1.正直、どこが面白いのかも、素晴らしいのかも全くわからない。アカデミー作品賞にノミネートされていること自体が驚きだ。グロイシーンが苦手な人にはお勧めできない。
主人公のヴィカス(シャルト・コプリー)を含めて、人間側にはまともな奴(まぁ、何をもってまともとするかは疑問だが)は一人として描かれていない。闇の部分にスポットを当てたいのなら、別に人間だけに限ったことではないのだから、恣意的に過ぎるだろう。
しかし、あの宇宙船は空中で静止し続けられたのだろうか?(エンジンが動いていなかった雰囲気だが?)
ついで言うと、ヴィカスが浴びた液体は燃料だったのか、レトロウィルスのようなものだったのか、曖昧なままなので気に掛かる。