16.クリント・イーストウッドがボクシングジムの老経営者役。ウエイトレスのバイトで身銭を稼ぐ30代の女ボクサーが、強引に弟子入りを請い、イーストウッドもついには折れるという流れ。おそらく、終盤の展開があった上で、逆算して、感情移入やリアリティのための前半という位置づけなのでしょうけど、あまりうまく機能していないように思いました。少なくとも私はあまり感情移入ができませんでした。ボクシングという、スポ根の中でも王道中の王道を扱った割には、薄味というか、熱さをあまり感じなかったのですよね。タイトル戦の白熱は伝わってきたのですが、逆に言えばそれ以外が鈍くさいというか。母親役の人は、ある意味ホラーかよっと思うくらいゾッとするところがあって良かったと思います。(なんか林眞須美的な狂気が見え隠れしてゾッとしました)ただ、バランスを考えると、女性ボクサーがあまり特徴がないのと対照的に、このバカ家族が、特徴的にバカすぎて、リアリティが感じられないというのもあるんですよね。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 5点(2023-02-13 19:41:09) |
15.可もなく不可もなく。偏屈なオヤジが経営するボクシングジムに女性が頼み込んで入門。コーチと共にボクシングで駆け上がっていくのだが。特にオチがあるわけでもなく、序盤が面白かっただけに残念な作品。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-04-16 08:46:19) |
14.ボクシングシーンはそれほどインパクトがなく、後半も陰鬱な雰囲気が先行してしまい、感情がついていかない。もっとマギーに絞って丁寧に描いて欲しかった。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-22 00:37:33) |
13.マギー苛められすぎ。百歩譲ってラストは彼女の尊厳を守った、という解釈があるのも分かる。ただもう鬼畜みたいな家族の描き方が嫌い。女性週刊誌みたいなあざとさ。げんなりする。こんなに分かりやすくしなくてもいいですって、監督。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-09-11 01:10:16) |
12.スポーツものかと思ったら、完全に人間ドラマだった。 前半と後半の色合いがかなり違っていて、正直戸惑ったというのが素直な感想。 テーマに関しては、まあ難しい問題だよね。鑑賞者の判断に任せるという部分もあるのかなと。 配役に関してはまったく問題なかったです。三人とも良かった。最後まで安心して観れた。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-02 04:06:20) |
11.どのような感想が一番適切なのか分らない物語でした。 そして、どういう時に見れば良いのかも...。 憤りを感じつつも「生きる根源」について丁寧に描かれている部分は とても人間的だと感じました。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-14 13:38:46) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-24 23:09:18) |
9.個人的にこれを観て改めて考えさせられるようなことはなかったけれど、人によっては考えるきっかけとなるでしょうから意味のある作品なんでしょうね。 「いつか死ぬのに生きている」という状況の中で何を選択するか。 そして、思うがままに生きても、必ずやって来る生かされている状態。 個人的にはああいう状態で死にたいと願っている人を生かすことはないと思う。 「死」を悪と捉えるような向き自体が理解不能(「生」賛美も同様に)。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-08-15 03:34:42) |
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8.うーん、重たい最後だったなぁ。 マギーの家族のひどさといったらむかっ腹立つし。 あなただけが・・と言われたフランキーにも最後の選択を迫られるし。 どうにもならんかったんかいなという辛さがありますね。 【ネス】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-10-04 16:02:58) |
【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-14 16:44:54) |
6.最初のほうはすごくおもしろかったけど、途中からつまらなくなった。しかしイーストウッドは歳をとってもかっこいいよね~。 【ホットチョコレート】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-04-19 23:33:18) |
5.いうほどの作品か微妙だった。これでアカデミー賞かーといった作品。 【十人】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-04-16 11:10:27) |
4.意外と評価が高くて少々驚いています。私の5点は決して高い点ではありません。まぁ人それぞれですが。ヒラリー・スワンクはたしかにうまい。鬼気迫るものがあることは認めます。彼女に限って言えば点数も8点クラスだと思う。とはいえ、あまりに鬼気迫りすぎて、その後の展開が見えるというのが悲しい。つらすぎるけれど、生きていて欲しかったし、生かしてほしかった、と。 |
3.率直に、おもしろくなかったし、泣けもしなかったし、考えさせられることもなかった。とにかく観終わったあとの後味がよくなかったことだけが、印象に残っている。ここにレビューするためにその理由を考えようとするのだが、どうしても答えがでてこない。他の方のレビューを読んでみても、いまいちピンとこない。これは言語化する以前の問題だ。おそらく自分が過去に経験した「祖父の死」が大きな要因だと思うのだが・・・。 というわけで、とりあえず現状は5点。DVDでもう一度観返して、その答えを見つけようと思う。 【708】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-12-09 07:10:01) |
2.イーストウッドの前作「ミスティック・リバー」と同様に、本作も最終結論は観客に委ねられた。ことの是非を描かない映画は少なくないが、これまた前作と同様、そうそうたやすく結論が出せない代物に仕上がっている。女子ボクサーという設定こそ目新しいものの、前半、いや4分の3はまあありきたりなサクセスストーリーが進行し、ふーんこれがオスカーかー微妙ーと思っていると最後の30分でひっくり返る。あまりに濃すぎる超濃縮ドラマを突きつけ、そのまま唐突にエンドロール、直後は何も考えられず、しばらくたって解釈についてうだうだと頭を巡らす。後引くという点ではなかなか興味深い構成だが、それでもそうたやすく意見を述べさせてくれない負の重厚さが、私をイーストウッドから遠ざける。 【ドレミダーン】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-21 22:39:54) |
1.「ミスティックリバー」、そして「半落ち」を見たあとではこの映画の印象は思っていたよりも高くはならなかった。が、本当の本当にクリントイーストウッド、モーガンフリーマンの演技を見れただけでも大満足でした。この2人の存在感というか、あまりにも熟練した演技には脱帽の一言。ある意味モンスターだと思ってしまった。物語があまり私好みではなく(先にあげた2作品もあまり好きではない部類に入る)、最後まで見るのに少々気力を要したので、やや厳しく評価で5点です。見終わった後は心底疲れを感じました。嫌いな映画とまではいかないのですが・・・。 【はむじん】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-07-01 02:35:40) |