137.日本の男!!!って感じがステキ。 独特な日本の香りがたまらない~。 【ボッシュ】さん 9点(2004-02-25 21:56:44) |
136.ここまで素晴らしい映画だとは思わなかった。真田広之と宮沢りえが何よりも評価されて当然だと思う。二人の立ち居振る舞いの美しさも、感嘆させられる。脇役たちのそつのない演技も達者だった。とりあえずここまで藤沢周平の原作をとても上手く調理してくれると、文章ファンにとっても嬉しい。ただ、東北弁風なセリフは、東北の小藩の雰囲気を上手く出していた反面、くどいような気もした。多少は日本語が分かる外国の人間がサムライブームでこの映画を観た場合、ちょっとビックリさせられるだろうなぁと思う。でも「海は見ていた」のように役者が無理矢理しゃべっているような感じではなかったので、やはり、この映画の役者さんたちは素晴らしい。ただメインとなるべき立ち会い場面は、リアリティを追求したのかもしれないが、暗すぎるし、冗長すぎるし、相手のほうに道理があるような気がする。かと言って清兵衛の人生観を突き崩すシーンというわけでもないので、場面の緊張感高揚感がいまひとつ足りない。エンターテイメントとして文章を上回ろうとするならば、ここだったのではないか。それにしてもひどいのがラストで、「父は幸せでした」という強引なナレーションとか、井上陽水の歌とか、変なモノを持ってきたことで、この作品の持っていた静謐な世界のすべてが崩れ去った。惜しいと言うより悔しい。 【ルクレツィアの娘】さん 7点(2004-02-25 21:50:56) (良:1票) |
135.文句なしでがんす。日本人の謙虚さとか、慎ましさとか、そういう美徳を実感できた。朋江と清兵衛との恋愛模様もいい感じでした。 【neozeon】さん 10点(2004-02-25 20:55:57) |
【じふぶき】さん 6点(2004-02-25 00:40:16) |
133.親父さん達には是非見てほしい映画。真田広之かっこよすぎ!だども、ちょっど声がききどりづれぇし、画面暗いのが難点だ。まぁ重たい話やから仕方ないかもしれないが・・。 【たまごくん】さん 6点(2004-02-23 08:20:38) |
132.とても気持ちの良い映画でした。こういうのも好きでがんす。 敵役が田中泯?新幹線にはりついて全裸で踊ってた男が…立派になられだのぅ。 両者とも娘想いとというのはちょっとどうかなとも思いました。息子に比べて娘は割合描き易いので。 【番茶】さん 8点(2004-02-22 02:35:45) |
131.面白かったです。「ラストサムライ」の時も思ったのですが、真田さんの殺陣は本当に見事だと思います。彼はあの時代に生きていても大丈夫なのでは?なのに「ラストサムライ」では渡辺謙が、この映画では宮沢りえが評価が高いのですよねぇ~。何故でしょう??でもラストの主題歌はいただけません。聞いた途端二時間ドラマのようになってしまった・・・・。残念でがんす。 【あずき】さん 8点(2004-02-21 17:39:32) |
130.とっても丁寧に作られてる映画って感じでまず好印象。 肝心の内容も中だるみする事無くきっちりと盛り上げるとこは盛り上げて、ラストはしんみり。 いい映画ですな。 【ふくちゃん】さん 8点(2004-02-19 22:40:21) |
129.いまだに「真田広之=高校教師」だった私にとって、これは革命。最初から最後まで彼の魅力にグイグイ引っ張られてしまった。清兵衛の優しい性格が全体に滲み出ている上、果たし合いはこれ以上ない程男前だった。ラストの勝ち方はちょっと間抜けだけど。メディアも宮沢りえの7冠だか8冠だかを騒ぐ前に真田広之の殺陣をほめてやってくれよ。頼むから。---地上波放送にて二回目の鑑賞(サッカーと二股で)。↓おっしゃる通り、清兵衛には色気がある。静かな男の色気。ラストサムライの氏尾には無い匂い。あぁ、思い出したらなんかドキドキしてきた。清兵衛さまのところなば、嫁さ行ってもえがんす。 【ぽめ】さん 8点(2004-02-16 22:48:12) (笑:1票) |
128.淡々とした描写で終始進行する映画には、根源的で絶対的な深みが必要だ。それがきちんと根底にある作品なら、表層的には穏やかでも、きちんと心を揺さぶる感動作として機能する。だけれどこの作品に関しては、強烈な深みを感じなかった。武士道の精神とその悲哀を描く上で、この作品は脚本や演出ではなく、キャストの魅力だけに多大に依存し過ぎているような気がする。とにかく真田広之の上手さには感動した。誠実で生真面目で不器用で純朴。それなのに色気がある。汚い格好をしても臭いと罵られても抑え切れない、彼の色気にどきどきした。緊張と緩和、静と動。殺陣の美しさ。そんな時代劇の色気。この作品で私が買いだな、と思ったのは正直、真田広之だけだった。 【ひのと】さん 6点(2004-02-15 17:27:05) (良:2票) |
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127.見終わったあと、しばらく語尾に「がんす」をつける癖が抜けなかった。宮沢りえの演技は本当に素晴らしかった。一つだけ残念なところがあるとすれば、それはエンディングの井上揚水の歌。あれは、ちょっとこの映画の雰囲気にそぐわないと思う。 【ていくし】さん 9点(2004-02-14 16:56:27) |
126.テレビの調節スイッチやボリュームボタンを何回も回したり押したりさされました。ビギナーなのでわかりませんが、時代劇はこうでないとダメなんでしょうか? 中年の私もですが、年配の方々もごらんになることは予想されてるでしょうから(明るく、とまでいかなくても)もうちょっとわかりやすい画像・聞き取り易いセリフにして欲しかったと思いました。最後の田中泯サンのセリフだけよく聞こえた、なんでやろ、田中サン素晴らしかった。次女も可愛らしかった。清兵衛氏に同感のお父さんたちは、もう少しでいいから家庭に歩みよってほしい。宮沢りえ演ずる女性像から遠くかけ離れてしまった私たちにも責任あります、ほんとにごめんなさい。 【かーすけ】さん 6点(2004-02-08 15:01:03) |
125.予定調和的にすすんでいくので話の先が読めてしまうが、真田の刀さばきはさすがだ。宮沢りえも美しく二人の子役も可愛らしい。決闘シーンもなかなかの迫力。しかしやはり肝心のストーリーに深みがない。岸恵子のナレーションがほのぼのしていてうまく全体をまとめているのだが、大きな感動があるわけでもなく、内容的にはそこそこ。ただ真田氏の才能や魅力があふれているこの作品は、少なからずも彼に注目しているのなら観ておくべき映画だろう。 【HARVEST】さん 6点(2004-02-05 18:35:44) |
124.山田洋次監督に対しては、かつて深夜に放送されていた彼の代表作をちょっとだけ観て「あんまし好きじゃないかも」という印象を持っていて、本作も敢えて手に取る気持ちがなかったのですが、今回のアカデミーノミネートの報に触れ、ついレンタルしてしまいました。最初の内は「時代考証を綿密にやったって事だけど言葉遣いとか、微妙にヘンだぞ?」とか「なんだかありがちなパターンかも。いかにも『古き良き日本人像』を演出してるのがアザトいぞう」とか「うーん、悪いけど真田広之以外はちょっとミスキャストかも」とか色々ツッコみながら観ていたのですが、後半清兵衛に求婚された朋江が他の縁談を受けてしまった事を告白するシーンあたりから一気に引き込まれてしまいました。ラストもちょっと泣けてしまったし。正直山田洋次に対しての先入観は完全に払拭されてはいないけど、真田広之の殺陣も含めた演技はすばらしかったと思います・・・・・・っていうか僕の場合、子役の女の子が可愛い作品は大体気に入ってしまうという弱点があるのですけどね。とりあえず「雨あがる」よりは良かったと思います。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-02-03 17:04:26) |
123.真田さん目当てで見たのですが、やっぱり、いい!!惚れる。最後の殺陣は暗くて見ずらいのが残念。真田さんの動きをきれいに見たかった。宮沢りえは最後まで「宮沢りえ」だったけど、身支度を手伝う時の身のこなしはすごくきれいだった。 【がんな】さん 8点(2004-02-01 20:09:05) |
122.たそがれの役、真田広之で本当に良かった。心から思う。たそがれが、トモエを嫁にどうかと言われた時に、子供っぽくドギマギしてる様子に微笑んでしまった。最後、トモエがたそがれの帰りを家で待っていてくれた所では微量ながら涙。生まれて初めて宮沢りえをキレイだと思った。 |
121.「ラストサムライ」を観ても実感したが、真田広之は殺陣が非常に巧い。俳優としての長年の経験と修練によるものだろうが、侍を演じた彼の立ち振る舞いにはほれぼれするほどの説得力と力強さがある。脇を固める俳優陣の演技も良かったが、今作の成功は、真田広之を主演に据えたことが何よりも大きかったと思う。。 【鉄腕麗人】さん 7点(2004-01-30 16:08:51) |
120.めちゃ、感動した。 長い作品だったけれど、それを感じさせなかった。 こんな映画を作れるなんて、日本映画も捨てたものじゃないね。 これDVD買おうかな・・・。 とにかく真田さん、しぶいよ! この人の演技がまたいいんだ。 【吉澤】さん 8点(2004-01-29 17:23:54) |
119.本作は時代考証をきっちりやったと評判ですが、清兵衛の言葉の中に「とんでもございません」の一言が。これで、私は一気に冷めました。現代劇ならまだしもだけど、それでも間違っていることに変わりはないのに、山田監督ともあろう人の時代劇で、これはそれこそとんでもないことです。正しくは「とんでもないことでございます」でなければ! 時代物でこんな言葉遣いは、許されないですよ。静かなたたずまいはいいし、ナレーションの(岸恵子の)声やトーンも絵と合っていますが、あまりに説明過剰。これまた解せません。ヒロイン像が、小手先だけ新しさを装った、昔ながらの「耐える女」だったのも、やだやだ。古くさいですよ。ラスト、老けた娘が出てきたことも、訳のわかんない主題歌も興ざめ。映像そのものは見応えあったのでそこには敬意を表し6点としますが、実質は5,5点といったところ。世間の高評価は間違っていると思う。 【おばちゃん】さん 6点(2004-01-28 14:14:29) (笑:1票) |
118.一言で言うと、非常にバランスの良い時代劇。さて、いつも思うのですが、真田広之はただかっこいいだけの役よりも、今回の清兵衛のようなちょっと頼りなげだったり、いつも葛藤して悩んでいたりというような、すこし陰のある役のほうがすごくあっている気がするのですが、皆様はいかかでしょうか?宮沢りえがこの映画では評価が高いですが、真田広之のほうがはまり役だったと思うのです。あの雰囲気と、殺陣の素晴らしさ、もう最高です。あ、宮沢りえも、立ち振る舞いが綺麗でしたけど。あと、この映画で一番感心したのは、幕末の東北(山形だったかな)には、こういう人達が生きていたんだな、頑張っていたんだな、と普通に感じさせてくれたところです。鑑賞後に色んな感情が入り混じって、ほんのり涙が出てしまいました。あと、岸恵子のナレーションが好きです。いつも帰宅が遅い自分も、一度でいいから「たそがれ」と呼ばれてみたいものです。別の意味では、いつも黄昏てますが…。 【なおてぃー】さん 9点(2004-01-27 02:00:46) (良:1票) |