2.原作を読んでいない状態で見たが、そこそこ面白かった。・・・最後の1作品以外は。
「火星の運河」は映像が綺麗。
「鏡地獄」は正当派ミステリーという感じの作品で、モチーフとなる鏡がふんだんに使われていた演出がよかった。
「芋虫」はおどろおどろしく、人間の愛と狂気が描かれていて良くも悪くも印象に残る作品。
そして最後の1作品の「蟲」…。
漫画家が撮ったらしいが、少し荷が重すぎたように感じる。シーンが飛び飛びで、理解しづらい上に、グロテスクな映像や、虫の効果音が気持ち悪くて受け付けられなかった。
生理的な嫌悪感をもよおす最後の作品で-1点。