1.元々の話自体が地味でドラマ性がないので、登場人物の心意気に期待したのだが、どれも救いようが無く、夢も希望もありゃしない。人間の身勝手さなんて現実社会で嫌と言うほど見てるんだから、それをありのままに描いてどうすんの?って感じ。<追記>9年ぶりに再見。最初見た時は期待とのギャップが大きかったのかな。改めて見ると、人間の身勝手さを冷静に見られるようになった自分の変化を感じたのと、時代の変化に翻弄されてきた人々の苦悩という点に関しては評価してもいいのかな?という気もした。せっかく時間を費やして映画を見るのだから、できる限りよい点を探していくように心がけたい。それにしても、吉永小百合は配役での非難が多いですね。実年齢と見た目・雰囲気が定まらない故の宿命なのでしょう。もう年齢不詳にしてしまえばいいのかと。