42.もともと純愛ものって苦手なたちでして、それでまたすごく流行ってましたでしょ。だからずっと敬遠してたんです。だけど見ない限り話のネタにならないから、ビデオ借りる事にしました。感想としては、まぁ、悪い映画ではないですね。タイアップの平井の曲も以外と合ってたし。ただ、皆さんも書いてるように、律子の存在がよくわからなかった。別にいなくてもいいんじゃないのかしら、、、、?。 【あろえりーな】さん 6点(2004-12-24 00:16:35) |
41.これはすごい映画だ。私のような世代からすると1986年がセピア色に描かれていること自体がすごいショックでかつ異様な感情移入をしてしまう。ただでさえキツイ別れ方してんのに17年経ってもまだ生の声が残っていて、しかもその声は当時の恋愛のリアルタイム進行。おまけにあんな写真まで残ってて・・・ こんな状況におかれたら誰だっておかしくなっちゃうよね。現実にはこういうのはある時点で「ゴメン」って処分しちゃわないといけないんだろうけど。でもあれだね、男が女の尻に敷かれちゃうカップルの場合、男は女に先に逝かれちゃダメだってことだな、笑。だからこの映画みたいに「あなたはあなたの今を生きて」ってカミさんからの指示があるまで男は全然先に進めないんだよ。エンディングの平井堅の歌が物語にガップリ四つ。でも歌の最後の「なくしたものを超える強さを 君がくれたから」って、なんでそんなこと簡単に言うのかなぁー、そういう話じゃないでしょう。でもいずれにしても、配役・物語・時代設定・音楽・映像・主題歌・演出が、まるで全部まとめてジューサーでミックスしてすごい化学反応を起こしたような、怖いぐらいにマジックのかかった映画だと思います。 【メロメロ】さん [DVD(吹替)] 9点(2004-12-21 16:07:28) |
40.泣かせようとしててあざとい。さえない高校時代を送った自分には、放課後の部活、デートでの夕日を多用したシーンはあまりに美しすぎて恥ずかしながら涙が出てきた。誰でも記憶の映像は美しく残るもので、また二人の関係もプラトニックなものだったからこそきれいなままでいられたのではないでしょう。設定では今の30代の人がこれを見ながら自分の青春時代に重ね合わせるっていう事なのでしょうか。でも今の10代の人にも読まれているみたいですし、現代の性に乱れた若者も純愛を求めてるんですかね。 【バチケン】さん 7点(2004-12-15 00:10:00) |
【くまさん】さん 5点(2004-12-13 16:05:15) |
38.誰かが書いていたように、現在の場面と回想場面の光の使い方が全然違いますね。回想場面での瀬戸内海の青さと光が、その後にくる悲劇を際立たせています。とても魅力的な亜紀が、だんだん悪くなっていくのは残酷でしたね。個人的に言えば、主人公の男の子。大沢たかおに似た少年を使ったのだろうけど、ぜんぜんハンサムじゃないのがよかった(ごめんなさい)。親近感をもてたし。それから「ある愛の詩」や「愛と死を見つめて」でも主人公の女の子が白血病で死んでいくという同じ流れなのだが、私の友人にはこの病気を克服した人が何人もいます。亜紀を1986年ではなく、今の治療を受けさせたいね。 【ジブラルタの星】さん 7点(2004-12-11 16:15:17) |
37.泣けませんでした。10年位前にでも見てたら違ったでしょう。いまいちテンポも悪くサクサクいって欲しかった。あと律子役は柴咲コウじゃない方が良かった。演技わざとらしく見えた。平井堅の歌が流れるラストは良かったと思う。「ふうーやっと終わったぁー」てな感じですかね。 |
36.ダメだね!これが社会現象まで起こした“セカチュウ”の映画版か?しょぼい!“セカチュウ”ファンには申し訳けないが、脚本がおかしいと思うよ・・・律子の存在が必要だったのか?無理やりすぎない?行定監督独特の雰囲気は有るが、邦画らしいクサさが出まくってるのが嫌い!正直“いまあい”の足元にも及ばないね!原作は読んでいないが脚本にも問題あると思う。 【みんてん】さん 3点(2004-12-07 01:53:51) |
35.現代は暗く冷たくじめじめしていて、過去は明るく淡く夕焼けが印象的でした。その中の長澤まさみさんはとても輝いていました。神様は「朔太郎、お前なら彼女の死を乗り越えられる」と思われたのでしょうか。 【武蔵】さん 4点(2004-11-23 14:07:46) |
34.原作・ドラマ・漫画などから比較すると、かなりよいできだが、普通の恋愛物語だと思います。でも、展開がよかったので7点。 【Takuchi】さん 7点(2004-09-25 21:06:33) |
33.泣かせる映画です。泣くこと分かっていて泣きます。予定調和です。まあそれでいいんじゃないでしょうか。原作も読みました。小説の質としては微妙です。だけどアキが死ぬと言うだけで十分泣けます。それだけです。小説も映画も大して変わりません。それでも映画の方が良かったと思えるのは、幸せだった時間が凄く綺麗に描かれているからでしょうか。それだけでも十分見てよかったと思えました。ただやはり、律子を過去のサク(というよりもアキか)に絡ませたのは強引過ぎたように思いました。 【智】さん 9点(2004-09-03 21:12:18) |
|
32.ストーリーや雰囲気は、一昔前の典型的なラブストーリーでしたが、そのため安心してみることができ、受け入れやすかったです。ただ、ちょっと冗長な感じがありました。 一番驚いたのは、森山君と大沢たかお、二人の顔がマジでそっくりでした!あんな似てる人間がいるんだね。 【暇人】さん 7点(2004-08-29 00:36:13) |
31.原作はとにかく嫌いです。というより片山恭一が嫌いです。『満月のよる~』や『君の知らない所で~』など、全てがワンパターンで適当な内容のものばかり。文章の書きか方は、個性的や独特などの表現にはまったくと言って良いほど当てはまらず、あれはどうみてもただの読みにくい雰囲気騙しの適当で雑でつまらない、時間潰しにもならない下らない馬鹿小説でした。で、この映画の原作も同様、同じストーリーの繰り返しで、読み辛い文章、理解しにくい朔太郎の考え、など途中で読むのを止めたくなるほど、とても、とても“面白い”なんて口が裂けて言えそうにない物語。そして映画化。正直、本での期待ハズレを返上してくれる事を僅かに期待しつつの観賞。前半、朔太郎と亜紀の幸せな様子は結構良かった。おっ、これはいけるかも?という想いを僅かに抱きつつ、ラストへの期待は膨らみました。が、しかし原作にはない過去と現在の混ざり合ういくつも場面は、正直言って現在はひどかった。過去の様子はいくつか感動できたけれど、現在はいかにもあとから作りましたよ、風味漂う雑な設定。前半での期待を大きく裏切るラスト。やっぱりか、って感じです。それにいくつか感動できそうな場面はあったものの、音楽やセリフに重みがちっともないので、感動できず、あまりの中途半端さにガッカリです。この映画への不評は次から次へと浮かんでくる。ですが最後にさらに貶します。この物語を一言でまとめると「現実逃避をし続け、過去にすがりつくしかできない馬鹿男の悲惨な物語」でした。評価の5点は、全て長澤まさみへ贈ります。では・・・ 【ボビー】さん 5点(2004-08-01 00:09:26) |
30.興行的に成功するには、こういう設定にしないと日本では駄目なのか?泣かせる話としては悪くないが、映画としての面白みに欠ける。アキ・サク以外の人物描写が弱すぎるし、カメラの抑揚がもっと欲しいし、音楽もミスマッチ。とにかくアキちゃんに救われています。もっと丁寧にこだわりをもって作ったら名作になったかもしれない素材だっただけに残念。 【つむじ風】さん 5点(2004-07-20 01:18:21) |
29.声の交換日記は、当時の高校生二人にとっては、それはもう毎日が楽しかったでしょうね。現在ではありえないことだし、大人がしていたらイタイだけですが、無性に羨ましく恥ずかしくなれるのがいいです。 【ダージン】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-07-15 13:41:31) |
28.なんだか、内容はベタだし、都合よすぎて突っ込みたくなるような部分もいっぱいあるんです。でも、すごく感動しました。サクとアキの純愛、重じいの半世紀を越える片想い、一途に想い続ける心は尊くて尊くて、いじらしくて、愛しいものですね。重じいの「後に取り残された者が出来ることは、後片付けだけなんだよ」という言葉が、とても切なかった。愛は、恋は、人間にとって根源的に大切なものなんだなって分かった気がするお話でした。 演技はみんなほんとに上手でした。長澤まさみさんは、初めて知ったのですが、いい女優さんですね。 【凛々】さん 9点(2004-07-08 02:10:47) |
27.一言で言うと「若気の至り」になってしまうと思います。現在と幼少期の役者が似ているのに驚きです。それぐらいです。ごめんなさい。僕はイマイチでした。 【かずのすけ】さん 4点(2004-07-02 02:03:06) |
26.柴咲コウ、可哀相じゃないか?彼氏は元カノ1番、コウは2番。せめて「でも今は君を愛してるから…」とか言ってよ!ラストはマディソン郡の橋?ヒッチハイクは深夜特急?…でも全体的に良いムードで映像も綺麗だったと思います。雰囲気重視で細かいツッコミは飲み込み。森山未来くんの演技は繊細で将来が楽しみです。 【Bebe】さん 6点(2004-06-29 22:20:54) |
25.主人公と同じ年の僕は、学生の頃、世界の中心で愛がないことを叫んでいた。もちろん世界の中心は僕で、それは僕に向かって叫ばれていた。当時、100%の恋愛小説というキャッチフレーズで刊行された村上春樹の「ノルウェイの森」が流行っており、この物語に心奪われた僕は、彼の作品を旧作に遡って何度も読み返したものだ。恋愛小説というのは愛に溢れたお話ではなく、恋という自己の病に囚われるお話で、僕はそのやりきれなさと不確かさを現実に持ち込んでは、廻りの人達を傷つけていたように思う。未来すらも既に終わってしまった物語のように強烈なメランコリーに只々取付かれていた。何もかも納得できなかったし、納得したくなかっただけなのに。先日、話題の小説「世界の中心~」を読み、そして映画を観た。何故、今、この物語がこんなにも流行るのか、それはよく分かるような気がする。「君と世界の戦いでは世界を支援せよ」これはカフカの言葉であるが、加藤典洋がこの言葉を自著の表題とした80年代中頃、僕らは、毒虫<自己の喪失>の姿に犯され始めていたとはいえ、まだ内面の名残をもつ「君」<自己>としてキリキリと存在していた。だから加藤典洋は、カフカの言葉を引きながら、失われつつある「君」の存在、その敗北をもう誰も止められない時代に来たことを敢えて宣言しえたのである。今や世界は「君」や「僕」を呑み込んで、僕らは相対化した世界の差異の中にしか自身の存在感を得ることができない。世界の中心なんてないし、それは僕の中心でもない。そんな自明性すら既に失われて、ある種のノスタルジーに覆われた甘美な物語に、漠然とした世界で確かなものとしてあるべき「愛」を叫びたくなるのである。そういう時代を敢えて否定はしない。けど、物語は作り物であっても、本来それは自分の物語を喚起させるべきものだ。特に映画版は僕にとってまるで遠い国の神話のように自身との接点を確認することができなかった。そこから自分の物語にどうつながるんだ~? と叫びたくなる気持ちを僕は捨てがたい。 【onomichi】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-06-26 01:26:40) |
24.期待していただけ残念だった。でも長澤まさみはいい。学生の時のシーンはよかった。でも紫咲はいらなかったんじゃないの。 【LYLY】さん 6点(2004-06-25 18:28:34) |
23.普通に結婚するぐらい付き合っているなら、「ラストのからくり」には気がつくはずでは? でも、高校生回想のシーンは良かったので、+2点しました。 【ぱんこ】さん 7点(2004-06-24 13:00:28) |