1.くだらねー!引き笑いすらできないほどのくらだなさ。失笑も数分で止まり、あとは苦痛に近い。いやホント、参りました。確かロシア?かどこかの監督が新しい主役俳優を探していて、たまたま観た「The Salinger」というバンドのライブビデオでVo.EDDIEを発見して、「これだ!」と触発されて作った映画らしいんだけど・・・。その主役のEDDIEが恐ろしく下手なんだわ。歌はね、僕は数枚CD持ってるんだけど、ライブにも一度行ったことあるんだけど、あんまりお薦めしないなぁ。最初はいい感じのパンクだったのにだんだんおかしな方向に行っちゃってね。ま、それはいいとして、結構カッコいいのよ、この兄ちゃん。売れてないバンドよりも俳優業やってみるかな?と観る前は思ってたんだけど、観たらそんなこと口が裂けても言えないよ。こりゃ才能ないかもね。しかし深作監督へのオマージュも笑えないんだよな。なんというか、痛いの一言に尽きる。こんなとき篠井英介のキャラは俄然光ってくるんだけど、それでも痛すぎるので笑えない。もうくだらなさすぎなのよ。安藤政信もなんでこんなダメ作品に出たんだろね、なんかそこが不思議なんですよ。言ってみれば、安藤政信出演の映画をコンプリートしたい人にしか観る価値ない作品なんだけど、観ても怒ると思われます。