13.夢破れた者たちのめげない姿がうれしい。リノ・バンチュラの知性と優しさがどのシーンでも最高。ジョアンナ・シムカスでなくても惚れる。後半の軍艦島のような所での活劇は不要。9点。(親父の評価) 【板橋島野&綿貫】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-08-14 23:58:34) |
12.素晴らしい。どっか場末の名画座で観れたら最高だっただろうなー。 【すんくじら】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-07-11 03:34:56) |
11.見終わった後もあの口笛の主旋律が心の底で静かに鳴り響くようなフランソワ・ド・ルーベの音楽・・・よかったな~。海を見ると今でもあのメロディを口笛吹いてる私は、冒険者からはほど遠いちっちゃな人間です。 【彦馬】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-05-17 23:46:13) |
10.とても好きです、登場人物も風景もストーリーも。 【しまうまん】さん 9点(2004-06-12 12:58:05) |
9.中坊のときテレビで観て涙が出た。なんてったって音楽が最高だよね。一年後の再放送の時にスピーカー・トゥ・マイクで全編録音し、受験勉強しながら幾度となく聴いた。・・・時は流れ・・・22才の時初めて劇場で観た。現実の恋愛のきびしさにボロボロになっていたオレに中坊の頃の感動はもう戻ってこなかった。その後、崇拝していたジャーナリストの『コンゴ動乱を扱っていながら、被抑圧者の視点がゼロのダメ映画である。それを指摘しない‘さよならおじさん’も駄目な人である!』という評論を読んで心底驚いた。アキャ~!このメロウな作品をそないな政治的視点で語るとは!いやはや勉強になりました。さすがです。そうだよ今この瞬間にも為政者はみんなの権利を侵害し続けているんだ!甘っちょろい感傷に浸っている場合じゃなぁい!もうこの作品の甘美さには浸れない・・・20年経過・・・最近見返してみるとかつてのさまざまな思いとともに、マタ~リ味わうことが出来てしまった。借り物の怒りは続かないね。それともくたばりぞこないの諦めの境地というやつでしょうか。やっぱりいい映画じゃないの~ぉ↑(シリ上がり)・・・エンディングでかかる“レティシアのテーマ”はアラン・ドロンのヴォーカルバージョンより受験勉強中に愛聴したピアノ・ソロバージョンの方が良いなぁと思った・・・ 【皮マン】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-04-16 03:19:15) |
8.よい映画を見ると登場人物を本当に好きになってしまうが、この映画はオープニング数シーンで彼らのとりこになってしまった。なぜなんだ?自然でさりげないようでなぜかとても力のある映像、引き込まれずに入られない数々のシークエンス、彼らの自由奔放な生き方を食い入るように見入ってしまった。上品でいてこんなにパワフルな映画は、はじめてみたかもしれない。スバラシイ! 【神谷玄次郎】さん 9点(2004-02-27 01:50:10) |
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7.この映画の事を考える時、オレ、一体この映画の何に惹かれてるんだろうって想う事があります。でも理屈じゃないんですよ、タイトルが好き、ストーリーが好き、ふわりと三人を包みこんでる得がたい空気感が好き、クライマックスの要塞島のシーンが好き、レティシアっていうヒロインの名前も好き、コンゴ沖の紺碧の海の色が好き、ふと気が付けば口笛を吹いてるド・ルーべの「レティシアのテーマ」が特に好き、三人並んで微笑みながら歩いているポスターの図柄まで好き、とにかく全部好き。この映画を高く評価されているレビューワーさんたちのコメントも大好きです! 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(字幕)] 9点(2004-01-25 11:10:19) (良:1票) |
6.飛行機、宝石、潜水服、島、三人の顔が口笛とともにひとつになって心に残ってます。バンチュラの言葉にしびれました。 【A_sui】さん 9点(2003-07-28 04:11:59) |
5.ほんと、これはいい。この時代のフランス映画はよいですねぇ。ドロンとシムカス、そこへ渋おやじバンチュラが絡むから気持ちのよいバランスになったのかな。期待して見て期待以上だった素晴らしい作品。見るといつも、高校の頃の空気感を思い出してしまう。 【モートルの玉】さん 9点(2003-07-03 02:14:06) |
4.色々な事を考えてしまえる映画…。最近の映画のようなテンポも無く、アクションシーンも今のレベルから見ると幼稚としか言い様がないのに…。見終わった後の”この充実感。”観客個々に色々な事を考えさせてくれる映画ですね。最近の映画は、映像や設定のリアルさを追及するあまり、この映画が持っているような魅力をなくしてしまっている気がします。…年寄の独り言でしょうか?…。 【ても】さん 9点(2003-06-02 01:38:55) |
3.単純で、甘っちょろくて、雰囲気だけ? イヤイヤ、これこそいつまでもサビない、カビない瑞々しさいっぱいの傑作。 【るーす】さん 9点(2003-05-19 17:09:49) |
2.10歳で初めて観た時も40歳になった今観返してみても、感じることは同じ。恋する女と無二の親友を失い、ただひとり残されるリノ・ヴァンチュラの「淋しさ」になぜだかとても共感してしまうのだ。 【なるせたろう】さん 9点(2003-05-13 18:05:43) |
1.ネタバレ注意です。その完成度の高さと、私自身10年振り2度目の鑑賞だったのですが、アラン・ドロンが飛行機に乗って登場することと最後の銃撃戦しか憶えてなかった自分の記憶力に愕然。ラスト、ゆっくりと上昇し旋回しながらの空撮に映る真上から見た要塞島の形「0(ゼロ)」は、莫大な財産と引き換えにかけがえのない友人ふたりを失ったリノ・バンチュラの運命、「人生、プラマイゼロ」を暗示しているのだ!と勝手に解釈。 【茶蟻】さん 9点(2003-01-06 16:47:26) |