2.へちょちょ星人さんのコメントに著しく同意。原作を読んだことのある方なら見るまでもなくおわかりでしょうが、はっきり言ってこの小説を映像化するのは無理。「映像化不可能」という売り文句を良く見かけるが、そういう次元ではなくもう物理的に絶対無理。ひょっとしたら原作に忠実に撮るという道もなくはなかったかも知れないけど、実はこの小説、アイラ・レヴィンが映画界に仕掛けた挑戦状だったような気がする。「絶対に、映画化できない小説を書いてやれ」と思って書いたような作品なのに、これを映画化するなんて無謀にもほどがある。それでもやっちゃった人たちの厚顔無恥ぶりと勇気と根性には敬意を表する。本当にもう、誰か止めてあげる人はいなかったんだろうか。マット・ディロンに3点。