89.「プライベート・ライアン」もそうだったけれども,反戦の主張や戦争の虚しさ,悲惨さをリアルな映像で再現した作品に対しては,どうしても評価が難しいと思ってしまいます。戦争映画は好きなのですが,50~60年代と90年代以降の作品とでは,当然のことながらテーゼが大きく違っており,撮影技術の飛躍的な向上もあって,一概に比較はできないかも知れませんが,きっとこれや「プライベート・~」とか「スターリングラード」を見た若い人は戦争映画を嫌いになり,2度と見たくないと思ったことでしょうし,日本軍の情けなさを感じたことでしょう。確かに,血なまぐさい戦争と対極にある豊かな自然の描写は退屈極まりない映像でしたが,戦闘を一兵卒の目線で追ったような描写は,紛れもなく戦争の持つ狂気を捉えていたと思います。残酷極まりない戦闘シーンと視聴後の厭な気分と・・・。戦争映画を見るのは何のため?と私に問いかけた作品でした。ま,日本軍の描写がへんちくりんなのはいつものことだし,「パール・ハーバー」以降最近は腹も立ちませんので笑いとばして終わりにしています。いろいろ書いているうちに方向性が見えてくるかと思いましたが,依然として五里霧中故に評価が難しいので,可も不可もなくこの点数をつけさせていただきます・・・。 【koshi】さん 5点(2003-02-23 21:40:24) |
【ぱぱ】さん 0点(2003-02-23 16:05:03) |
87.戦闘シーンとそのすぐ脇で営まれている大自然の美しさのコントラストが非常によかった。緑の山(丘?)に雲が切れて太陽の光がパァーっと広がる場面は秀逸!!!変な日本人の描き方など全く気にならなかった。プライベートライアンとは対極にある作品。 【よっふぃ~】さん 9点(2003-02-20 17:22:19) |
86.戦争映画は好きなんだけど・・・映画館では、ただただ眠かった。早く終わらないかなぁと・・・ 【バイクボーイ】さん 1点(2003-02-18 20:29:14) |
85.日本兵がキチ○イみたいなのばっかりだったのがちょっと…。本当にあんな奴ばかりかよ!とつっこんでしまいました。それ以外は戦争映画としてはいい出来だと思います。“物語”としては『ライアン』のほうがすっきりしてる(ハリウッドぽい)と思いますが。豪華キャストらしいですが、イマイチ知らない人だらけだったので、俳優に詳しくなったらもう一度見直してみたいと思います。 【プミポン】さん 3点(2003-02-18 00:18:01) |
84.この監督の映像感覚が好きな人には良いんでしょうが、個人的には違和感のほうが強かったですね。戦闘シーンは残酷で正視にたえないという意味で、良く撮れてるとも思う。 【OR】さん 4点(2003-02-09 20:38:59) |
83.日本人が情けない・・・「臭いな」とか言われてるし・・・でもきっとああだったんだろうなぁ・・・。 |
|
81. あくまで米国から見た日本。ドイツVSアメリカ物の戦争映画は、かなり公平に敬意をもって描かれ、相手も強く人間らしさも演出されるが、日本VSアメリカ物は野蛮人VS文明人といった感じがしてしまう。相手が日本軍の映画には、あまり考証に傾注するつもりがないのか?米兵より教育レベルが高かった日本兵。蛮勇を発揮した野蛮人ではない。しかし、末期のガ島戦であのような「お前を殺したくない」などという悠長な日本兵はいなかったと思う。反日感情を恐れたか? 【はにまる】さん 3点(2003-01-28 00:36:27) |
80.地味ではあるけど、草むらの陰からいつ撃たれるかも知れない!っていう緊張感があった。これはドンパチ重視の戦争映画よりは評価できるのではないかな。実際の戦闘を想像して作った、フィクション傾向の強い作品ですね。※ただ猪突猛進の米指揮官だけかなり現実離れしてる。戦争はただドンパチっていうもんではなく(時代的にも)最前線ではこういうローカルな心理戦が繰り広げられていたはずです。そんなドキドキ感が味わえる点についてはマル。でも日本兵が情けなすぎる。特に祈祷とか万歳してる人達(^^;なんとかしてほすぃ。 【げん】さん 5点(2003-01-27 14:54:17) |
|
79.面白い 戦争での人間性が出ています 戦争を映画で描くには 嘘がありますから いかに写実的かで見るものではないと思います プライベート ライアンの 活劇くささ から すると とても良い出来ですね 【杜の猫】さん 10点(2003-01-26 23:33:03) |
【死霊の狂騒】さん 0点(2003-01-26 14:38:11) |
77.戦争は怖い。絶対行きたくない、って思わせてくれれば、戦争映画として合格。今はそう思います。 【ロビィ】さん 5点(2003-01-21 22:56:05) |
76.長くて退屈な映画だった。 途中で見るの止めようかと思ったが、クライマックスまでは、と思っているうちに終わってしまった。日本人が少数の部隊にやられているシーンは、なんか腹が立った。 【いも】さん 2点(2003-01-18 18:53:45) |
75.これは戦争映画では無く、人間とは何か?死とは何か?を我々に問う映画であったと思う。美しい地球の中で、人間も動物達や植物達と同じ存在であるはずなのに、愚かなことに自分達は、最近のどこかの国のように神にでもなったかのような、錯覚を抱いているのではないか?また、よく我々は「あいつはいい死に方しないな」などと言うが、じゃあどう生きれば、いい死に方、安らかな死に方ができるのだろうか?私はそんなことを考えた。人間としての自分の在り方を、かなり深く考えさせられる作品であった。しかし映画としては、全くストーリーもなく、主人公も特定できないままの3時間は長過ぎる!なので6点。2時間以下であったら、超名作と言えたかも知れない・・・ 【クロマス】さん 6点(2003-01-15 21:01:58) |
74.誰が出てるとか気にならないほど面白いです。特に映像良かったと思います。しかし日本人の兵士はアンナンだったのか?当時はまさか・・・ 【venom】さん 8点(2003-01-15 01:12:47) |
73.とにかく退屈。途中から見るのがしんどくなった 【ハル】さん 1点(2003-01-07 18:00:52) |
72.(ネタバレ在りっス)内容も映像も素晴らしい映像叙事詩。戦争の中で正気を支えるものはなにか?恋人の存在か?インテリジェンスか?仲間への他者への思いやりか?人間の善性への信頼か?戦争の狂気の中で、自分をおとりに敵をひきつけ、仲間の部隊を救う利他の行為を描くことによって、この映画は、最終的には人間への善性への信頼を描き、またそのことによって、その善性を飲み込み、狂気へと巻き込む戦争のおろかさ・怖さを浮き彫りにしている。人間の強靭な(狂気にまみれない)善性と内に潜む狂気と弱さを、最終的には人間への暖かい視点で描いた傑作であると思う。大自然の営みのカットもいれることによって、戦争という行為を、智慧を持った生命の営みのひとつ、という感じで描き、いろいろと考えさせられる。主人公も、有能で、人柄がよく、とても好きです。(ちなみに原作は呼んでいない) 【撃っとこサマー】さん 10点(2002-12-28 23:59:19) |
71.大金かけて、キャストそろえて何やりたかったんだ??映画館から出た瞬間「金はいいから時間を返せ」と思った。正直腹たった。この1点はウディハレルソンの「気狂いピエロ」並の豪快な死に方&唯一笑えたシーンに・・・ゴミ映画としてなかなかの位置につけてます。 【恥部@研】さん 1点(2002-12-25 11:39:45) |
70.初見のときから好きだったのですが、水木しげるの『総員玉砕せよ』を読んでから見るとまた好きになります。水木先生のご本によると、あんな感じらしいですね。南洋の戦場というのは。自然の描写が不必要に多い、とお感じのレビュワーが大勢いらっしゃいますが、私はそうは思いません。編集がいじわるなんですね。観客の集中力を削ぐ方向に編集してる。もしも私たちが南洋へ戦争しに行くと、きっとああいうものを見たり火薬や死体の臭いといっしょに花の匂いもかいだりするのでしょう。あと、原作の小説はアメリカではすごい評価高いらしいですね。その原作をかなり忠実に映像化しているので、日本兵の考証がヘンなのも仕方ないです。ここ半世紀ずっとアメリカさんはそういう認識であられるのだから、変えようがないじゃありませんか。そういうとこひっくるめて私は好きですね。「SPR」は私の人生には不要な映画ですが「TRL」はソーグッドです。 【仁太夫】さん 10点(2002-12-01 21:58:09) |