに限らずえらい人達が決めた意味のわからない制度やルールはたくさんある。税金を無駄にして各地に作られる誰も使わない施設とかもそうだ。えらい人達ってある意味頭がものすごく悪い。勉強ばっかりしてたから悪知恵ばっかり付いちゃったんかな。 映画が長いことだけが不満。 追加:実物の検察官はこの映画以上に本当にクズ。 起訴するかどうかを検察官個人の独断で決められる強力な権限を持ち、 気に入らないやつは自分の意見だけで起訴して裁判になれば有罪確率99.8%という本当に異常な国。 できることなら法曹界とは一生関わりたくないね。 これだけおかしい状態なのに検察も裁判所も 誰も何も言わず、何も変えようとしない。 やつらの悪さはきっと死んでも直らない。 悪人が反省もせずにさっさと認めるよりも 無実の人が無実だと言う(=当たり前のこと)ほうが何百倍も苦しむことになるなんて そんな理不尽で腐った組織は1秒でも早く滅びてしまえばいい。 【虎王】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-05-12 23:50:21) |
21.これから満員電車に乗るときは今以上に気をつけます。 【アスモデウス】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-04-17 22:25:31) |
20.この映画を観て僕は、「今後の人生、絶対に痴漢と間違われないように気をつけて生きていこう…!」と猛烈に心に誓ったので、そういう意味でこれは、僕の人生に確実に影響を及ぼした作品です。 【コダマ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-04-09 02:49:19) (笑:1票) |
19.裁判の傍聴をしたことがあるが、その時の雰囲気がそのまま再現されていて監督始めスタッフの方がこの映画に求めるリアリティの高さを感じた。また、俳優のセリフ一つ一つに監督の想いを乗せているのがよく分かり、周防監督は日本の法制度に相当に怒りを感じてらっしゃるのだなと伝わってくる。難点を挙げれば少し長かった。 【おっちょ】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-03-03 11:20:21) |
18.周防正行監督の新作は社会のある一断面を描いた問題作である。ブランクというものをまったく感じさせない彼の手腕は、やはり本物である事をいみじくも証明した、実に力のこもった作品であり、待たされただけの甲斐はあったと言うものだ。描かれる内容は、日常生活に於いて普段我々が関知しないと思っている、裁判制度の現実と冤罪の怖さを否応無く思い知らされるものである。一般の民間人がある日突然、犯罪者として扱われ、罪に問われるべく裁判に持込まれた挙句、限りなく100%に近い確率で有罪とされてしまう司法の在り方とその不条理さ。映画は裁判が言い渡されるまでのプロセスを、実に肌理細やかに解り易く描き、訴訟制度に於ける組織が個を潰していくという構図を、由々しき現実的な問題として、我々ひとりひとりに訴えかけてくる。余りにも映画的に面白く創られている為か、深刻さを然程感じさせないのは、殺人といった重い犯罪ではなく、あくまでも微罪である事が考えられるが、だからこそ、いつ自分の身に降りかかるか分らない、より身近なものとしての怖さと理不尽さを感じさせる。この映画でとくに興味を引いたのは、対照的な二人の裁判官の存在である。片や人情肌で、一方は冷静沈着といった、良くも悪くも人間性というものが真実味をもって巧みに演じ分けられ、そのイメージだけでは判断しかねる程、現実の裁判官とはこういう人たちで成り立っているのだと実感でき、実に説得力がある。途中から何故か交代してしまう事や、彼等自身の評価基準の裏話、或いはどこまでも事務的に物事を進めていく姿勢などを随所に散りばめる事によって、彼等も所詮公務員である事を再認識させられる。このキモである裁判官を演じる小日向文世と正名僕蔵の、冷静な熱演が作品を引締めている。多くの民間人が訴訟中であることの現状や、当事者にならないと解らない心情などの様々なエピソードも、長きに渡る綿密な取材に裏打ちされたものだからこそ、真実味が生み出せているのである。本作の印象はやはり周防監督らしく、社会派と言うよりも硬派なエンターテインメント と言うべきかも知れない。 【ドラえもん】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-02-25 18:22:02) (良:1票) |
17.見入った。男性なら誰にでも起こりうる悲劇。これで、痴漢が減るか、強気になって増えるのかどっちだろう。それにしても、否認を続けたら反省の余地がないとみなされるなんて、どうしようもありませんな。裁判所も信じられないならほんと、何を信じればいいんだろう。信じられるのは自分だけ?でもそれでやっていけるわけないし。冤罪なんて全くのとばっちりだぜ。なんか世の中なげやりになっちゃうなー。と悲観的になってしまう映画。でも現実になったらほんと、どうすればいんだろう。。身内に起こったら・・・ 【Michael.K】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-25 00:16:50) |
16.後味は良くないが、嫌いではない。ただ、万人とはやや解釈が違うかもしれない。日本の裁判制度における問題点が描かれていて、観た人は冤罪に対して、「ひどい」とか「そんなのおかしい」と思うかもしれない。でも実情は映画そのままであるべきであると自分は思った。主人公の目線からのみ本作を見れば、ひどいと思うだろう。おかしいと思うだろう。でも、客観的に観たらどうか?裁判官が主人公なら?被害者が主人公なら?法廷の中だけで立証されたことだけが全てなのである。加えて自分はそんな裁判制度にだけ焦点を充てた脚本に心動かされはしない。メスを入れるだけでなく、人間の心を揺さぶりたいのであれば、(裁判制度を問う映画であり、監督がそうしたいと思わなかったのかもしれないが)ラストで主人公が「ホントはオレ、やったんだけどね」と嘲笑でもしてほしかった。そのへんが良くも悪くも「日本映画」なんだろう・・・。もちろんそんな期待をする自分はひねくれているのかもしれない。ただ、映画として飽きさせない展開であり、強大なメッセージ性も持っているので、及第点。でも、重ね重ね、ラストにドンデン返しがあったら鳥肌モンだったのにナァ・・・。 趣旨が変わっちゃうかもしれないけど、ドキュメンタリー番組が観たいんじゃないし、映画ってそういうものなんじゃ?これじゃマジメすぎる! 【Andrej】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-02-15 22:00:48) (良:1票) |
15.面白いです。裁判のシーンになると劇場内の私を含めた観衆が、真剣に静かに映画に没頭している様子に感動を覚えました。本当に深く考えさせられる映画でした。出てくる俳優一人一人の個性や演技が際立っており、昨今好調と言われる邦画の中でも一際高い完成度を誇っています。とにかくいろんな人に勧めてみたくなる作品です。こういう映画に出合うと映画好きとしては嬉しくなります。が、長編映画で150分と非常に長く、見ていて若干緊張感が無くなってしまう時間帯があったのも事実。内容を考えると私でも150分という尺度を感じさせない作品なのですが、もう少し削っても良かったのではないのでは?と感じる箇所がいくつかありました。この為、1点マイナスで9点にしましたが、ほぼ10点満点に近い極めて高い完成度の映画である事は間違いありません。 【はむじん】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-02-14 03:06:40) |
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14.日本の司法制度の根本的で深刻な「問題」。そしてその弊害は、決してテレビ報道の中だけではなく、普通に生きている市民全般に対し、突如としてふりかかるということをこの映画は物語る。 徹底したリアリティをもって描かれる「実情」は、怒りと愚かさを覚えると同時に、映画としての力強さに溢れている。 極力映画的な演出を廃し、「現実」を淡々と描き連ねることで、逆に興味を引き付けひとつの娯楽性をも生み出していると思う。150分という長尺でありながらその長さをほとんど感じさせなかった。 タイトルの通り、主人公は最初から最後まで「ボクはやってない」と訴え続ける。この映画がすごいのは、単に冤罪に陥りかけている主人公の奮闘を描いているのではなく、その主人公を含んだ群像が愚かしい司法制度の間で様々に葛藤する様を徹底して俯瞰的に描いていることだ。そのことが、実情を実情としてありありと映し出すことに成功した要因だと思う。 若くしてすでに日本映画界におけるバイプレーヤーの地位を確立している加瀬亮の初単独主演映画ということも、昔から彼の存在感を認識していた僕にとっては感慨深かった。この映画の主役は彼以外には考えられないだろう、というくらいに適役だったと思う。 この映画を観た事による認識が、少しでもこの国の社会の是正に繋がればと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-10 21:38:18) |
13.「松川事件」「帝銀事件/死刑囚」「証人の椅子」等、40年以上前の冤罪告発映画の題材と比べれば、執行猶予付き懲役3ヶ月程度の「微罪」ではありますが、描かれてる内容はそれらの映画とほとんど違わない。日本の司法制度、と言うより司法レベルは、数々の冤罪を反省しながら全く進歩していないことに背筋が寒くなる。当然、「日本の黒い夏/冤罪」みたいな映画を生む土壌があった訳です。予断と自白強要だけで進められる警察の捜査、証拠を吟味することなく犯人を作り上げていく検察、そして国家権力におもねり、疑わしきは平気で罰していく裁判官…。近年に無い社会派の秀作で(この映画でもフジテレビが出資してることに文句を言う人がいるんだろうか?)、前述した作品群以上にセンスを感じさせる出来栄えでしたが、長さは感じなかったものの、余りにも淡々とした演出が個人的にはマイナス。もう少し「装飾」してくれても良かったと思います、7点献上。 【sayzin】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-02-09 00:04:24) |
12.こんな理不尽なことがあっていいものかと思った。加瀬亮演じる主人公が弱弱しくてこんな事件に巻き込まれて本当にかわいそうに思えてくる。終始漂う緊迫感と登場人物達の真に迫った演技はドキュメンタリーを見ているかのようで見応えがあった。現在の裁判制度の流れを詳しく知るという意味でも為になる映画だと思う。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-02-04 22:54:28) |
11.周防監督といえばシャルウィーダンス・シコふんじゃった等々 コメディちっくな作品が多いですが、この作品は本当ににとことん社会派です。 「とことん社会派」というキャッチフレーズがあったのでガチガチに堅い話かと思っていましたが、周防作品に多い個性的なキャラクターを登場させて社会的問題を取り扱った作品なのに見ていて疲れません。 そして「痴漢犯罪」という身近な事件を問題にし、日本の社会の暗い部分を描くことで、見ている途中で「見なければならない」といった義務感を感じました。 そして俳優の演技も素晴らしいです。まず主役の加瀬亮が上手いです。 そして役所広司・竹中直人・小日向文世といった周防監督作品に出ている演技派俳優を使い、脇もガチガチに固めています。 これは日本国民全員に見て欲しい映画です。 【チャカミソン】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-02-03 20:19:06) |
10.主演男優より有名な周防正行の久しぶりの作品。 見終わってこれからも周防監督には1本1本丁寧に 作品を作り続けてもらいたいと思いました。そう思わせるいい作品です。 エンドロールが流れると、普通バラバラと客が席を立つところが、この映画の後では 私を含め他のお客さんも暫く席に座ったまま余韻に浸っていたようでした。 痴漢冤罪をテーマに拘留所、警察、検察官、裁判官、裁判マニア、 被害者、被告とその家族・友人をリズミカルに映し出しています。 言い方は悪いかもしれませんが、映画を見ているだけで いろんな角度から裁判にまつわる情報が入ってくる優れた教育映画のようでした。 後半の裁判シーンでの各役者の演技はよかったです。 感情的になる場面や、相手の嫌がるところを突いていく裁判のやりとりは 他の映画でもありますが、例えば被害者の中学生の問いかけに対する答えまでの微妙な間。普通の人なら一生に一回あるかないかの 裁判で答弁するという緊張感がリアルに伝わってきました。 減点ポイントは小太りのおせっかいな目撃者のキャラクター。 本田博太郎のオカマ役も竹中直人の変な管理人も前半はまだ笑えてよかったのですが、 リアルな裁判シーンが続く後半では、あざとく狙ったような 役作りは余計な演出に感じました。でもこのような映画は邦画の良心です。ぜひヒットして欲しいと思います。これからもがんばれ!周防監督。 【仏向】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-29 19:26:44) |
9.これが現実ならひどい話。一方的に犯人と決め付けて、人を人として扱わない警察のモノの言い方には本当に腹が立った。自分の身にふりかからないように電車乗るときは気を付けます。 【アーリー】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-27 22:28:56) |
8.これはひどい・・・とてもひどい話です。こんなことが本当に起こってるなら日本は早急に裁判制度を見直すべきです。最後の山本耕史の台詞に激しく同意。 【ヴィン】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-27 02:48:24) |
7.去年の年末、名古屋高裁で名張毒ぶどう酒事件の再審開始決定が取り消された。再審請求人は最高裁で死刑が確定してから35年も獄中から無実を訴え続け、齢80を越えている。ようやく開かれた重い扉が、再び閉ざされてしまった。再審開始を勝ち取るため、弁護団は科学的な実験も行い、今は消えてしまった証拠を新たな見地から導き出したという。「最高裁が下した判決に間違いはありえない」という強い意志が感じられる再審の取消決定。 裁判所は法の下において人を裁く場所ではない。法廷は、官僚である裁判官が主役の「舞台」なのである。裁判官は裁判官として自らを立派に演じ切れば、その後の立身出世も思いのままだ。この映画はドラマではない。いやむしろ実際の法廷の方がもっと馬鹿げたドラマを生み出すこともある。ほとんどの人が裁判の実態など知らないだろうから、映画を観ても作り話にしか思わないかもしれない。しかしこれが日本の裁判制度の現実だ。 だからこそ思う、周防監督の偉大さを。 今は悲惨な事件が多く、被害者救済の声が大きくなっている。それはもちろん大切なことだが、そのために無実の人が裁かれてはいけない。心の叫びをかき消すような時代の渦となってはならないのだ。 【denny-jo】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-01-26 00:07:59) |
6.映画館からの帰りの電車に両手を上げて乗りたくなる一本です。裁判制度が一定のシナリオに従って、人を個人として扱わず進行していく様に憤りを覚えます。痴漢事件では被害者は犯罪が行われたことを証明する必要は無く、加害者とされる側が犯罪を行っていないことを証明(反証)しない限り有罪となります。加害者とされる側は時間とお金を浪費し、社会的信用を失墜させた挙句、やっと無罪を勝ち取っても、そのいずれも手元に戻っては来ないのです。訴えた者勝ちの現在の裁判制度に一石を投じた奇態の名作です。 【郭嘉】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-01-25 15:33:08) (良:3票) |
5.満員電車は 右手は上げて摑まって 左手は鞄を持って 乗りましょうってことですな…コワイコワイ 蛇足:某元大学教授が保釈されたのもタイムリーでした(認めりゃいいのに) 【栗頭豆蔵】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-01-23 13:40:56) |