6.すごい濃度。電車の絵に埋め尽くされた部屋の狂気と無邪気が同居した美しさ、それを中和する武満徹の音楽。オープニングからどんどんひきこまれました。さまざまな人間の局面を切り取って哀しくもあり、可笑しくもあり、一つ一つのシーン、映像、構図、台詞、完成されていて極上の紙芝居というか写真というかとにかくどこをとっても美しかった。 【なすび】さん 10点(2003-02-16 22:04:03) |
5.黒沢明が始めてカラーに挑戦した映画です。石にまで色塗ったと言うじゃありませんか。画質がとっても悪いのにカラーに気合いが入っています。ストリーテラーという役割でろくちゃんが町中を電車のフリして走り回る。そして知恵おくれの自分と対比するがのごとく人間的にバカな人物が多くでできます。実は最も黒沢映画らしくない。そんな感じです。 【セクシー】さん 10点(2003-02-11 02:43:23) |
【鮭】さん 10点(2002-12-19 14:53:07) |
【ベン】さん 10点(2002-12-03 19:00:41) (良:1票) |
2.頭師佳孝が電車の運転をするシーンで何も無いのに自然に電車の音が聞こえてくるシーンは、誰でもが持つ子供のころの感性を喚起させる。黒澤さんが楽しんで作ってと思う。全編を通じて少年の視点で撮られているような気がしますた。晩年の映像美も少年の感性で作ってある、 【きれぎれ】さん 10点(2002-08-13 19:47:04) |
1.黒澤明の最高傑作。恐妻家の伴淳三郎と乞食の親子のエピソードは何度観ても泣ける。 【クチイシ】さん 10点(2002-01-18 21:54:53) (良:1票) |