5.雰囲気が最高。何気ないシーンからにじみ出てくる性格や心理、優しさが心地よい。ちぐはぐさを出すことにかけてはジャームッシュはほんと天才だと思います。これぞ映画。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-05-09 00:49:57) |
4.最っ高に癒される作品。居心地最高。出来合いな恋愛映画ばっかり見てきたから、この映画を見たときの嬉しさはとんでもなかった。ウィリーとエヴァがテーブル挟んで向き合って話すシーンとかマジでリアル。ウィリーが一生懸命楽しい話しててもスゲー不器用で伝わらなくて、そんな話にエヴァは戸惑いながらも何とか合わせてあげたい、ってあの空気。うわぁ辛いなぁ(笑)って感じ。こんな二人の良い緩衝材として働くエディも生かされてる。もっと言えばウィリーとエディの関係もマジでリアルな良い友達だし。モーテルでのウィリーのベットが無いシーンとか大好き。この映画に潜んでいるフッと通り過ぎていく自然な笑いの落っことし方は天才的。観終わってすぐに二回目観たのを覚えてる。 【ハッシーふりかけ】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-19 22:06:13) (良:1票) |
3.この映画を一言でいえば沈黙の美学。この作品はとにかく沈黙が多い、エヴァが出ていった後のウィリーとエディ、そしてエヴァの彼と3人で映画を見るシーン(かなり笑える)は特に沈黙が長い。もしそれを退屈に感じたのなら、残念ながら今作はあなたに向いていない。例えば、意味もなくテレビを見るウィリーとエヴァのシーン。話のかみ合わない二人はブラウン管から流れる異星人がどうのといったくだらない番組を意味もなく見る。そして生まれる沈黙の空間。なぜか無駄がない完璧なシーンに思え引き込まれる。それは人間のさり気ないしぐさ、ディテールまでこだわるジム・ジャームッシュ だからこそなし得た結果なのだ。仲がとりわけていいわけでもない、価値観も違う、すれ違いばかりの3人。人によっては、ラストに物足りなさを感じるかもしれない、それは結果ばかり求めて過程を楽しんでいない証拠だ。楽しいのではなく、楽しめるかどうかが問われている。個人的には何度も見たいと思わせる作品。 【ゆたKING】さん 10点(2003-03-25 09:05:03) (良:3票) |
2.好きか嫌いか判断するだけじゃなく、何故支持する人がいるのか、またはどこがメインの持ち味なのか考えてみよう。表現方法やセンスが抜群に生きている。この映画がわからないってのは世界の半分しか理解出来ないって事だよ。 【まきびし】さん 10点(2003-03-03 18:04:18) |
1.ジェイホーキンスの音楽とちょっと汚れたニューヨーク。小粋に~帽子を被ったちんぴらジョンルーリー。どのシーンをとっても粋なポスターになりそうです。淡々と面白おかしくちょっと切なく、上品な映画ですね。特に好きなシーンは部屋を女の子が掃除するシーン&パッケージ入りブレックファーストを食べるシーン&おばあさんが止めるのを無視して女の子を連れ出すシーン・・・あのおばあさんとってもいい!粋で粋で・・・もう文句なく大好き!!な映画です。こんな映画を観ると映画はいいよなあって^^ 【カナシミ】さん 10点(2003-02-10 21:44:22) |