10.2014.05/28 鑑賞。一言、凄い作品。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-08-02 13:03:40) |
9.3時間以上にもかかわらず、とても楽しめました。バチストのパントマイムは今見ても、高度なテクニックではないかと思います。ラストが印象的でした。ヒロインのガランスにむけた、ナタリーの名台詞は感動的です。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-05-29 01:22:25) |
8.とにかくセリフのセンスが素晴らしいですね。3時間以上の大作ですが、だれることなく鑑賞できました。第二次世界大戦中に制作されたというのもすごいです。フランスの気概を感じます。 【川本知佳】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-24 15:57:38) |
7.邦題から貴族のお話しかと思ったらさにあらず。Disk2を先に見るというまぬけな不運のためにDisk2を見ているあいだ中、ガランスは貴族か金持ちで俳優のバティストとの身分違いの恋の悲劇だと思っていた馬鹿さかげん・・・。でも、Disk1の冒頭でガランスの正体はあきらかで、しかもコメンタリーつきの版が借りられたのでドジを補って余りある収穫がありました。高得点をつけた人でも昼メロ風とおっしゃっていますが、この作品はそんな甘いものではありません。ナチス当局の検閲をかいくぐり、かいくぐり・・・スタッフの一人がユダヤ系だったせいもあり、製作者一同、英仏連合軍の進行状況を見ながら、「この頃にフランスは解放される。」と予測された頃にユダヤ系スタッフの名前をクレジットに入れて封切ることに決めたそうです。フランス人(被占領者)にしかわからない抵抗のメッセージを占領者のナチスの検閲官にはわからないようにオブラートに包んでメロドラマにしたわけです。もちろん、ユダヤ系の人のクレジットなしで解放前に封切ってもフランス人には受けたでしょうが、そこは巨額な費用を投じた作品・・・商業的な計算もあって当然でしょう。コメンタリーの全てをここで書くわけにはいきませんが、言葉で語りかけようとする俳優フレデリック以上に雄弁でガランスを救ったバティストの無言劇がヒントです。すばらしい作品だとは思いますが、どうのこうの言ってもやはり、解放後に作られた単刀直入な作品(たとえばHiroshima Mon Amour、邦題は「二十四時間の愛」)のほうがわかりやすいので満点マイナス1点にします。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-28 13:22:19) (良:2票) |
6.ラストシーンが頭に焼き付いて離れません。いやはや、良い映画ですな。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-10-25 22:54:55) |
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5.製作された時代背景を思うに、いや思わざるとも、この作品全編に漂う熱、熱気は大変なものだ。60年の月日が経過しようが、新鮮で瑞々しい輝きは色褪せずに熱をおび続けている。だから3時間の長丁場であっても、一気に鑑賞させてしまう。アルレッティがただのオバサンであってもミスキャストであっても、全然OK!あの劇場の舞台、楽屋、天井桟敷から溢れ出しそうな観客、セットの隅々に至るまで生への情熱が迸っています。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-10-15 23:22:42) |
4.贅沢な贅沢な映画である。極めてわかりやすい形のメロドラマであるにもかかわらず詩人ジャック・プレヴェールのオシャレな脚本が人物に息吹を与えることに成功しているだけでなく、当時の様子を忠実に再現したであろう巨大なセットによる素晴らしい美術に圧倒されることは間違いない。長丁場を感じさせないテンポのよさ、舞台と実際のストーリーが交錯しながらラストの別れへと向かう。このラストシーンでは、それまでは少人数の人間が中心となって動いていたストーリーに、突然大衆が割り込んでくる。そういえば「もののけ姫」でも、サンとアシタカを引き離したのは結局のところ兵士の大軍であったように(これは監督の意図であったそうだ)運命という巨大なうねりが個人に降りかかるというのは結末への口実として一見都合が良い手段に思われそうなものだが、こういう開き直りは個人的に結構好きだったりする。フランス流時代劇として必見の一本といったところか。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-01-20 19:10:55) |
3.何気ない台詞回しが小粋でエスプリが効いており、本当にそれだけで魅せられてしまいます。各キャラクターもしっかり描き分けられ、魅力的に色づけされています。難を言えばややテンポが緩慢な気もしますが、観ているうちにそのテンポが心地よく思えてくるから不思議でした。たまにはクラシックも悪くありませんね。 【K】さん 9点(2004-08-12 01:45:41) |
2.フランス映画の良さ。名台詞のオンパレード。ハリウッドには絶対まねできないフランス映画の金字塔。ちょっと長かったので一点マイナス。 【けい】さん 9点(2003-05-04 23:33:28) |
1.ジャン=ルイ・バローのパントマイムだけでも観る価値ある。物語も、フランス~って感じの空気を漂せながらも重すぎず、長さを感じさせない。バチストのは美しい。 【さみー】さん 9点(2003-05-02 23:18:13) |