1.市川崑先生の「吾輩は猫である」と2本立てだった。中学時代、国語の教員が、「吾輩は猫である」に熱く語ったので、見に行ったが、「猫」もひどい、この作品もつまらない…で、がっかりした思い出が残っている。
新幹線の騒音が問題になっているとは、その後、聞いたこともない。
その後、「猫」はもう一度見てみたが、やはり、市川先生の失敗作の一つだと思った。
今、その国語の教員と同じくらいの年齢になって、初めて分かるが、あいつはいい加減で、適当だっということ。さらにいえば、大人という連中がみんなそうである。若い人はもっと怒ったほうがよい。
とにかく、映画というものがダメになった時代の典型の作品でしかない。