1.これはヒットするよな、と見終わった感想。この映画の
素晴らしい点の一つが「時間軸」であろう。この映画は
後半、時間が一つのキーになってくる。それとシンクロさせる
ように緊迫迫っている主人公達との「時間」と、
何も知らない市民達との「時間」を細かに入れることによって、
臨場感が増してくる。だが、それだけではない。
この映画を見ている自分達の「時間」もまったく
一緒なのだ。これはもう、感情移入せざるを得ない。
時代を先取りしたネットも良かったし、
主人公達は終始、部屋から出ていないというのもおもしろかった。