2. 一応コミックだけはずいぶん前に読んだんだけど、まあ原作に忠実っちゃあ忠実なんじゃないでしょうか。要は主人公や女の子達の拙い演技に我慢できるか? 演出のバカバカしさに我慢できるか? ってことなんでしょう。話題の「嘘だ!」は、ある意味ショッキングだよね。空中に文字まで出るからねぇ……。
それより何より、この手の映画を見ていていつも気になるのは、映画として一本の“作品”を作る以上、やはり最後は何らかの決着を着けるべきではないか? ということ。連ドラや毎週連載のコミックならいざ知らず、続編まで2年も掛けるんなら尚のこと映画なりの解釈で良いから決着は必要だろう。
こんな宙ぶらりんな結末では、観終わった後に観客が「嘘だ?」って言いたくなるよなぁ。