48.面白い!結果どうなるかは誰でも予想がつくところだけど、それを置き去りにしてなお引き込ませる緊迫感・臨場感が本作にはありました。いつの間にか見入り、「こちらオデッセイ」で一緒にガッツポーズですよもう。宇宙とか有人飛行とかの知識が全く無かったのがむしろ良かったのかも。逆にいえば、入り込めないと「結局こうなるんでしょ」となって退屈なのかもしれません。 科学的な専門用語は多いですが、一般向けのわかりやすい説明が随所に入ります。それくらいわかるよ笑、というところでも入ってきます。なので、知識が無くても無問題と思います。医療ものじゃないのに医学に対する批判が若干強めで「ん?」と思いましたが、結果的な事実に基づいた映画的演出と考えれば、あ、そういうことか、となります。 それにしても、自分の無知さがはっきりわかると同時に、新しい知識もつきます。「月に行く」「事故の映像」だけ見ると、発射さえ成功しちゃえば言うて大丈夫なんでしょ?といつの間にか思っちゃってた恥ずかしさ。実際は当然そんなことはなく、各分野のプロフェッショナルが一体となって全身全霊を賭して挑むのが「月」という夢なのだと。自分の全力を発揮して、でも一人じゃどうにもならないから協力して、一つの目標に突き進む。これは綺麗すぎる見方ですが、でもやっぱり熱いし、そういう環境に身を置けることが羨ましい。クルーでも管制塔メンバーでも、あの一員になりたいなーと思わせられる今日この頃です。 【追加4?周目】 最高。「宇宙ものSF」の時点で好きなんですが、いやー何回見ても良い!というか、実話なんて信じられないです。ていうかほんとに実話ならSFじゃねえし。それほどに「マジで!?」と思うシーンの連続。「演出的に強くいったんだな」と強がりつつも、それを抜いてもハラハラドキドキ、皮一枚スレスレ。演出も演技も、何よりキャラクターが素晴らしい。「こちらオデッセイ」時のガッツポーズが周回を重ねるごとに派手になっていく私。 トムとジーンが最高にカッコイイ。というか、管制室の皆(一部除く)がカッコイイ。トムは悔しかったはずなのに、本当に悔しかったはずなのに、それでも仲間の生還のために死力を尽くす。何が何でも電力を絞るためにたどり着いた発想「LEMからオデッセイへ電力を」はもうさすがとしか言いようがない・・・。ジーンは判断力がやばい。自分の身分がどうのとかそんなことは知らんが、とにかくあんな判断できんて。そして皆が皆全力を尽くす。1つの目的のために全員が全身全霊全力で挑む。元々頭の良い奴らが集まって、それでも対処がわからないそれまでのパターン外の状況でも、諦めず、積極的に、強気に、できる限りの力を尽くす。いつパニックになってもしょうがない状況でも冷静に思考し、振る舞い、動く。カッコイイとしか言いようがないよ。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-06-22 03:11:52) |
47.実話だと考えるだけで感動できます。無事に帰還できると解っていてもこれだけの緊張感が得られる演出に感服します。何か悪いことを企らみそうなゲイリー・シニーズの起用も効果的演出の一環かと思いましたが、いい男だったのでホッとしました。人類を初めて月に到着させたアポロ11号の記録映画もあるそうですが、失敗や挫折のストーリーが成功物語以上に心に響くことを、今作品を観て改めて感じました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-09-26 21:11:38) |
46.劇的なドラマにしてしまいそうな題材を、丁寧で落ち着いた演出に仕上げているのが好感です。これ以上ないという配役も絶妙。中学生のときに、何度も見返しました。映画を見て宇宙に出ることへの恐怖を覚えるのとは逆に、未知の世界に挑戦する人たちの真剣な眼差しに尊敬と憧れを覚えたものです。大人になった今でも、力を合わせて目的を達成する素晴らしさ、家族の大切さを感じさせてくれる映画です。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-10 22:14:53) |
45.偉大なる失敗ですか。すごいね。人間の底力を見せ付けられます。 管制側もクルー側も危機の前に一体になってベストを尽くしている。 アメリカ的な臭さは感じるもののベストを尽くす人たちの美しさをよく描いていると思います。 エド・ハリスはこういう準主人公的な位置付けで一番味が出る。好きだな。 フィリップ・カウフマン監督の「ライトスタッフ」となぜかかぶる。 「ライト・・・」の方は宇宙計画の最初期を描いたもので時期的にはややアポロ13より早いし、状況設定も全く違うが宇宙を背景にベストを尽くす人達を描いた作品として印象が近いのかも。 あわせてどうぞ。 |
44.松本人志風に言えば「主演の俺ら、全然おいしないやん」。主役はNASA職員です。 |
43.映画館で完涙、何度も見直してるが その度にジーン。が、某映画評論家は「予備知識無しでは只のパニックファンタジー」と言っていた。そう言われれば、私は背景にある膨大な人間ドラマを知ってたから感動できたのかも? 各種名言やエピソードがきちんと盛り込まれており、エンジニア気質・ライトスタッフ・各種「心意気」といった言葉に熱い何かを感じることができる人限定で9点としたい。さらに、説明不足は想像力を刺激する手法であると受け取れる人なら+1点。実話の再現という点でキャスティングも(端役までが)ベストに感じた。 【山形】さん 9点(2004-08-22 22:47:15) |
42.実話に基付いてるから三人が地球に無事生還することは、分かっていたもののしっかり感動してしまいました。三人のキャスティングもすごく良かったと思う。これは立派なヒューマンドラマです。 |
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40.結果はわかっているんだけど緊張しますね。無事帰還できたとには安堵と感動に包まれました。エンターテイメントとして良く脚色されているので楽しめる一級のドラマです。ドンパチの派手さを求められる方には物足りないかもしれませんが。 【tantan】さん 9点(2004-01-28 12:16:00) |
39. 実話をベースにしており,結末がわかっているのに,圧倒的な演出力で最後まで魅せる。とにかくエド・ハリスの演技には痺れた。 【PAGE】さん 9点(2004-01-17 00:49:46) |
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38.リアリティのある映画はすばらしい。ドキュメンタリーとは違った演出が作品をより感動的なものにする。いい映画だと思う。史上最低のクソ映画、アルマゲドンにこのようなリアリティが少しでもあればよかったのに、とやっぱり思う。NASAが協力したからというので俺はてっきりアポロ13のようなNASAの偉業をかいま見るようなリアリティをともなった映画を期待したんだ。それなのに、アルマゲドンはとんでもないハナクソ映画だった。NASAはいったい何を協力したんだバカモン、といいたい。しかし、このアポロ13にはおしみない拍手を送ろう。/04年11月19日再度ビデオで見る。やはりいい映画だ。ロケットの打ち上げシーンに涙が出そうになるくらい感動した。なぜだろう?エドハリスが最後にみんなが喜びの声をあげる中、どっかりと椅子にすわって涙するシーンもグッときた。映画館で見たらよかっただろうなあ。 【なかがわ】さん 9点(2004-01-06 02:02:09) |
37.手に汗にぎって見てた!実話ってのが熱い☆頑張れ~って思いながら見てました。エド・ハリスがしぶい! 【ピニョン】さん 9点(2003-11-17 08:48:16) |
36.当時、アカデミー賞の常連であったトム・ハンクスが、ノンフィクション物の主人公を演じることについて、「リアリティが薄れる」という意見もあったが、今見ると不自然な感は全く無い。音楽ともうまく融合し、全体的によくまとまっていると思う。打ち上げや帰還のシークエンスは、音楽の抑揚ともよくあっていて引き込まれるし、家族のストレスから技術的な話までよく描けていて、退屈させない。司令船が無事帰還して、管制官がワッとなるところは思わず鳥肌がたった。また、ゲイリー・シニーズの控え目な、しかし力強いガッツポーズも心に残った。それにしても、あれだけの絶望的な局面から、結局事態を無事打開したNASAと宇宙飛行士は、素直に凄いと思う。やっぱアメリカは、そういうところはホント凄いよね。 【カシス】さん 9点(2003-11-11 17:25:39) |
35.99%死を覚悟したであろう飛行士達が見事生還する様を観て、映画というよりも、現実のNASAの英知や意志に感動し、エールを送りたい意味での好評価です。 【凛々】さん 9点(2003-11-02 11:30:48) |
34.次々と起こるトラブルに、観てる方までパニック起こしそうで、思い切り感情移入してしまう。緊張感が途切れず、非常に完成度の高い作品。エド・ハリスかっこいい。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-10-28 20:27:57) |
【黒猫トム】さん 9点(2003-07-23 17:02:08) |
32.ホーナーの曲が最高。打ち上げの映像がリアルですごい。それにしてもこのエド・ハリスかっこよいわ。 【キノコ雑炊】さん 9点(2003-07-11 12:21:10) |
【よも】さん 9点(2003-07-08 12:41:47) |
30.誰もが知っている結果なのにこれだけハラハラ、ドキドキさせる作りができるってすごいと思いました。エド・ハリスかっこよすぎ♪ 【あき】さん 9点(2003-06-13 05:31:04) |
29.今まで観た映画の中ではベスト3に入る作品。初めてビデオを借りたとき、あまりの感動にそれこそ何回も繰り返して観てしまった。中でも発射シーンは秀逸。管制官の「回しキャッチボール」、金をかけたCG、そして音楽はホーナーの傑作の一つ。また全編を通して各種のセットや発射シーンや無重力撮影などでリアリティを追求している所もたまらない。脇役扱いになってはいるが、ジーン・クランツ役のエド・ハリスも実に格好いい(たとえヅラであろうとも...ハゲ好き女が惚れるのも分かる気がする)。惜しむらくは、劇的な内容にするために事実をねじ曲げている部分が多い点。特に酷いのは、中間軌道修正シーン、生理モニターを外して航空医に当てつけるシーンや、ケンが電源アイデアを出すところか。それでも、交信回復のシーンは実に感動的。 【kk】さん 9点(2003-06-11 02:45:53) |