43.物凄く久しぶりの鑑賞でした。大分記憶があやふやな部分もありましたが、多分昔見た時よりも今回の方が感動したような気がします。 父の遺産目当ての下心で始まった旅ですが、旅の中で兄弟の遠い記憶を辿り、兄の存在を知らず父と縁を絶って生きてきた弟が家族愛というものを知り、弟の下心が真心に変わっていく過程を実に丁寧に描いています。 大ごとにせず、小さな描写の挿入で兄弟が少しずつ距離を埋めていく様を見せる。その1つ1つが素敵です。(終盤のホットケーキとシロップとか…ですね)その積み重ねが、最終盤での「兄貴が出来てうれしい」「僕の親友」と額を合わせる感動的な名シーンにつながります。 「レインマン」と言えばダスティン・ホフマンの名演技がまず出てきますが、むしろ本作は弟のドラマであり、演じるまだ若いトム・クルーズの漂わす雰囲気がとても良かったです。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-01-07 19:27:08) |
42.ダスティン・ホフマンに注目して観りゃあ、どうしたって「凄い役作りだよね」ってな事になる訳ですが、やはりここはトム・クルーズ。共演者である大俳優サマが、いくらそういう役だとは言え、目も合わせてくれず、演技のキャッチボールもままならず、と来りゃ、それはそれは大変だったんじゃないですかねえ。この映画の特に前半は、何だかバリー・レビンソンとダスティン・ホフマンが共謀してトム・クルーズを追いこんでいってるようにすら見えてきちゃう(妙にカメラが遠くに置かれるシーンが何度もあり、トム・クルーズを突き放すかのよう。ドッキリカメラの映像みたいだね)。チャーリーがレイを連れだした初日のホテルのシーン、誰に電話をかけても繋がらず、恋人にも愛想を尽かされ、孤立して焦っていく姿。そんな中で、映画中盤において、かすかな記憶がよみがえり二人の過去が重なり合う場面、これは感動的(いや、若い頃に初めて観た時には特にどうということも無かったんだけど、歳食うと、こういう「遠い過去」の話にどうも弱くなるもんです)。二人が並んで歩くシーン(チャーリーが前を歩くけどカメラが遠いので並んで見える)、二人が並んで車に乗るシーン、二人の視線が合わさることはなかなか無いのだけど、最後に二人は向き合い、額を合わせる。映画が最後、どのような結末を迎えようが、このシーンがあればもう充分、ですよね。では最後に一言。ブラックジャックでカウンティングやってるのバレたら、彼らみたいにカジノからツマミだされますからね。ご注意。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-12-26 22:58:27) |
41.ホフマンの演技は言わずもがなですが、トムクルーズの弟役良い味だしてた。じわーっっとくる感動映画です。 【zack】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-03 12:32:56) |
【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-29 18:39:56) |
39.D・ホフマンは前評判どおり、完成度の高い演技、脱帽ものだ。病気の性質上どんなことがあっても変わらないライフスタイルと言う設定でありながら、ストーリーが進むにつれ、弟とかすかに交流していくという静かな変化を演じている。それはホフマン同様監督の素晴らしさともいえる。ただ、この映画で一番驚いたのはトム・クルーズ。欲とコンプレックスにより兄に会いに行く虚栄心と傲慢さ、兄への苛立ち、兄への想い、愛おしさという弟の心の変化を実に丁寧に描いている。ホフマンが動かない役なののでトム・クルーズがすべてのストーリーを進行させる、いわば一人芝居である。名優と評判高いD・ホフマンに対し、一人で怒って、泣いて、笑っているのだ。私の頭の中にあった「単なる2枚目俳優」のレッテルを完全に払拭してしまった。2枚目でも、3枚目でも、悪役でもハリウッドの層の厚さを実感した。 またエンドロールではそれまで撮った兄の写真を紹介しているが、ほとんどの写真に兄の大好きな「数字」がなにかしら写りこんでいる。この数字はおそらく兄にとって弟との旅そのものであり、遠く離れた生活でも弟を思い起こさせるには十分なものかもしれない。深い演出だ。 【やしき】さん [試写会(字幕)] 9点(2008-04-11 13:05:06) |
38.ダスティン・ホフマンの圧倒的存在感を前に、トム・クルーズは希薄に。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-08-01 04:59:16) |
37.ダスティンホフマンの演技にしびれます。ヒューマンドラマとしても、ロードムービーしても語り継がれるべき名作。 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-03-22 21:34:49) |
36.ダスティン・ホフマンの演技は素晴らしかったしトム・クルーズも良かった。内容も嫌味を感じさせるものではなくむしろ爽やかな感動を感じた。自分だけだかもしれませんが兄弟ってお互い感じるものってあるんだなーって改めて感じた。名作でした。 【ゆきむら】さん 9点(2004-03-17 02:10:55) |
35.深刻になり勝ちのヒューマンドラマをロードムービーとして描くことによって、感動と爽快感の両立に成功している。間違い無く名作である。見所はやはりダスティン・ホフマンの怪演だろうか。コミカルでありながら物悲しさも伝えてくる。笑ったり、考えさせられたり、感心させられたり、とにかく凄いとしか言いようがない。 【もとや】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2004-03-09 15:58:04) |
34.Kマートのパンツ…そう、男には決して譲れないモノがいくつもあるんですよ。変なこだわりっていうかね、クルマにしても食べ物にしても いくら同じモノでも何かが違うと嫌なもんです、あれは一体何なんでしょうね、スゴく分かります。6日間だけの兄貴なんて…っていうくだりはいいですね。別に涙は出ないけど、訴えかけるものは大きいです。ラストはもう少し違うように記憶してましたが、あんな感じでしたっけ?タイトル◎ 【HLB傭兵】さん 9点(2004-03-02 10:50:32) |
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33.昔、学校サボッて観に行った。観終わったあと映画館に時計を忘れたのを思い出します。この映画で得た教訓は2つ兄弟仲良くと学校サボッちゃダメってことです。 【ケジーナ】さん 9点(2003-12-14 20:34:47) |
32.ぜんぜん期待もしてなかったし、前評判も知らずに見た。すごーくいい作品だと思う。ダスティン・ホフマンがうまい!! 以外にトム・クルーズもいい。 【yukaori】さん 9点(2003-12-08 07:32:33) |
31.アイ・アム・サムのS・ペンや、セント・オブ・ウーマンのA・パチーノなみに、D・ホフマンの演技が素晴らしかったです!!ダンスをする場面がいいですね♪ 【Ronny】さん 9点(2003-12-07 01:25:44) |
【ロカホリ】さん 9点(2003-10-18 18:47:16) |
29.ダスティン・ホフマン上手すぎ。隙を見せない名演技。ちょっとでも油断すると役がダメになっちゃうでしょう。最初は、トム・クルーズじゃないけど、ほんとイライラしてくる。でも段々彼を知ってくるごとに、憎めなくなってしまう。それは兄弟、お互いが理解しあってくるのともリンクする。難しい役に、微妙な感情な起伏もつけたダスティン・ホフマン凄すぎ。 【智】さん 9点(2003-10-13 02:53:12) |
28.「映画っていうものは感動的なものだな」と、具体的な実感を初めて伴ったのは、民放の洋画劇場で観たこの映画だったような気がする。 そして、「名優」という形容を覚えた対象も、今作のダスティン・ホフマンを見たときだったと思う。 過去に何度も観た映画だったが、数年ぶりにこの映画を観て、改めて「名作」という呼称にふさわしい作品だと思った。 名優ダスティン・ホフマンの出演映画は、この作品以前のものも以降のものも沢山観てきたが、この映画の彼が、個人的にはもっとも“しっくり”くる。 それくらいこの映画で“レイモンド”を演じた彼の演技は素晴らしく、紛れも無く映画史に残る名演だと思う。 同時に、久々の観賞においては、若々しいトム・クルーズの存在も印象的だった。 大俳優の圧倒的な演技に対峙し、自らに与えられたキャラクターを見事に表現している様には、彼がこの後更なるスター俳優となっていくことに対する必然性を感じた。 この映画が、1988年当時の新旧スター俳優の高いパフォーマンスが最高の形で融合した「傑作」であることを再確認できた。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-09-28 02:01:49) |
27.最初は兄を利用することだけを考えていた弟が、彼と接するうちに少しずつ兄弟愛に目覚めていく過程の描写が素晴らしい。D・ホフマンの演技はもちろんだが、T・クルーズの演技力もなかなか侮れないものがあり、頑張っているなと素直に褒め称えたい。 【くるみぱぱ】さん 9点(2003-08-18 23:12:08) |
26.ダスティン・ホフマンの演技は文句なしでしょう!トム・クルーズが出演している作品の中でも一番好きです。 |
25.ラスベガスのダンスとドライブのシーンが好きです。ずうーっと怒ってばかりでちぐはぐしていた二人の関係でしたが、このシーンは「束の間の~」って感じで安心して観れました。個人的にはクルーズ経由レインマン着でホフマン航空に辿り着きました。ホフマンはいいよ~、みんなも観よう!ホフマン映画を。特にお勧めは、「パピヨン」「レニーブルース」です 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 9点(2003-07-21 02:10:03) |
24.感動と言うには諸々の現実も在って適切でない。でも、良かったと思う。医者がレイモンドに質問を浴び掛けた時、チャーリーが制止するシーンが印象的。ホフマンの演技は、凄かった。 【ぽろぽろ】さん 9点(2003-07-08 09:12:13) |