3. 俺はプリンス信者なのでこういう映画が存在すること自体ありがたい。 が、とある大学の先輩から「あんなもんプリンスの独りよがりじゃねぇか」と言われたことがあり、客観的に見てそう言われる部分も確かに感じるので9点。 ただ、いわゆる音楽スターをスクリーンに写し出すために存在するような映画ではないことは確か。 それなりに脚本もつくられている。 だけど観客に理解させる説得力がないんだよね。 各登場人物がなんでそう行動するのかっていうのが理解できないか、またはなんとなくしか分からない部分が多く、ラストシーンでプリンスの音楽にライブハウスのお客さん達が感動するシーンはどうもムリヤリに見えてしまう。 やっぱりストーリーよりもプリンスの音楽そのものがこの映画を支えているという印象は否めません。しかしプリンスファンにとっては教典である。