44.<ネタばれ>あの女が悪魔で最後の版画の絵にあの女が門に導くものとして描かれてた。で、悪魔は主人公を選んでいたってことだよね???? 【yah】さん 4点(2003-05-04 23:05:03) (良:2票) |
43.中世ヨーロッパと悪魔崇拝は好きな題材だ。単なる迷信、怪談話と笑うこと無かれ、ヨーロッパの歴史と切っても切り離せない深いテーマなのだ。それだけに映画で描くのが難しいテーマだと思う。あのラストシーンはあそこから先は人間が見てはいけない世界だということでしょう。「ジョニーかっこいい♪」というだけで映画観る人には分からないだろうね。 |
42.ジョニー・デップが好きってことあるけど、三回ぐらい見た好きな映画。最後あのゲートの先に何があるかってことは明かされないから良いんだと思う。それはみんなが色々想像すればいいことで、ゲームに勝ってたどり着いた、終わり。それでいいと思う。その過程もわくわくして楽しめた。 【べランス】さん 9点(2003-04-29 14:08:53) |
41.最後がわからんという人が多いが、ちゃんと見てるのかね?バルカンが版画を偽物と知らず焼け死んだから、なぞの女が本物の答えを教えてくれた。カネのためだけならさっさとバルカンから小切手もらってお終いにする。それを危険を冒して城の中まで行ったということはコルソもナインスゲート突破ゲームにはまったということだ。ケスラーにそう言っている。手を引けと忠告されても止めないというところで。それを謎の女が見抜いて「バルカンにとってはゲームは終わったがあんたはまだだ」といわれ、本物のありかを教えられ、ナインスゲートを突破しようというところで終わるんだ。何の不明点もない。ましててやポランスキーがわざと曖昧にしたなどとんでもない。とにかく注意深く見て欲しい。感覚で見るような映画ではない。 【コルソ】さん 8点(2003-04-26 23:06:17) |
40.ラストのもやもや感は、もしや監督の策略? と思うくらい、大して面白くないんだけど、なんとなく頭に残る映画。ダメ男ちっくなのに、脱とムキムキいい体しているコルソが素敵でした。ジョニーファンとしては、異色な彼を見られるだけで楽しい。ジョニーとオリン姉様との、ショコラとは百八十度違う化けぶりが楽しい。併せて見るべし。 【ともとも】さん 7点(2003-04-20 01:06:09) |
39.映画ってなんだろうって考えさせられますね。綺麗に凝った映像を撮ったらいいってもんなんすか?それに妙にスポンサーに媚びてるのも冷めます。赤い車に乗って「この車はみんな乗りたがるのよ」はねえよ。明らかに不自然な台詞だろ、「トゥルーマンショー」かよ。でもデップの駄目人間ぷりがよいですな。煙草は吸いまくるし酒はガバガバ飲むし女に弱いし。まあそれが「悪魔の」誘惑に対する人間の弱さって言いたいのかな?はてさて。 【富欲】さん 4点(2003-04-12 03:12:03) |
38.西洋人って悪魔崇拝ものが好きですね。アメリカナイズされたテンポの速い展開に慣らされてしまった人間には、かなりかったるい進行に感じられたでしょうね。私もその例に漏れず、ビデオを途中で早送りしてしまいました(苦笑)。3冊の本からのなぞ解き、正体不明の登場人物が続出し、素材設定としては興味深いものでしたが、なぜ悪魔がジョニー・デップを選んだのかが納得できないまま終わってしまいました。それとも理由など無いのでしょうか? 本を通してのなぞ解きをもっとクローズアップして描いて欲しかったなというのが印象です。 【オオカミ】さん 7点(2003-04-11 16:32:03) |
37.(ネタバレあります)なんかディアボロスっぽいなぁ。私の場合、こういうのは細かい理屈は抜きに、幻想的な雰囲気の中に漂わせてくれればいいというか。いかに非日常的空間にいざない、彷徨させてくれるかという点になってくる。誰に感情移入させようというストーリーでもないし。だから、ある意味ではそういうのが見たいというタイミングで見れたかどうか。波長が合うか合わないかだと思う。ある程度惹きつけられたのは、やっぱりジョニー・デップの持つムードによるところが大きいのかな。一緒に謎解きの旅をしている感覚というか、旅という構造そのものの持つ力だと思う。「9つの扉」の本を持ってるバアさんが舌を出して死んでいるショットなどは、ロケの光景を思い浮かべてしまい、笑ってしまった。熟練女優によくやらせたなぁみたいな。ちょっと作品の世界観から引き戻されたというか、自ら引き戻ったと言えばいいのか。それと、テリファー夫人が「プラザ・アテネ・ホテル」にいると分かって、コルソと謎の女がそこに行ったときに、エレベーターから出る日本人観光客とすれ違うシーンがある。コルソが宿泊していたホテルのスタッフに「探してくれ。たぶん五つ星ホテルにいると思う。」と言っていたのが前フリとして作用し、笑ってしまった。「洋画で邦人を描くときはステレオタイプに」みたいな定石はしっかり踏襲してくれていて半分嬉しくて、でも同じ日本人としてはどこか笑い飛ばせなくて。痛快の逆と言えばいいのか、「痛」のほうがちょっと強い感じの、シニカルで、手放しには笑えない苦々しい笑い。こういう感覚を味わうのは嫌いじゃない。 【トリプルH】さん 6点(2003-02-25 23:18:30) |
36.デップ最高。扉に突っ込む男爵夫人の映像が笑えた。 【直樹】さん 5点(2003-02-15 11:47:37) |
35.どーでもいいけどオープニングが長い。あそこでもういささか疲れた。雰囲気と設定は好きな部類でした。ジョニー・デップも古びた本もつ姿、様になってたし。最後は、うーん、でも、まぁあんなもんでしょう。 |
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34.悪魔的な映画は大好物の私、しかもロマン=ポランスキー監督とくれば、期待も膨らむというもの。しかし観賞後はガッカリ。映画の中の悪魔は、その存在を見せ過ぎてはいけないし、見せなさ過ぎてもダメ。この作品は後者の理由でダメ。 【映画バカ一代】さん 3点(2003-02-03 18:37:27) (良:1票) |
33.悪魔崇拝ならポランスキー監督。だが、この映画には「悪魔」そのものは出てこない。それを期待する方には、不向きであることを先に説明しておく。そう、この物語は、『悪魔崇拝』に身も心も捧げた人間がテーマだ。興味深いのは、通常は、悪魔に魅入られるかどうかは「その人間が選択すること」だろう。「悪魔に魂を売って願いをかなえてもらう」という言葉があるくらいだ。この作品では、どんなに悪魔に憧れ、崇拝する人間でも、「悪魔に選んでもらえない」のだ。悪魔が、魔の領域に足を踏み入れる人間を、選択する。そのことと、例の本がどういう関係があるのかは、ネタバレになるので伏せておく。ネタバレといえば、どうしてもラストのことになるが、確かにあっけない。このあっけない幕切れのせいで、かなり評判が悪いようだ。確かにサービスが悪く、エンターテイメントとしてはいただけない部分もあろう。だが、監督は、第九の扉が開かれた先にはまったく興味がないのだからしかたがない。その前、つまり、悪魔に選ばれる資格のある人間について、監督の興味と語りたいことは集中している。主人公のコルソ。彼は「映画の主人公」にまったく似つかわしくいほど、自分というものがない。主体性にまるで欠けている。欲望が靴を履いて歩いているような存在だ。金が入るなら善人を騙そうが何をしようが平気。その仕事自体も、自分の脳みそで手段を考えず、依頼人にいちいち電話で指図されつつだ。ひ弱な彼は、身に危険がせまっても、ひたすら逃げるだけで、イザというときは、正体が不明だというのに、彼女の素性をほとんど意に介せず、謎の女に助けてもらう。SEXも女に誘惑されなければ欲情しない。ラスト近くのSEXにいたっては、コルソはほぼマグロであり、騎乗位で犯されているかのように、苦痛と快楽の混濁した表情を浮かべるのだ。この映画にラブシーンもベッドシーンもない。あるのは、動物のように床や地べたでまぐわう姿のみ。そして、そこには愛のかけらもなく、策略と欲情が異臭を放つのみ。非情に気の利いた演出だ。人間の欲望は底がない。先に、「悪魔は出てこない」と書いたが、それは、ヤリをもってシッポがある悪魔は姿を現さない、と言ったまでだ。「悪魔」という漆黒の魅力をたたえる存在は、それを信じ崇め、悪魔の仲間に入れてもらえるなら何でもするという炎のような情熱に冒された、氷よりも冷たい心の持ち主たちによって、逆説的に、「確かに実在する」のかもしれない 【ルー】さん 7点(2002-11-20 21:22:46) (良:2票) |
32.結局最後にデップがどうなるのかわからないまま、ずっと気になってしまう。監督の意図ってもしかして、これなのかも、なんて思った。このもどかしい心の状態が、悪魔にとりつかれている状態なのかなあ。ありもしないもの、手に入れられないものを追いつづけるってことが悪魔にとりつかれてるって事なのかも。うーん、かなり欲求不満。この映画がすぐれてるとしたら、見終わった後のこのもどかしさがめちゃ凄いってことかなあ。 【しばっつ】さん 5点(2002-09-09 00:38:11) |
31. なんだか偶然にcsn1で見たのですが、良かったです! 確かにお話は難しくって、後で映画批評なんかを読んでやっとわかったのですが、雰囲気がとにかく好き♪ そして主人公のディーンが、ものすごくカッコ良いのです。ただの中年男のはずなのに、したたかで可愛くて、すごく魅力的。ジョニー・デップが好きになりました。 【ディード】さん 9点(2002-09-07 21:09:14) |
30.すごく解りやすいストーリーだと思うし、雰囲気も好き。ああいう古書の鑑定とか、挿絵のエッチングみたいなものが好きなら文句なく観れてしまうのかも。個人的にはオチも好き。サントラが超欲しいんですけど。 【のびた】さん 9点(2002-09-05 15:12:16) |
29.途中まではいい感じだったのに最後まで見て思わず「おいッ」(ノ ゜Д゜)ノ ==== ┻━━┻・・・て叫んじまいました。 【snob】さん 5点(2002-08-28 12:54:35) |
28.ジョニーのヒゲ&眼鏡がいい。本をパラパラとやって音を聞く仕種なんかすごく素敵でした。ただ、話はなんだか破たんしているような。原作の三銃士ネタだった部分は全部カットされていて無理矢理オカルトにした感じ。いろいろ惜しい。個人的にコルソの名前が変わっているのが一番ナゾでした。 【桐生】さん 5点(2002-08-18 19:30:18) |
27.最近見た映画の中で最高に気にいってます。ケーブルTVでやってたのを偶然途中から見て、題名も役者もなんにも知らないまま、15秒ではまり、「これは…!」と直感しました。自分に真にフィットする映画というのは、ほんの一部見ただけでわかるものです。部分に全体が反映されてますから。(のちに再放送を最初から見て、ますます感動しました。)この映画を「○○もの」という視点からしか見ないのであれば、確かに中途半端な出来に思えても仕方ありません。でも僕は映画というものは、監督の想いを時間に彫りきざんだ彫刻のようなものと考えるので、その観点からは非常に完成度の高い作品だと思います。僕はビデオに録って5回見ましたが、一旦見始めると、ソリッドな演出とそれに応える役者のうまさ、絶妙な人物配置、画面から漂う香気、などなどに惹きつけられてしまって、途中で止めるタイミングを見つけられません。正直音楽などなくても、音楽を聴くように最後まで見れてしまいます。エンディングに流れる曲は、数百年を孤独にさまよってきた魔女のラブソングだと思います。そこからさかのぼって本編に想いをはせると、とてもわかりやすい物語だった、という気がしないでしょうか。と「東京物語」の原節子とか‥まあここにあるReviewの多くには、全くもってショックを受けました。それが本音です。どうせ「優越感でものを言ってる!」みたいな誤解を受けることを覚悟で書かせてもらいました。 【Nashua】さん 9点(2002-08-06 16:00:24) (良:2票) |
26.せっかくジョニー・デップがでてるのにな~出だしは面白そうだったんだけど、すぐグダグダ→そのまま終わりって感じでした 【プル】さん 2点(2002-07-25 10:31:49) |
25.ジョニ-なのにね。もったいないなぁ。。。内容がめちゃめちゃだった気が・・・ 【ロッタ】さん 4点(2002-07-01 01:29:25) |