3.リヴ・タイラーがどっちかとどうにかなっちゃう話なのかと想像したけど、そんな下世話な物語じゃありませんでした。
泣いて笑って、また泣いて、僕の感情がいいように操られてしまったのは、アダム・サンドラーの迫真の演技に因るところが大きかったと思います。
アメリカの苦悩と良心が淡々と描かれていて、素直にいい作品だったなと感涙させられました。
ワンダと巨像を黙々とプレイする姿に、巨大な何かと1人で必死に戦ってるんだなぁって思えて、その巨大な何かとの戦いを2人で分かち合って、戦い方をアドバイスする友情に感動しました。
そんな救うことによって救われるという典型的な展開にオチは想像が付きましたけど、僕もあんな風に街中を疾走してみたくなりましたよ。
それにしても、サフロン・バローズは確かにいい女だとは思うけど、それ以前に僕としてはリヴ・タイラーにKOされてしまいそうなんですが、僕の美的感覚が狂ってるんでしょうか。
あんな絶世の美女が相談に乗ってくれるなら、僕の水虫だって簡単に治ってしまいそうです。