8.書きたいことが浮かばない。書くべきことが浮かばない。だけどこの『遠い夜明け』のレビューに二つほど私の求めていた答えがあった。”こーさん”と”えりっくさん”の書かれたレビューです。これから書くことは私の勝手な推測でしかないのでかなり失礼になりますけどお二人のレビューがとても印象に残ったので書かせていただきます。まずご両名ともみんなのシネマレビューにおいてこの作品だけしかレビューを書いてらっしゃらない。そう、まるでこの作品を世に広めようとするだけにここに登録して書かれたかのようでその”想い”の強さというものが伝わってきた。こーさん曰く「考えなきゃ行けないことってあるんだと思った。」このことって全ての人に対するメッセージだと思う。ストレートな表現だけど一番ど真ん中をついている。私もかなり考えるべきものがあった。そして、えりっくさん曰く「先月南アに旅してきました。この映画はアパルトヘイト時代に製作されたものですが、現在もほぼ同じだという感触を受け深く考えさせられました。」2003年というごく最近に書かれたレビューにおいて南アではまだああいう状態が続いているのかと思うと言葉を失ってしまった・・・。今回この作品のレビューにおいて自分の意思というものを捨て紹介だけに留まらせていただきたい。この二人が多くは語らずとも核心を突いていると思うので私から言えることは「この作品をもっと多くの人に見て欲しい。」それだけです。 本当にそれだけです。 【tetsu78】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-06 01:00:42) |
7.社会派作品の名作にして、良質のサスペンスの盛り込まれた一級のエンタテイメント作品でもあるところが、スゴイ、の一言。 珍しくこれは邦題も悪くないけれど、今となればやっぱり原題の「Cry Freedom」のほうが訴えかける力を持っている。普遍性を感じさせる。91年にアパルトヘイトは撤廃されて一応は夜明けが訪れたかのようだけれど、問題の本質が解決されたわけではないのだから。 アパルトヘイトに関心や興味のない人でも、おちゃらけケビン・クラインよりまじめケビンが好きな人、デンゼル・ワシントンの原点を観たい人、「大脱走」のビッグXの演技にしびれた人、みーんなにオススメします。 【おばちゃん】さん 9点(2004-06-16 11:45:35) |
6.前半部分での黒人運動家デンゼル・ワシントンの迫真の演技に感動します。南アフリカのアパルトヘイト政策というのも、今は過去の話になりつつありますが、ちょっと前まではこういう激しい人種差別が実際に会ったのだというのを知る意味でも、未見の方はぜひご覧になってください。アッテンボローという人は、「ガンジー」にしても本作にしても、史実に沿った丁寧な作りをする監督ですね。今から思えば、「遠すぎた橋」もライアン原作のラインにこだわりすぎたために冗長になったのかも知れないなあ。 【オオカミ】さん 9点(2003-12-02 08:52:35) |
5.人種差別の事実は事実。だけど過去は過去、時代は時代、そして歴史は歴史。悪く言ってる訳じゃなくて、この作品から僕はそう感じた。実話が元だからこそのドラマ。ドラマがあるからこそイイ映画。演出も見事。 【venom】さん 9点(2003-05-26 04:29:50) |
4.本でも読みました。実話を元にしてある映画です。アパルトヘイトの根の深さが衝撃的でした。 【あでりー】さん 9点(2003-04-14 21:07:02) |
【ナガタロックⅢ】さん 9点(2002-11-12 01:27:06) |
2.前編、後編って作りでしょうか? 長い作品ですが、87年当時、娯楽性だけを追求した作品群の多い中、少なくなりかけた“感動できる作品”として強く印象に残っています。 【イマジン】さん 9点(2002-10-04 22:01:30) |
1.ケーブルテレビで見た。なんか色々考えた。考えなきゃ行けないことってあるんだと思った。 【こー】さん 9点(2001-07-30 11:23:30) |