1.日本映画が一番不得手なファンタジー&ミュージカルジャンルに敢えて手を出した果敢な勇気は認めるけど・・・結果はあまり芳しくない。これって映画上の「嘘」をつくのがすごく下手な映画だと思う。観客が想像出来る範囲内の「いつもの」竹中直人の嫌な部分が出てしまっている。例によって例のごとしのキャラクターも、脇ならともかく出ずっぱりだと流石にゲップが。むしろ古田新太と役を交代した方が良かったかも。優香がテレビバラエティ番組のアシスト(Qさま!やバカ殿)だとカワイク映えるのに、ドラマや映画にあんまり出演しない理由が何となくわかったような。篠原ともえってそういやいたなあ・・・。やっぱ日本で夢の世界にいざなえるミュージカル映画作るってのは困難なのかもね。