1.原作小説のファンです。よって、映画を観るまえから登場人物に対する思い入れがありましたし、このボックス!の世界観は自分の中で勝手に作られていましたので、映画とのあまりのギャップに驚きを覚え、怒りを覚え、観終わった後の脱力感は相当なものでした。小説からの映画化ですから難しいのはわかりますが、あの小説をどう解釈すればこんな駄作になるのか不思議でなりません。まるでつまらないコメディー映画を観ているようで何度観るのをやめようか悩んだくらいです。原作者の百田氏はこんな作品になってしまって落胆してしまったんではないでしょうか?
映画は駄作だと思いますが、小説のボックスは高校アマチュアボクシングを題材にした素晴らしい作品です。