【pillows】さん [DVD(邦画)] 10点(2014-04-08 02:37:26) |
36.台詞が全部頭の中に入っている位、何度も何度も観た作品。宮崎アニメの中でも、殊に怒り、憎しみを含めた凶暴な本能を際立たせている。内容が似ている作品、ナウシカと異なるのは、人間と自然という対立構造がよりハッキリしている事だ。かつてナウシカによって再び結ばれた大地との絆は、再び人間によって壊された。怒りと憎しみの連鎖を断ち切ろうとするアシタカの姿は、かつてのナウシカを思わせる。最終的に双方の関係が改善されたのかはわからない、しかし、人間と自然、怒りや憎しみを超えて、獣神-命そのもの-は、私に「生きろ」と言ってくれた。命は、獣神の静かな佇まいの様に、存在し続けるのだ。 【よーこ】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-01-30 17:34:54) |
35.映画から「力」(ちからだよ)や「勢い」を感じることはなかなか無いが、この映画はどこを切り取ってもこれら+αが伝わってくる。またそれをアニメで表現出来るジブリは、本当に凄いと思う。 【ホーマー】さん [映画館(邦画)] 10点(2006-05-01 23:52:43) |
34.ものすごい。これは何か精神的な世界に感じてくるものがある。観ていて神々しいと何度感じただろう。 【ちーた】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-04-27 05:50:01) |
33.宮崎駿の集大成と言っても過言ではないと思う。 【十人】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-04-23 00:33:22) |
32.すばらしい。美しい日本を感じさせる映像、さらにすべての登場人物に魅力を感じさせる演出・・・本当にすばらしいアニメだと思います。音楽もすごくマッチしていました。宮崎アニメにはほとんど思い入れはないけれど、この作品は別格で、私の中でNO1のアニメです。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-31 02:31:20) |
31.友人達に、「まあつまらなくはない」とそっけない感想を聞かされていたのと、監督が制作をこれで最後にすると言っていた(当時)ので、これが最後の作品という思いが重なり、なかなか見るふんぎりがつかなかった。しかし、最後の最後、都心から離れたはるか遠い映画館で見ることができた。スクリーンに広がったその光景は、体の震えが止まらないほど荘厳で迫力のあるものだった。もののけや人々が個性をもち、まるで生き生きとしている。そして何より「生きる」自分の命の価値を、考えさせてくれるものだった。ナウシカでは人<自然だったが、この作品では人が本当に自然と分かち合える人間を目指していこうという、また違う観点から見せつけてくれた。手のひらに、脈々と打ちつづけている血液の音を、感じさせてくれた一生忘れることのできない作品だ。 【sherlock】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-08-29 22:13:24) |
30.宮崎さんのこのアニメに賭ける強い想いを感じました。今までになかった残酷で力強い表現力は、観る人を圧倒して強烈な印象を残してくれます。宮崎アニメはこの作品が一つのターニングポイントになっているような気がします。個人的に石田ゆり子の声が好きです。 【ばかぽん】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-11-28 14:22:56) |
【タコ】さん 10点(2004-06-21 19:12:08) (笑:1票) |
28.ただのアニメではない、非常に考えさせられる映画でした。なにしろあしたかがかっこいい!あんな男性現代にはいないですよねえ。いたらある意味怖いですが。 【あしたかこ】さん 10点(2003-12-01 18:32:22) |
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27.映画館を出た後、風を肩で切る歩き方をしている自分に気づきました。上映中、鳥肌立ちまくり。アシタカかっこよすぎる!全体のテイストは今までの宮崎アニメとは違うけれど、日本古来の思想とか、文化をうまく取り入れて作られている気がする。それに絶妙にマッチした音楽がさらに鳥肌を増強させます。 頭をがーんと殴られるような衝撃を受けた作品。 【keipon】さん 10点(2003-11-10 20:46:25) |
26.この映画はラストの『生きろ』これに要約されると思う。監督は、これが引退作と言ってたけど、それは本気だったはず。だからこそ、この映画はちょっと変な言い方をすれば、“監督の卒業試験”的なメッセージ。難しいと言う人がいる反面、環境保全のメッセージがあざといと言う人もいた、自分は、そのどちらでもないと思う。なぜなら、エボシは“人”を、もののけ(神)は自然を代弁、さらにアシタカ、サン、ジコ坊、など多くの言い分を、少々の痛み(バイオレンス)と共に見せた上で、『生きろ』・・・これは、人が生きて行く上には、必然的に自然も破壊する、その業は変えようもない・・それでも『生きろ』と・・・その強いメッセージは、日常のありとあらゆる場面にも当て嵌まり、とにかく『生き』てみろという監督が子供達に最後に与えたかったメッセージではなかっただろうか。ナウシカのマンガが13年続き、最後に『生きろ』と言ってみせたように(という意味では、全く違う世界観にしたナウシカの続編に思えた)、監督は、ほとんど全作品で言ってきた“自然保全”以前の、人間に対する尊厳と賛歌を見せてくれたように思う。自分にとっては不朽の銘作。 【ウメキチ】さん 10点(2003-11-02 00:14:53) (良:1票) |
25.「風の谷のナウシカ」から13年……という映画コピーが示すように、「もののけ姫」は「風の谷のナウシカ」とよく似ている。それは、物語が類似しているということではなく、本編で描かれる何倍ものバックストーリーが壮大に広がっているということにおいてである。宮崎駿の凶暴なまでの哲学性と世界観、深遠なるテーマが詰まった今作が、紛れもなく傑作且つ非常に価値のある映画であることに疑いの余地は無い。そして、幼年時から繰り返し観てきた「風の谷のナウシカ」がそうであるように、この映画が、広い世代にとって偉大な映画になることは間違いないだろう。 【鉄腕麗人】さん 10点(2003-10-23 11:30:50) (良:1票) |
24.間違いなく傑作でしょう!!賛否両論あるようですが私は大好きです。壮大な音楽と映像がやはりジブリらしい。ストーリーも全くナウシカのリメイクではないと思うのですが・・・。ナウシカと同じく自然との共存がテーマとなっているのは、それは宮崎氏が自然を大事にする人だからなのでは? 【織姫】さん 10点(2003-09-08 22:55:42) |
23.私の周りにはこれ好きって人が全くいない!それに反論します。だから長くなります。この作品は単に自然破壊や環境汚染を非難するエコロジーアニメではない。人間と自然の共生の難しさ、そしてそれは可能か、たとえ不可能としても、そうする努力を惜しまない事こそ、人類に課せられた指名ではないか、というメッセージだと思う。浅い見方をしたならば、エボシやジコ坊は「悪」と取られてしまうのか。だがエボシはいわゆる開発促進派で、周囲の労働者からは絶大な信頼を得ている。そのエボシを利用したジコ坊達だって、強欲ではあるが極めて現実的で最も人間らしい。「不老不死」という人間の永遠のテーマの為に、そこまでする勇気に感心する程だ。それぞれのエゴから勃発した抗争は、今始まった事ではなく、これまでも、これからもずっと続くだろう。どれが悪でどれが善だなんて結論はつけられない。作品の終わり方について「だから?」とか「問題提起だけの終わり方」とか言われるけど、シシ神は、シシ神の森とタタラ場の対立的な環境を全てリセットし、ゼロからのスタートを望んだんだと思う。そして人間たちが今回の騒動を教訓に『人間も自然も』住みやすい新たな環境を、人間の手によって築く事を課題にしたんだと思う。作品で問題を提起されたら、それについてそれぞれが考え、自分なりの答えを出せばいい。だからここまで書いた事も私個人の考え。当たりかはずれかなんて分からない。あともう一つ。かなりハリウッド的なストーリーだと思う。以前BSで「スターウォーズ」に大きな影響を及ぼしたジョーゼフ・キャンベルという神話学者の事を言っていたのでそのまま書きます。→彼は世界各地の神話や民話を検証して「英雄は旅をする」という共通項を見出した。それによると、1.若者は重要な使命を告げられて故郷を追われる。2.若者は旅の途中で永遠の女性と出会い、魔物と戦い、困難をくぐり抜けて最後に故郷に帰る。 まさにこの構想にのっとって作られている(帰ってはいないが)。ここでの英雄アシタカは最初から英雄だった。彼の成長記にしなかったのも「自然環境の再構築」が最終テーマだったからだろうと思う。 【ちゃか】さん 10点(2003-08-09 17:10:46) (良:3票) |
22.皆さんお好きな「宮崎作品内での比較」で言うと・・・・、一番わけわかんない作品。と同時に、一番何回も観ようと思える作品。次に、宮崎ブランドから離れて考えてみても、これほど日本的自然を壮大に表現できている作品は稀だと思う。冒頭のアシタカが旅立つシーンには鳥肌がたつ。「環境映画だ」と言いたいわけではなく、一日本人として誇れる(映画に絶対的意義を求める人には勧められないが・・・)。まぁ、とりあえず私は大好きです。考えるのではなく、感じる映画。 【ゆ】さん 10点(2003-06-24 00:10:17) |
21.意外に意見がわれているようだけど、紛れもなく大傑作だと思う。「風の谷のナウシカ」同じくらいに深遠で果てしない。映像の迫力も素晴らしく、アニメーションの可能性をさらに高めた作品だと思う。 【スマイル・ペコ】さん 10点(2003-05-27 15:30:56) |
20.「生きろ!」というメッセージを真正面からこちら側(観る側)にぶつけてきたところにどひゃーとなります。が、どの映画にも言えることですが、作品というのは基本的に良し悪しではなく、見た人それぞれがどう思ったか、が重要だと思います。ましてもののけ姫の場合は、「生きる」ことがテーマ。人の数だけ答えがあって当然ですよね。変にこの映画を探るより、自分が感じたことが何だったのかを探るほうが、あるいは「答え」が見つかるのかもしれませんね。 【瑛久】さん 10点(2003-05-16 19:50:48) |
19.宮崎作品の集大成だと思います。森林描写にも感動したし、何よりも、エボシのキャラクターが最高です。人はそう簡単に善悪には分けられないのだと改めて実感しました。今までの映画のキャラにはない深みがありました。映画の内容というか、問いかけている問題もとても深くて、アニメの最高峰どころか映画そのものの最高峰だと思います。日本の実写映画も負けずにがんばってほしいとおもいます。ただ、腕を切り落としたり、首が飛んだりするシーンは怖かったとおもいます。子供にはちょっと・・な作品かも。 【しゃぼんだま】さん 10点(2003-05-11 09:59:55) |
18.小学生の時みてすげーおもしろかった。しかしストーリーを理解したころには中学生になっていた(笑)でもいいんだ!おもしろかったんだもん! 【ジッポ】さん 10点(2003-04-28 22:07:54) |