54.アルパチーノ登場の第1シーンを見て即、こりゃ良作だと直感。自分がチャーリー系ということもありこっちは即チャーリーに感情移入してしまって、フランクに圧倒されぱなしだった。女性を口説くのが上手いそれだけの話術を持っていると振っておいての、ラストのシーンの説得力。その迫力、こっちまで息を飲んで見入る。素晴らしかった。話の内容も。まさしくこれぞカタルシス。校長の憎まれ口も演技演出もそれを盛り上げた。ジョージ見て、フィリップシーモアホフマン似、みたいだなあと思ったら当人。若すぎる。びっくり。この作品に関しては絶対字幕、とにかく、この作品はアルパチーノの演技が全て。アカデミー賞当然。おめでとう、ありがとう、アルパチーノ。フーアー!。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-07-27 20:27:55) |
53.二人にとってこの出会いはお互い掛け替えのない財産だっただろう。対極な二人が出会い、その二人の運命が大きく変わっていくというお話は使い古されたよく使われるパターンではあるが、このアルパチーノ演じる中佐はかなり強烈で魅力的。私にとってもこの作品との出会いは財産。最高。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-01-16 17:33:59) |
52.盲目の不良中年と悩める若者が意図せずして互いを窮地や絶望から引っぱり上げるんですね。大佐は培ってきた人生経験で チャーリーは若者らしいまっすぐな誠実さで。A・パチーノが見事に造形したスレード大佐の人物像が深い深い。光を失ってすっかり偏屈になりながら、弱点であるところの女性が絡んできたときの隙のみせっぷり。チャーリーでなくても脱力するこのゆるさ、この可愛げ。男のひとのこの種の愛らしさを演じたらA・パチーノは天下一品だと思うのです。講堂での大佐の演説は全ての大人必聴。 【tottoko】さん [地上波(字幕)] 10点(2011-07-27 17:17:43) |
51. 17年前に上映された作品なんですね。予備知識なしに観たのですが、冒頭から主演二人のやりとりに惹きこまれて時間を忘れてしまいました。 障害者を演じると何故か必ず賞をもらえる…以前から「アカデミー賞」というものに偏見を抱いていましたが、もうそんなことどっちでもいいです。 それにしてもタイトルで損してますよね。このタイトルじゃ、あんまり観ようとは思わない。 比較する訳じゃないけど、観終わって「ショーシャンクの空に」と同じ充実感をを味わいました。「希望」です。 92年のバブル期よりも今、この最悪の社会情勢のほうが価値を見いだせるのではないかと思います。 フィクションを馬鹿にする人たちがいますが、自分を見つめ直すきっかけが出来れば、それは価値のあるものだと思います。私にとって本作がそれに当たります。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 10点(2009-02-03 09:37:32) (良:1票) |
50.この映画は僕の最高の映画。脚本、演出、そしてアル・パチーノのすばらしい演技が、男が生きるとはこういうことだと教えてくれる。そして、そこここに散りばめられた、数々のアドバイスも。 一人の人間が、男が、生きるとき、そこには多くの間違い、痛み、そして後悔がある。そのすべてがこの映画に詰まっている。 正直、この映画をみて何も感じなかった男とは話もしたくない。間違ったことを覚えてないか、後悔をしてないか、さもなくば、痛みを知らない人間に違いないと思うからだ。 これからも僕は、自分が闇の中にいると感じたらこの映画を見るのだろう。そして、もつれても踊り続けるようと思うのだろう。 |
49.今まで観てきた映画の中での最高傑作。特に最後の30分、涙が止まらない。ストーリー、映像、アル・パチーノの演技、どれもが最高。この年のアカデミー賞では作品賞を逃したが、いまだに不思議。自分の中ではこの映画がアカデミー作品賞を受賞している事になっている。とにかく最高傑作。 【ポンクー】さん 10点(2004-06-01 18:25:57) |
48.タイトルと違う。。。頑固な男は熱い、惹かれる。媚びないてすばらしい。寂しさはやっぱ誰かが誰かを支えてあげるもん。そうすりゃ色々変わるはず。このDVDのジャケいい、寄り添って歩いてる。 【ヒロヒロ】さん 10点(2004-03-22 17:45:12) |
47.ビデオ鑑賞でしたが、期待しないで鑑賞しましたが映画に引き込まれてしまいました、脚本がしっかりしているので、最後まで飽きない作品でした。何回見ても飽きないと思います。 【SAT】さん 10点(2004-03-14 22:42:35) |
46.まさかこんな映画やとは予想もしてなっかた。盲目のおっさんと青年の心の交流の物語やなんて。題名にウーマンときてるから、なんかラブストーリーって思ってもーてた。観た後、人生がんばんなきゃって思える映画やった。それに心情の変化を表してリズムを変えるタンゴがえーなー。ちなみに日本吹き替えのビデオで観てんけどパチーノの吹き替え、個人的に好きやわ。「続けていくしかない」「タンゴのようにか・・」でジーンときた。「フーアー」って本当にゆーてるんやね。また字幕で観たい。 【なにわ君】さん 10点(2004-03-09 02:35:50) |
45.文章でいう行間を読む力があれば、アル・パチーノが何故派手にわめきちらし、鬱になり、笑い、恫喝する演技をあのようにアプローチしたのか、その理由と表現しきったそのすごさを思い知ることが出来る。私は台詞に散りばめられたエスプリにしびれた。私もこの映画を観て以来、しばらくはジョン・ダニエルを飲んだものだ。人生に躓きそうになるたびにこの映画を観てる。 【j-ice】さん 10点(2004-02-29 05:30:18) |
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44.アクション映画以外も観るようになったのはこの映画がきっかけ。そういう意味では10点以外にない。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2004-02-18 12:13:40) |
43.これにグッとこない人は、人生ナメてるか、人生捨ててるに違いない。 銃を手にしたあのアル・パチーノの苦しみに共感し、クリス・オドネルの まっすぐな涙に感動できなかったのだから。シンプルだが力強いこのテーマを 小粋な演出たち(ジャック・ダニエルズを"ジョン"とよんだり、女性の香りを言い当てたり) が鮮やかに彩る。そして最後の「フーアーッ!!」(ちなみにこの意味不明なかけ声は、アメリカ海兵隊やらレンジャー部隊やら が使うかけ声。「チェストーオッ!」みたいなモノ? 違う?)。アル・パチーノのオーバーな演技にはいい加減、 食傷気味だった私も、ついつい胸が熱くなってしまった。と同時に、私が 彼らの立場だったら、こんな勇気はきっと持てないだろうなと、落ち込んでみたりした。 最後に、この映画 の教訓を→「人生はダンスと同じ。つまづいても、転んでも、最後まで踊り続ければ、 ちゃんと格好はつくもの。」 【あまでうす】さん 10点(2004-02-13 11:26:10) (良:1票) |
42.いい映画だ。人生勉強になりますね。非常に多くの心に残るシーンやセリフがありどれも心に沁みます。特にタンゴのシーンは素晴らしく鳥肌が立ち大きな感動に包まれます。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-01-21 12:09:36) |
41.あの演技、迫力、私はこの映画のアル・パチーノが一番好きだ。 やはり最後の演説のシーンはジーンときます。 【たけ】さん 10点(2003-12-21 22:19:17) |
40.これはいい。女性にお薦め出来る映画。アル・パチーノが ゴッドファザーと違う別の味を出していて最高ですよ。 【ゼファー】さん 10点(2003-12-12 02:16:52) |
【にゅうたいぷ】さん 10点(2003-12-03 13:51:21) (笑:1票) |
38.アル・パチーノに惚れた映画。タンゴを踊るアルパチーノの表情にはこっちも微笑んでしまいます。そして演壇での演説はアルパチーノ節の炸裂で聞きほれてしまいました。心に残る名作です。 【ピニョン】さん 10点(2003-11-16 02:16:27) |
37.街を歩いていて、いいニオイがすると、思わず「フ~ア~!」と叫びたくなる。そんな映画です。 【STYX21】さん 10点(2003-11-13 21:20:27) |
36.タンゴ、ファラーリのシーン、最後の演説が素晴らしい。が、それも彼が張り続けてきた虚勢とそれゆえの孤独があってこそ心に響く。一人の盲目の退役軍人の人間そのものを演じきったパチーノが素晴らしい。孤独と人生の闇に怯えながらも、他人と分かち合う術を知らない不器用な主人公に共感を禁じえない。私の生涯最高の映画の一つです。 【犬】さん 10点(2003-10-29 01:26:19) |
35.この映画のアル・パチーノから男の格好良さを教わった。普段は飲んだくれのスケベ親父なのにきめるべき場面ではきっちりときめる。そのギャップがいいのだ。盲目軍人スレイドは、人のことを罵倒できるほど立派な人間でもない。にも拘わらず他人にはやたらと厳しいのだから嫌なおっさんではある。だが、その矛盾ぶりが逆に現実の人間らしくていいのではと思う。そういうところが私の父親にそっくりなのだ。俺もいつの日か自分用に仕立てたスーツを着てみたいと思う。個人的な思い入れがあまりに強いので10点を。映画終盤、アル・パチーノがクリス・オドネルの顔を撫でる場面を思い出すたびに何故か涙が込み上げてくる。 |