女の警察のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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女の警察

[オンナノケイサツ]
1969年上映時間:83分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1969-02-08)
サスペンス
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監督江崎実生
キャスト小林旭(男優)篝正秋
小高雄二(男優)加藤汀三
十朱幸代(女優)玖島千代子
梶芽衣子(女優)福江美智子
内田稔(男優)佐本覚
内田朝雄(男優)詫摩周六
木浦佑三(男優)藤代課長
富田仲次郎(男優)宝部社長
加藤嘉(男優)大川作之助
神田隆(男優)田村編集長
十朱久雄(男優)小平
加原武門(男優)工藤幹事長
藤竜也(男優)松田
木島一郎(男優)光村
郷鍈治(男優)餅原
音楽佐藤允彦
撮影横山実
配給日活
編集鈴木晄
録音沼倉範夫
照明藤林甲
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1.“女の警察”を小林旭が演じています。でも女の警察って、一体何でしょう。なんとなく、敵から女性を守る正義の味方、みたいなものを想像してしまうのですが(多少はそういう役割も果たしているようですが)、基本的にはむしろ真逆。キャバレー経営会社の保安部長として、夜の街の女性たちを見張り、支配する、どっちかというと女性を食い物にする側の人間です。それを我らがアキラが、クールに演じる。この女性への容赦なさは、さしずめ現代版・眠狂四郎、ってなところか。でも狂四郎を演じると雷蔵は何だかミョーなことになってしまっていたけれど、さすがはアキラ、どんな役でもアキラ色に染めてしまう。無色透明に近い色だけど・・・。 しかしまあ、この1969年の作品、ロマンポルノ前夜という雰囲気が漂っていて、日活もだいぶヤキが回ったけど、まだフンギリがついていない、ってな感じでしょうか。明らかに「ここからはそのテのシーンです」と言わんばかりに、唐突に濡れ場に突入したりして、エロそうな雰囲気が休息に立ち込める。でもそれが雰囲気先行で、観てる側が恥ずかしくなる割に、実際には大したコトやってるでもなし。でもソッチ方面に期待せずに見れば、ちょっとしたご褒美があるかも??? それはいいとしても、このクールでダークな主人公をせっかく小林旭が演じているのだから、もう少しアクションを見せて欲しいところ。多少の乱闘はあれど、全体的にアクション少なめで、これは寂しい。 まるで売れっ子の作家が締め切りに追われて無理やり短編ミステリを書き飛ばしたようなストーリー、見せ場も少なく、しかし考えようによっては、「迷走している映画会社」でなければなかなか作れないタイプの作品、とは言えるかも知れませんが。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-12-31 06:12:58)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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200.00%
300.00%
400.00%
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600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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