歌行燈(1943)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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歌行燈(1943)

[ウタアンドン]
1943年上映時間:93分
平均点:7.50 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(1943-02-11)
ドラマモノクロ映画ロマンス小説の映画化
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タイトル情報更新(2016-02-14)【イニシャルK】さん
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監督成瀬巳喜男(演出)
キャスト花柳章太郎(男優)恩地喜多八
山田五十鈴(女優)お袖
大矢市次郎(男優)恩地源三郎
伊志井寛(男優)辺見雪叟
村田正雄(男優)宋山
柳永二郎(男優)次郎蔵
清川玉枝(女優)春木屋のお兼
原作泉鏡花「歌行燈」
脚本久保田万太郎(脚色)
音楽深井史郎
撮影中井朝一
製作伊藤基彦
東宝(東宝映画)
配給東宝
美術平川透徹
照明岸田九一郎
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2.能における「幽玄」や「妙」(柔和、優艶、優雅)の映画的表現ともいえるのが「松風」を伝授する松林の場面における自然光の傑出した美しさだろう。木立を縫って緩やかに下降するクレーンショットの情調。かすかに揺れる木漏れ日の光。山田五十鈴の無心の舞。明け方の路地を歩むショットとの的確なオーヴァーラップとその反復。それらが渾然一体となった絶品のシークエンスである。撮影担当の中井朝一氏、照明の岸田九一郎氏は、同じく能の様式を取り入れた黒澤作品『蜘蛛巣城』などでも優れたスタッフワークを見せる。岸田氏は『ゴジラ』を始め、数々の東宝怪獣映画も手がけることになるが、超自然的存在を照明術によって映画の中に浮かび上がらせるという意味で、能の世界を主題とした本作と相通ずるものがある。

ユーカラさん [映画館(邦画)] 9点(2008-12-08 23:05:40)
1.成瀬作品は文芸作品が光っています。これも名作ですね。因果が巡る必然と偶然のバランスが心地よい印象を残します。芸の道の厳しさと、素直に受け入れて耐える主人公が健気で、日本の伝統的美学によって輝いています。山田五十鈴は日本人形そのままですね。気品のある作品だ。
パセリセージさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-18 14:06:35)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
317.14%
417.14%
500.00%
617.14%
7428.57%
8214.29%
9214.29%
10321.43%

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