19.哀愁漂う音楽が耳を離れなくします。ホリーハンターの演技がきれてます。 雨、森、海、子供、衣装、どれも目に焼きつき一枚一枚の絵が綺麗。 【エーテル】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-08-26 02:39:04) (良:2票) |
18.映像、音楽、俳優陣の演技が創り出す退廃的な雰囲気がとても美しい。「美しい映画」が観たいという方には本作を一番にお勧めする。ただ物語としては万人向けでないことは確か。感情移入出来ない人もいるだろう。私は素直に感動出来ました。 やはりこの映画といえば何よりこのテーマ曲。いつ聴いても感動させられる。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-01-25 17:23:24) |
17.ホリー・ハンターが自分のすべてを捧げて演じきった感じがとにかくたまりません。彼女は、この作品以前と、以後で別人です。言葉をしゃべれない演技というのは、役者の力量がはっきりと出てしまうものです。まさに目の演技とも言える鬼気迫るものを感じます。監督の映像センスもすばらしく、特に浜辺で箱から出せないままのピアノを弾くシーンはどうしてこんなに、心が揺れるんだというくらい美しい。ストーリーの下敷き自体は、正直どこかで見たことのあるものですが、ラスト近くの衝撃は、そんなどこか批評家的な見方を吹き飛ばします。10年ほど前に見ましたが、久しぶりにコピーしたテープが出てきて、鑑賞。今見てもまったく色あせることがない。まさに名作です。 【如月CUBE】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-10-04 18:05:53) |
16.美しい。映画館で(試写会でしたが。)、最初から最後まで画面に釘付けでした。音も色もとても美しい。海岸に置きざりのピアノ、海中に浮かぶ姿、雨の中の写真。 |
15.良かった~ ホリー・ハンター演じるエイダの女の生々しさが格別! 難解な映画かと思いきや、かなり共感し、物語の世界に入り込んでしまいました。最後がプチハッピーエンドだったのも○。アンナ・パキンは、最近美人路線できらいだけど、この役はとても良かった。かわいくて、生意気で、本当は良い子なのに、環境のためにひねてしまっている女の子をとても活き活きと表現していたと思う。カイテルさんかなり不評ですが、わたしはリアリティーがあって良かったと思う。女は腹に惚れるわけじゃなし。 【ともとも】さん 10点(2003-09-01 21:34:50) |
14.傑作です。よく作られている。きっと男の人にはわからない映画なんではないでしょうか?ラストまでの持っていきかた、素晴らしい!計算尽くされたシナリオです☆ 【もちもちば】さん 10点(2003-07-16 02:14:58) |
13.ピアノが好きなので、簡単に感情移入できた貴重な一本。曲が綺麗、画も芸術的、ストーリーも文句ありません。 【フィャニ子】さん 10点(2003-06-29 15:51:40) |
12.映像が美しく、音楽も良い。あまり語りすぎていない(少々説明が足りない部分もある)が故に、ハンターの演じるエイダの内面を、ピアノの音にシンクロしながら自分勝手に想像して観た。ピアノが彼女の言葉の代わりであり、意志と感情である。それを捨てさせて自分の保護下に入れようとしたダンナの行動もわかるような気がするが、やはり、女性としては主人公母娘に共感する。ピアノを与えた原住民の男は、彼女の存在そのものに興味を抱いたのである。彼女の内面を解き放ち、直接捕らえようとしてくる男に、エイダは答えたのだ。「娘にとって、ああいう母親は道徳的に問題がある」という意見もあるが、閉じこめられた母親の悲しみに、娘が気づかぬはずない。 【ルクレツィアの娘】さん 10点(2003-05-26 13:57:31) (良:1票) |
11.なぜこんなに低い?不条理でありながら美しい映像との見事なまでのバランス感覚がたまりません。もう芸術作品です。 【旅立ちの日】さん 10点(2003-05-23 17:23:06) |
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10.素敵な映画なのに‥平均点を上げなければ、という使命にかられちゃいます。 【はっぱ】さん 10点(2003-05-13 03:42:18) |
9.アンナ・パキンは「ミツバチのささやき」のイサベルとどこか似ている・・・って思ってるのは俺だけ? 【青人】さん 10点(2003-04-28 03:55:43) |
8.美しい映画。官能的であり、情熱的でもあり、人間の生と性を大胆に描いた、カンピオンの野心作。言葉を失った(封印した)エーダを、頭でっかちにならず、繊細に情熱的に演じたハンターの演技は素晴らしい。この映画で重要な役割を果たした、マイケル・ナイマンの、心の奥底に潜む感情を掻き立てるような、美しくかつ叙情的なピアノの調べが、とても深い余韻をもたらすのに成功している。 【ノブ】さん 10点(2003-02-02 12:35:42) (良:1票) |
7.良い映画です。この映画を知人に勧めたら「主人公の感情がわからない」と言われました。わからなくたっていい。映画って、そういうものでしょう?私は、この映画の存在感が大好きです。象徴的な最後のシーンも好きですよ。 【とーる】さん 10点(2003-02-02 05:39:52) |
6.これは、あやうく刹那的な恋の感情が心的呪縛の開放とともに愛へと転化した幸福な物語なのだろうか。僕のようなプチニヒリズム的心情の持ち主には、素直にそのようには受け入れがたいところもあったのだけれど、う~んと考えてみるにつれ、こんな始まりを感じさせるハッピーエンディングな志向は、古今東西の恋物語を見回してみても、多少なりとも画期的なことだし、ある意味では確信的なことかもしれない。そこには、「The piano」の作者の水脈に対する信頼度の問題があるけれど、この物語がとても誠実であり、実際に僕の心をぐぐっと惹きつけてやまないという事実があるのは確かなのです。主人公にとってのピアノは内面世界の象徴であったと思うんだけど、最後に彼女がピアノを断ち切ることによって何を失い、何を得たのだろうか。ピアノ=内面の象徴化=自己の観念化という図式で考えれば、当初彼女の凝り固まった内面には、地平としての他者が不在であり、だからこそ、突如現れた他者としての恋感情が強烈にして彼女のピアノの旋律を狂わせたのだと思う。この恋感情が彼女を突き破り、現実をも転覆してしまうところはやっぱり確信的です。このハッピーエンディングには、彼女が欠損者であることがひとつの大きな要素となっていると言えるのではないかな。欠損からの快復の物語がエンディング以降に語られるのだろうけど、恋感情からストレートに移行するように思える、そこに恋と同列の可能性をもつある種の「癒し」の感情を強く感じることができる。こんなことを考えるのは初めてなので、うまく言えないのだけど、この作品は、終わりが始まりとなるような新しい可能性をもった画期的なラブストーリーなのだということがいえないだろうか。<最後に、、、この作品の邦題はやっぱり単純に「ピアノ」とすべきだったのではないかなぁ> 【onomichi】さん 10点(2002-12-31 01:30:04) (良:1票) |
5.頭をガツンとなぐられたような骨太な一本だったなー。 【ちずぺ】さん 10点(2001-09-08 23:14:33) |
4.私ははじめ音楽自体にほれて、その後映画を見たのですが、あの美しさにも合っていて期待通りでした!!でもハーベイの出っ腹はそんなにNGでしたか??私は全然気になりませんでしたけど。この映画が芸術作品として目指されていたとしても、腹が出てるかどうかというのは問題になりますか?うまく言えませんが。敢えて言うなら、私はダンナさんももうちょっと前に出して欲しかったかなあ。ドロドロになるのは嫌ですけどね。ホリー・ハンターも素敵だった★また見たいですね! 【ユカチン】さん 10点(2001-09-08 18:07:37) |
3.邦題名が気にいらないが、作品自体はここ最近のベスト1 |
2.私はカイテルの体はナマナマしさがあって良かったと思います。一人の女性を巡って二人の男の愛し方の違いが愚かにも切なくも思えました。女の愛するものまで愛そうとする男。女の愛するものに嫉妬し、女だけを愛する男。ピアノの音色が切なくも良かったです。 【LISA】さん 10点(2001-08-06 14:43:37) |
1.すばらしいでしょう!あのピアノの音色が耳からはなれませんよ。 【Miki】さん 10点(2000-05-06 14:15:02) |