8.黒澤監督が三船敏郎という俳優に、どれだけ惚れ込んでいたか‥‥
それが、はっきりと分かる作品ですね。
あれだけの存在感、威圧感、躍動感を出すことが出来る俳優は、100年を超える邦画史上、殆んど居ないのではないでしょうか。
上原美佐も、この時代の女性としては、長身でグラマラス
とても魅力的です。
雪姫の、あの男勝りな性格は、遠い昔、はるかかなたの銀河に居たレイアという姫様そっくり
千秋実や藤原釜足といった名優が脇を固め、躍動感に満ちた名作だと思いました。
特に、村祭りのシーンでの唄と踊りは深く印象に残りました。